結婚式での余興の注意点とアイデア集

友人の結婚式の連絡とともに「余興をお願いしたいんだけど……」との依頼があったとき、慌ててしまう人は少なくないでしょう。何を披露すればよいのか、練習はどこでするのか、練習時間を確保できるのか…とさまざまなことを考えていかなければなりません。

そこでこの記事では、余興で注意したいことや、余興の進め方についてくわしくまとめました。また、余興の内容決めに困ったときに役に立つアイデアも豊富にご紹介しています。さらに、よくある結婚式での余興の失敗例も集めたので、きっと失敗することなく余興を披露できるでしょう。新郎新婦にとって一生に一度の晴れ舞台である結婚式。余興を頼まれたときには、ぜひご参考にしてください。

Contents

余興を頼まれたときの進め方と注意点

新郎新婦から余興を依頼された場合、結婚式当日までにどのように準備を進めていけばよいのでしょうか。具体的な進め方や注意点についてみてみましょう。

新郎新婦から披露宴での余興を頼まれるのは、招待状が届く挙式2ヵ月前が一般的です。つまり、余興の準備期間も2ヵ月程度。それを念頭に置き、以下の点に注意して進めましょう。

  • 持ち時間、列席者の大まかな顔ぶれ、余興をするスペースの大きさを新郎新婦に確認しておく
  • 持ち時間内に収まるような余興を考える
  • 一部の列席者にしかわからないような余興内容にしない
  • 新郎新婦から指定されたメンバー以外にも加わってもらう場合は、新郎新婦側に確認を取る
  • 余興に必要なものを確認し、持ち込む必要のあるものや準備しておいてほしいものがあれば、事前に新郎新婦に伝えておく
  • 映像などの場合、式場によっては事前に提出しておかなければならない場合もあるため、提出期限についても確認しておく
  • 当日は最高のパフォーマンスを見せられるよう、十分に練習をしておく
  • 不明点などがあれば、その都度新郎新婦に確認する

なお、新郎新婦に余興の内容を伝えずにサプライズとしたい場合は、直接プランナーさんに相談しましょう。内容によっては事前に式場側と調整が必要な場合もあるため、誰にも伝えずまったくのサプライズとすることはおすすめしません

また、サプライズにしない場合でも、プランナーさんを紹介してもらっておけば、結婚式や新生活の準備に忙しい新郎新婦を通すことなく、余興について直接相談することができます。

なお、余興を行うにあたって忘れてはいけないことは、披露宴の主役は新郎新婦だということ。そして、余興は新郎新婦のために行うものです。ともすれば、自分たちの世界に入り込んで内輪だけで盛り上がってしまうケースも多いため、「主役の新郎新婦のために行う」ということを忘れずに、場を盛り上げてください。

内容を考える前に知っておきたい余興の傾向

結婚式で何らかの余興を行うケースは、かなり多くなってきています。最近の傾向としては、ビデオレターなどの映像上映やダンス、歌や楽器の演奏が多いようです。

また、結婚式の余興といえばゲストが披露するものというイメージが大きいですが、最近ではゲストをもてなす意味で新郎新婦が余興を披露するケースも見られます。

余興の数としては1~2組が多く、3組以上の余興が入ると進行があわただしくなりがちです。余興を依頼する場合は、式全体の予定時間やゲストの人数、進行内容などを総合的に考えて、最適な組数を決めるとよいでしょう。

披露宴の余興のアイデア一覧

披露宴の余興を頼まれたけど、何をしてよいか悩んでしまう…という場合も少なくないでしょう。そんなときに参考にしていただきたいアイデアをご紹介します。

なお、最初にピックアップする「スピーチ」は、そのほかの出し物とは別扱いで余興には含まないと考える場合もありますが、ここでは余興のひとつとして、アイデアや気を付けるべきポイントなどとともにご紹介します。

また、どの余興でも、余興を始める前や余興の最後にかならず新郎新婦へのお祝いの言葉を入れるようにしましょう。

スピーチ

以前は、ゲストが頼まれるとすれば、ほぼスピーチでした。話す内容を考えるだけで、ほかには特に準備することもないため、新郎新婦側にとっても比較的気軽に頼める余興といえるでしょう。

