バイカラーとは?ツートンとの違い&服装コーデを厳選紹介!

監修者PROFILE

  • 監修者

  • 髙田公介(たかた こうすけ)

    株式会社リダンダンシーの代表。
          「ワンピの魔法」「リリアージュ」の運営者。
    広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。
    一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。

ファッション用語としてよく耳にする「バイカラー」。

ふと、「どういう意味だっけ?」と気になった方も多いのではないでしょうか。

上手にバイカラーアイテムを使えば、簡単におしゃれコーデを作れるので、この機会にどんなものなのかをチェックしてみましょう。

今回は、バイカラーとは何かということから、おすすめのアイテムや上手に使うコツについてもご紹介します。

<この記事でわかること>

  • バイカラ―の意味
  • バイカラーと「トライカラー」「ツートンカラー」の違い
  • バイカラーのおすすめアイテム
  • バイカラーアイテムを上手に使うコツ
  • バイカラードレスは結婚式で身につけても良いかどうか

バイカラーとは

まずは、バイカラーとはどんなものかをご紹介します。

普段のコーデに取り入れるだけで洗練されて見えるバイカラーを押さえて、一枚上手のファッションポイントを身につけましょう。

バイカラーは「1つのアイテム内で2つの色を使っているもの」

バイカラーとは、「1つのアイテム内で2つの色を使っているもの」のこと

黒×白やネイビー×ピンクのように、どのような色の組み合わせであっても、1つのアイテム内で使われているならバイカラ―です。

シンプルなデザインでも、バイカラ―なだけでぱっと華やかなコーデになるので、オフィスシーンやデートなど様々なシーンに最適のアイテムでしょう。

ただ、白のブラウスに黒のスカートなど、全体のコーデで2色しか使っていないものは、バイカラーではありません。

コーデ全体を見るのではなく、あくまで1つのアイテム内で2色のみ使われているかを判断基準として、バイカラ―かどうかは決められます。

Leja ドレス オレンジのショルダーカットアウトドレス
柔らかなカラーと体に沿うシルエットが女性らしさを引き立て、デコルテラインも綺麗に見せてくれる。 ふんわりとしたチュール×流れるようなマーメイドラインが体のラインを綺麗に見せてくれる。
ベージュのレイヤードチュールドレス REPLETE ドレス
総レースのキャミドレスの上にチュールドレスを合わせたベージュのレイヤードドレス。 背中のプリーツと胸元の黒のレースが可愛らしいブラウンのドレス。

「3つの色を使っているもの」はトライカラー

1つのアイテム内で3つの色を使っているものは、トライカラーと呼びます。

もしかすると、「いや、確かトリコロールっていうんじゃない?」と疑問に感じた方もいるかもしれません。

実は、「バイカラー」「トライカラー」は英語ですが、フランス語では「ビコロール」「トリコロール」とされています。

どちらも覚えておくと、ファッション雑誌で用語が出たときに困らずにすみますね。

バイカラーとツートンカラーの違い

バイカラーと似ているものとして、「ツートンカラー」という言葉もあります。

こちらは、異なる系統や同系統の2色を使ったもののことを指すので、バイカラーと同じ意味と考えて良いでしょう。

おすすめのバイカラーアイテム【シーン別コーデ】

ワンランク上のコーデに一押しのバイカラーアイテムですが、どんなものを選べば良いのかは悩みどころ。

ということで、こちらではおすすめのバイカラーアイテムを以下のシーン別にご紹介します。

  • オフィス向け
  • お出かけ向け
  • デート向け
  • 女子会向け

「バイカラーアイテムを取り入れたい!」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

オフィス向け

オフィスでバイカラーアイテムを身につけたい場合は、誰に対しても不快感を与えないようなコーデが大切。

会社のルールや雰囲気に合わせながら、特にお客様が嫌悪感を抱かないようにミディアム丈のスカートなどがおすすめです。

ただ、ビシッとしたスーツなどあまりにもきめ過ぎず、適度に親しみやすさを感じさせるようなものが良いでしょう。

REPLETE ドレス Select Shop ドレス
首元や中央の黒のパイピングが全体を引き締め、甘くなりすぎず綺麗なシルエットで着られる。 大ぶりの花柄刺繍がエレガントなグレージュカラーのポンチョに、ノースリーブインナーと黒のパンツを合わせた3点セット。
サックスブルーのプリーツタックドレス ベージュ×ピンクのレース切り替えオールインワンドレス
胸元からスカート裾までにまっすぐ入ったプリーツ×ブラックリボンの配色が体のラインをほっそりと見せてくれるサックスブルーのドレス。 スカラップデザインの袖や、トップスの花柄やドット柄が可愛らしいオールインワン。

お出かけ向け

お出かけをするときにバイカラーアイテムを選ぶなら、どこに行くかを考えるべき。

たくさん歩くショッピングに行くならスニーカーにマッチするもの、おしゃれなレストランに行くならきれいめのワンピースなど、場所を考慮するとベストなコーデが決まります。

また、せっかくのお出かけだからこそ、会社へは着ていけないような好みの1着を身につければ、とびっきり楽しい思い出を作ることできるでしょう。

チャコールのフラワーレースオーガンジードレス グレージュの花柄オパールドレス
デコルテや袖は程よい透け感で露出が気になる方も安心して着られる。 デコルテから袖にかけて凹凸のある花柄オパール生地が顔周りを華やかに見せてくれる。
グレージュのマトンスリーブドレス マスカットグリーンのジャガードIラインドレス
つるっとした生地と張りのあるオーガンジーの異素材や、ふんわりと広がるマトンスリーブがポイント。 ボリュームスリーブとゆるやかなIラインシルエットはメリハリがあり体のラインを綺麗に見せてくれる。