とはいえ、話す内容を考えるのはそう簡単なことではありません。書籍やネットで探せるようなありきたりな内容を話すと、聞いているほうも退屈です。かといって、ウケを狙うようなスピーチもハードルが高いうえ、ひとつ間違えばひんしゅくを買ってしまいかねません。

スピーチで話す内容としておすすめなのは、自分だけが知っている新郎新婦の長所やほのぼのとしたエピソード、感動的なできごとなどです。たとえば、新郎新婦との関係によって、次のようなことを話せば、お相手やお相手の家族にも新しい発見をしてもらえることでしょう。

  • 昔からの友達であれば、新郎新婦に助けてもらった、やさしくしてもらったなどのエピソード
  • バイト先の仲間や会社の同僚であれば、新郎新婦の仕事に対する姿勢
  • 会社の先輩や後輩であれば、尊敬できるところや高く評価しているところ

このとき、「一見、××(短所)のように見えますが、実は〇〇(長所)なんです」のように、少しの短所を織り交ぜて話すと、より新郎新婦の人となりが生き生きとします。

映像演出(ビデオ上映など)

新郎新婦のこれまでの人生を振り返るようなビデオを上映する余興はよく見かけますが、それ以外にも以下のようにさまざまな内容の映像演出が考えられます。

  • 出席できなかった友達や同僚、お世話になった先生などからのビデオレター
  • 新郎新婦の出会いからプロポーズまでの再現ビデオ
  • 新郎新婦の生家や小中学校を訪ねて、どのようにして今の新郎新婦となったかをドキュメンタリータッチで描くもの
  • 新郎の新婦に対する、あるいは新婦の新郎に対するサプライズビデオメッセージ

最近では、パソコンやスマホで簡単に映像編集ができるため、上映を余興に選ぶケースが多いようです。また、映像さえ事前に準備しておけば、当日は上映(再生)をお願いするだけですむため、余興を依頼されたゲストも緊張することなく結婚式に参加できることも人気の理由です。

ただし、連絡がしっかりできていなかったために機材の準備がされていなかったり、機材が正しく動作しなかったりして、きちんと上映できないというトラブルも少なくありません。会場側で機材を準備してもらう場合は機材の仕様をきちんと確認しておく、機材を持ち込む場合は事前に動作確認をしておくなど、注意を怠らないようにしてください。

また、式場によっては映像の事前提出を求められることもあります。その場合は提出期限についても確認し、期限までに仕上げて提出しておきましょう。

映像にはかならずテロップを入れる

映像を流す場合、会場のにぎやかな音で、テーブルによっては音声がはっきり聞こえない場合があるかもしれません。音声が聞こえないために映像余興の内容がよくわからず、面白さが半減してしまってはせっかくの努力も水の泡。そうならないためにも、ぜひテロップを入れることをおすすめします。

テロップを入れる際は、会場の後ろの席からでも読めるよう、文字サイズにも注意してください。また、1画面に入れる文字数は20文字前後、次のテロップに移るまでの表示時間は3秒程度が目安です。

なお、再生機器によっては画面の外側(周囲)が映らない場合もあります。そのため、テロップをはじめ新郎新婦の顔など重要な部分は、画面サイズぎりぎりの位置にならないように調整しましょう。

ダンス(フラッシュモブ)

ダンスは、歌や音楽に合わせて1人でも複数人でも踊ることができるため、さまざまな工夫を凝らすことができる余興といえます。

また、その場にいる人が音楽に合わせて突然踊りだすフラッシュモブも、最近人気が高まっています。ただし、フラッシュモブはある程度の人数が必要となるため、ほかのゲストに協力してもらう、あるいは専門のダンサーに依頼して式場のスタッフに扮してもらうなど、事前準備に手間がかかる可能性もあります。

しかし、たとえば新婦に内緒で新郎も突然ダンスに加わるなどすれば、大いに盛り上がることでしょう。

ほかに、チアリーディングなども2人を応援する気持ちを表すことができるおすすめのダンスです。

なお、いずれの場合も、余興を行うスペースがどの程度あるのかを事前にしっかりと確認しておきましょう。

ネタ系

新郎新婦の出会いやプロポーズのシーンをコント風にすると、ほかのゲストに楽しく紹介することができます。2人のことを面白おかしく取り上げながらも、しっかりと持ち上げ、感動するラストに持っていくことができれば、新郎新婦にも喜んでもらえるでしょう。

ただし、笑いを取りたいからといって、新郎新婦が恥ずかしい思いをするようなネタは絶対に避けましょう

歌・楽器演奏

素敵な合唱や楽器演奏も、お祝いの場を和やかなムードにしてくれる余興としておすすめです。合唱部出身や学生時代の軽音楽部の仲間、趣味で楽団に所属しているなどといった場合は、ぜひその腕前を披露しましょう。

そこまでの技術がないという場合でも、新郎新婦の今までの人生や、2人の出会いからプロポーズまでのエピソードなどを替え歌にして歌うのもおすすめです。替え歌は、歌詞が面白ければ歌唱力はそれほど問われないため、歌うときのハードルも低いでしょう。

なお、楽器を持ち込む際は、事前に会場に確認しておくと安心です。ピアノなどは会場に備え付けのものを使える場合もあるので、問い合わせてみましょう。

新郎新婦の出会いからプロポーズまでを寸劇やミュージカル仕立てにして披露するのも面白い余興です。シリアスに演じて感動のラストに持っていったり、コミカルに演じて笑いを取ったりと、工夫次第で仕上がりを変えることができます。

ただし、コミカルに演じる場合でも、新郎新婦の欠点を強調したり馬鹿にしたりするような演出とならないよう注意してください。

タレントからのビデオメッセージ

余興を自分たちで行なわずに、サプライズでタレントや芸能人からのビデオメッセージを流すという方法もあります。この場合、業者や事務所へ連絡することで、メッセージを依頼できます。

サプライズに新郎新婦が好きなタレントからのメッセージを流せば、喜んでもらえるでしょう。

ただし、出演費用がかかることや派手な結婚式を嫌がゲストの方もいるので、結婚式の参加者の傾向を事前に把握しておきましょう。

その他

新郎新婦の性格やライフスタイルをよく知っている友人であれば、新郎・新婦の「取扱説明書」を作成して読み上げるのもおすすめです。相手や相手側のゲストに新郎新婦の人となりを紹介することができるうえ、2人の結婚生活にも役に立つことでしょう。なお、短所は「取扱注意事項」としてユーモアを交えて書くのがポイントです。

そのほか、新郎と新婦にお互いに関するクイズに答えてもらうというのも盛り上がりやすい余興のひとつです。お互いにどう思っているかが暴露されるというスリリングな体験をしている新郎新婦を見るのは、ゲストにとっても楽しいもの。ただし、ここでも内輪にしかわからないようなクイズを作ると、ほかのゲストが退屈してしまいます。誰もが話についていけるようなクイズ内容を考えましょう

余興にかかる費用

余興によっては、機材のレンタル代や衣装代、小物の製作費などの費用が発生する場合もあります。また、楽器演奏であれば、練習のためにスタジオを借りることもあるかもしれません。

このような費用を誰が負担するかという点は、当事者にとっては悩むところですし、誰かに聞いたとしても意見の分かれるところですが、最近では余興費用を新郎新婦が負担するケースも増えてきているようです。

新郎新婦が余興にかかった費用を負担することを申し出てくれた場合は、遠慮せずに相談するとよいでしょう。そうでない場合も、どうしても費用がかかりすぎて1人あたりの負担が大きくなるときは、新郎新婦に相談してみることをおすすめします。

お祝いに包むお金以外にも出費がかさむことで、せっかくの結婚式にゲストが晴れやかな気分で出席できないのは、ゲストにとっても新郎新婦にとっても悲しいことです。

こんな失敗にはご注意を!

新郎新婦にとっては一生に一度の結婚式。だからこそ余興も失敗することはできません。ここでは失敗例をいくつかご紹介しますので、反面教師としてください。

内輪にしかわからないネタで盛り上がる

新郎または新婦とそのゲストにしかわからないネタや業界用語などを用いて内輪だけで盛り上がるような余興を披露すると、ほかのゲストは話についていけず、しらけてしまいます。

誰にでもわかるような言葉を使って、新郎新婦の人となりや昔のエピソードを相手のご家族や友達に紹介するような内容にすれば、会場内の全員に同じように楽しんでもらえるでしょう。

下ネタや元カノ・元カレの話をする

新郎側のゲストが披露しがちなのが、下ネタを含んだ余興。スピーチやコント形式で下ネタを連発したり、上半身裸あるいは全裸に近い状態で出し物をしたりすると、内輪では盛り上がるかもしれませんが、新婦側のゲストや親戚、上司などには引かれてしまい、ひんしゅくを買う恐れもあります。

また、新郎新婦のエピソードを披露する際に、ウケを狙って元カノや元カレの話をするのも避けたほうがよいでしょう。過去に付き合った人のことを相手に秘密にしている場合は、かなりまずい状況を招いてしまいかねません。また、たとえ相手がその元カノ・元カレのことを知っていて特にわだかまりを持っていないとしても、会場全体の空気が微妙なものになってしまう可能性もあります。

新郎新婦やゲストの気持ちを第一に考えて、ネタを選ぶことが重要です。

あまりにも低レベルな歌や演奏を披露する・練習が不十分

「楽器を演奏した経験がなくても、2人をお祝いしたくて一生懸命練習した」という気持ちが伝わるような演奏は感動を生む場合もありますが、それが聞くに堪えないようなレベルの演奏であれば、余興内容を変更したほうがよいでしょう。歌うのが好きだからといって、いくら練習してもあまりにヘタすぎるといった場合も、やはりやめたほうが賢明です。

一所懸命な気持ち、お祝いしたい気持ちは大切ですが、聞いている人が不快に感じる音楽はNGです。さらに、声量が大きすぎたり、楽器の音がうるさすぎたりするのにも注意しましょう。

また、いくら内容がよくても、練習が十分にできておらず中途半端なパフォーマンスであれば、場がしらけてしまいます。忙しい毎日の中では練習時間を十分に取れないのも仕方ありませんが、それでも可能な限り練習するように努めましょう。

自信がない・恥ずかしいといった気持ちから、中途半端なパフォーマンスとなるケースもあります。しかし、中途半端なパフォーマンスを新郎新婦やゲストに見せるほうが恥ずかしいもの。その場に立ったら、あとは自分自身も楽しむ気持ちで堂々と披露しましょう。

なお、余興を依頼された時点で、仕事などが忙しくて結婚式までに準備をする時間が取れないことが明白な場合は、早めに断りの連絡をしましょう。友人のたっての頼みだからと思い、断りにくいという気持ちはわかりますが、ギリギリになって「やっぱり無理」と連絡すると、新郎新婦にとって大変迷惑となります。

結婚式にふさわしくない曲を選んでしまう

結婚式のスピーチで「切れる」「別れる」「破れる」などの忌み言葉を避けることはよく知られています。それと同様に、歌や演奏を披露する際にも、結婚式にふさわしくない楽曲は避けるべきです。

「別れ」や「失恋」、「浮気・不倫」を歌った曲、「不幸」や「破滅」などをテーマに作られた曲などは、いくら美しいメロディーであっても結婚式にふさわしいものではありません。

とくに、外国語の歌を歌う場合やクラシック曲を演奏する際は、歌詞の意味や、どのような物語が込められている曲なのかを十分に調べて選ぶことをおすすめします。

映像が再生できない

ビデオレターや新郎新婦のなれそめエピソード再現などを上映する際に、DVDにコピーして会場に持ち込んだら、うまく再生できなかったというケースも少なくありません。これは、パソコンで作成したDVDが一般的なDVDプレーヤーで再生できないことがあるためです。

映像をDVD再生で上映する際には、事前に会場の機材できちんと再生できることを確認するか、再生できる機材(パソコンなど)を持ち込むことをおすすめします。さらに、DVD以外の媒体で持ち込む場合は、再生できるファイル形式についても事前にきちんと式場側に確認しておきましょう。

また、はやりの楽曲や映画などが著作権の関係で再生できないケースもあるようです。式場によって規則が変わってくるため、あわせて事前に確認しておくことをおすすめします。

流行ものは古くなりやすい

はやりの歌やネタは誰もが知っていて盛り上がりやすい反面、どの結婚式でも使われる可能性が高く、「またこのネタ(曲)か……」と思われがち。また、余興を依頼されたときにははやっていても、結婚式当日には「ちょっと古いかも」という状態になっている可能性もあります。

これらの点を考慮のうえ、流行の曲やネタを余興に使う場合は、できるだけオリジナリティを出すように心がけるとよいでしょう。

ほかのゲストと楽曲がかぶる

ほかのゲストと同じ歌だった、当日になって同じ曲を演奏することがわかった……など、楽曲がかぶるとお互いに気まずい思いをするだけでなく、会場も微妙な雰囲気になってしまいます。楽曲を決める際には、ほかのゲストの余興内容とかぶっていないかを新郎新婦に確認しておくことをおすすめします。

時間がかかる

余興に時間がかかってしまうというのも、結婚式で余興を披露する際に注意すべき点でし。
披露宴は一般的に2〜3時間ほど行なわれ、このなかですべての項目をこなさなければなりません。そのため、余興を行なう場合は、スピーチに5分、余興には10分くらいを目安にしておきましょう。

結婚式で避けるべき忌み言葉

前にも触れた忌み言葉は、スピーチや楽曲のみならず、その場におけるすべての言動において避けるべきといえます。ここでは、結婚式で避けるべき忌み言葉の代表的なものをピックアップしておきますので、ぜひチェックしてみてください。

別れを連想させる言葉

別れる・離れる・切る・終わる・破る・帰る・割る・消える・冷える・去る・壊れる・降りる・枯れる・裂く・嫌う・浅い・薄い・飽きる・返す・放す(離す)・最後・句読点(「。」「、」)

再婚を連想させる言葉(重ね言葉)

再び・繰り返す・再度・戻る・二度(二回)・捨てる・帰る・度々・またまた・ますます・わざわざ・次々・重ね重ね・しばしば・たまたま・皆々様・いろいろ

マイナスイメージを連想させる言葉

不幸・死(4)・苦しい(9)・消える・無い・亡き・忙しい・負ける・悲しい・切れる・終える・痛い・壊す・病気・衰える・仏・葬式・しめやかに・敗れる・嫌う・相次ぎ・流れる

言い換え例

忌み言葉を避けるために、どのように言い換えればよいのかの一例をご紹介します。

  • 去年→昨年
  • 最後に→結びとして
  • お料理が冷めないうちに→お料理が温かいうちに
  • ウエディングケーキを切る→ウエディングケーキにナイフを入れる
  • お忙しいなかお集まりいただき→ご多用のなかお集まりいただき
  • 新しい生活のスタートを切る→新しい生活のスタートラインに立つ
  • 高校最後の文化祭→高校ラストの文化祭
  • 無事卒業しました→めでたく卒業しました
  • これで終了とします→これでお開きといたします
  • 姉とのけんかはいつも負けていました→姉とのけんかはいつも勝てませんでした

このように、つい忌み言葉を使ってしまいがちな表現も、うまく言い換えることはできますので、工夫してみてください。

新郎新婦側の進め方と注意点

ここまでは結婚式のゲストが余興を行なう際の注意点やアイディアを紹介しました。ですが、結婚式の余興における注意点はゲストだけでなく、新郎新婦も把握しておくことが大切です。

新郎新婦側からゲストに余興を依頼する場合は、以下のような点に注意しましょう。

1.披露宴の内容を決める際に明確にしておくべきポイント

ゲストに余興を依頼しようと考える場合は、以下の点を明確にしつつ披露宴の内容を決めましょう。

どの場面で余興を入れるか
誰に余興を依頼するのか
どのくらいの時間とするのか
余興の大まかな内容

もちろん、上記についてはプランナーの方とも情報を共有しておくことが大切です。

また、余興はあまり多すぎるとうるさい印象になりかねません。1~3組程度にしておくとよいでしょう。理想を言えば、新郎側と新婦側それぞれのゲストに1組ずつお願いするのがベストです。

2. 依頼は直接お願いするのが理想!無理なら電話でも

ゲストに余興を依頼する場合は、直接お願いするようにしましょう。
余興には準備や練習が欠かせません。そのためいくら親しい友人だとしても、メールやSNSひとつで依頼するのは控えましょう。
可能な限り直接会って依頼するのが理想です。ただ、遠方に住んでいる方や忙しい方となると、会うのも難しくなってしまいます。

そのようなときは電話で余興をお願いしてみましょう。

3. 事前に結婚式のスタッフと打ち合わせ

余興を依頼し、実際に行なう場合は、事前に式場スタッフと打ち合わせをしておきましょう。

着替えの場所や準備をはじめるタイミング、曲を流すタイミングなどを式場スタッフと決めておくことで当日、スムーズに進行できます。

4.ゲストに引き受けてもらった後に確認すべきポイント

ゲストが快諾してくれれば、結婚式当日まで定期的に連絡を取るようにしましょう。その際、以下のことを確認しておくと安心です。

  • 余興の内容
  • 何人で行うのか(参加者の名前も把握しておきましょう)
  • 持ち時間内に収まりそうか
  • 何か持ち込むものや、機材(映像上映機器やマイクなど)、着替え用の部屋など準備が必要なものがないか
  • 式場側から言われている制限事項

なお、機材の持ち込みや準備物など、会場への確認が多く発生することも考えられます。このような場合、余興を依頼したゲストと会場との間に立って連絡を仲介するより、ゲストと会場とで直接やり取りしてもらった方が効率が良く、また伝達漏れなども防げる場合が多いです。そのため、余興を依頼したゲストには、プランナーの方の連絡先を伝えておくことをおすすめします。

5.披露宴後にはお礼のプレゼントを

無事に披露宴が終わったあとは、余興をしてくれたゲストにお礼を渡しましょう。この日のために、時間を割いて練習してくれたことに対する感謝の気持ちを込めて、1人3,000円~5,000円程度のプレゼントを用意するとよいでしょう。

また、余興の準備にあたって費用がかかったと思われる場合は、物ではなく現金を渡す方がおすすめです。

余興にかかった経費の負担をどうするか明確にしておく

ゲストが余興を行なう場合、道具費をはじめさまざまな費用が発生することがあります。
このような必要経費を、新郎新婦側が負担するかゲストが負担するかを明確にしておきましょう。

ゲストから余興の内容を聞いた段階で経費が発生しているかどうかを把握しておくのもおすすめです。

6. 持ち時間は早めに伝えておく

ゲストが余興を披露する際の注意点でお伝えしたように、余興は時間を区切って行なうようにしましょう。
結婚式の進行が決まったら持ち時間を早めに伝えるようにしましょう。

【まとめ】余興は新郎新婦と列席者を楽しませることが大きな目的

披露宴は、新郎新婦にとって一生に一度の大切な場です。そこで披露する余興だからこそ、入念な準備は欠かせません。そして、忘れてはいけないのは、新郎新婦と列席者全員に楽しんでもらうこと、感動してもらうこと。間違っても、宴会の席のかくし芸と同じノリで披露したり、新郎新婦やそのご家族に不快な思いをさせたりしてはいけません。

また、新郎新婦側がゲストに余興を依頼する際にも、ゲストが失敗してしまわないように細やかなフォローが必要であることは、この記事でご紹介したとおりです。

新郎新婦だけでなく、新郎新婦の幸せを祝うために披露宴に列席された方々の心にも残る素敵な余興になるとよいですね。

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この記事の著者
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ワンピマガジン 編集部
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