デート向け

デートに向けてバイカラ―アイテムを選ぶときは、シンプルながら上品に見えるものがおすすめ。

全面で「かわいい」を押し出すよりも、どこか女性らしさを感じさせて清潔感のあるコーデを目指すのがベストです。

さらに、体のラインをほっそりと見せてくれるものなど、さりげなく体型カバーができるものは魅力を倍増させること間違いなしですよ。

REPLETE ドレス ブラックのマトンスリーブドレス
胸元のビスチェ風のデザイン&ハイウエストでタイトなスカートが縦長のラインを作り、シルエットも美しい。 つるっとした生地と張りのあるオーガンジーの異素材や、ふんわりと広がるマトンスリーブがポイント。
ライトグリーンのプリーツタックドレス ミルクティー×ネイビーのバイカラーワンピース
胸元からスカート裾までにまっすぐ入ったプリーツ×ブラックリボンが体のラインをほっそりとしてくれるライトグリーンのドレス。 ミルクティー×ネイビーのバイカラーはなかなか出会えないレアな配色ドレス。

女子会向け

同性の女性が集まる女子会では、おしゃれなコーデを簡単に作れるバイカラ―アイテムがぴったり。

例えば、バイカラーでデザインされたワンピースなら、1着で楽に洗練された雰囲気をゲットできるので頼もしいですよ。

また、大人の余裕も感じさせられるように、ネックレスなどの小物を上手に使って品のあるコーデを組み立てていきましょう。

kaene ドレス イエローの配色レースタイトドレス
スカートは、ブラウンの下地にオーガンジーが重なり、ふんわりと可憐な雰囲気にしてくれる。 程よい透け感のボリュームスリーブと、マーメイドシルエットが綺麗に見せてくれる。
LAGUNAMOON ドレス ベージュの配色パイピングレースドレス
チュール素材でボリュームを出したパフスリーブとジャガード生地の立体的な刺繍が華やかなイエローのドレス。 総レースや透け感の少ないデザインが上品で清楚な印象。

一押し!バイカラー小物8選

「なんか、このコーデ普通過ぎるかも」と思ったときは、バイカラ―の小物を使うのが一押し。

こちらでは、バイカラーのバッグとアクセサリーを8選ご紹介します。

バッグ

合わせるバッグに困ったときは、バイカラーでぐっとこなれ感を出していきましょう。

2色のうちの1色をトップスかボトムスの色と合わせてみると、コーデがまとまっておすすめです。

「このバイカラーバッグでコーデを考えたい!」なんてときは、2色の中間色である服をセレクトしてもgood。

ラインストーン×ビジューのバッグ ゴールドラメのクラッチバッグ
ラインストーンとビジュー×黒がクールな黒のバッグ。 サイドを織り込んだデザインとラメとサテンのコンビ地がシャープなゴールドのバッグ。
ブラック×ブロンズのレースフラップバッグ ブラックのスエード×プリーツバッグ
レースとオーガンジーが重なったブラック×ブロンズのサテンが華やかなバッグ。 通常のクラッチバッグよりもやや大きめのサイズで、ご祝儀袋や財布、携帯電話なども一式バッグに入れられる。

アクセサリー

バイカラー初心者さんは、比較的サイズ感の小さいアクセサリーから挑戦してみるのも良いかもしれません。

ベルトやバングル、チョーカーなど、テンションが上がるような好みのアクセサリーを選んでみましょう。

「どんなアクセサリーが良いんだろう?」と迷う方は、以下のようなシンプルで上品なアイテムを選ぶと、合わせる服を選ばずおしゃれ度を底上げしてくれますよ

ホワイトパールベルト 5粒パールのバングル
ちいさなパールの連なりとスエードコードの組み合わせで、甘くなり過ぎないフェミニンさがポイントのベルトです。 シンプルの中にこなれ感もあり大人っぽくクールなデザインが好きな方におすすめ。
ゴールドのワイヤーチョーカー ゴールドのスピンパールブレスレット
クールなドレスよりも可愛い系のデザインのドレスにマッチし、コーディネートのワンポイントになる。 鋭利な部分がないのでレースやチュールに引っかかりにくく安心してつける事ができる。
姉妹店リリアージュのアクセサリーの一覧を見る

バイカラーアイテムを上手に使うコツ

バイカラーアイテムを上手に使うコツとしては、以下の3つです。

使用するアイテムは1つだけ
バイカラーアイテム以外はベーシックなものを選ぶ
小物から取り入れるのもあり

では、それぞれのコツについてお話していきましょう。

使用するアイテムは1つだけ

バイカラーアイテムを使うときは、全身コーデに対して1つだけにするべき。

可愛いバイカラーアイテムがあればたくさん身につけたくなるかもしれませんが、インパクトが大きいからこそゴチャゴチャとした印象を与えてしまいます。

好みのバイカラーアイテムを1つに絞って使うことで、素敵な大人コーデを作れますよ。

バイカラーアイテム以外はベーシックなものを選ぶ

バイカラーアイテムは、身につけるだけでコーデの雰囲気を決める強さを持つので、他はベーシックなものを選んでみてください。

例えば、1つで主役を張れるようなバイカラーアイテムと、原色のアイテムなどはNG。

初めてバイカラーを取り入れる方は、他のアイテムは白や黒、ベージュなど落ち着いた色合いのものが良いでしょう。

小物から取り入れるのもあり

「バイカラーを上手に使いこなす自信がない…」という方は、小物から取り入れるのもおすすめ。

洋服よりも小さな小物なら、エッジの効いたバイカラーアイテムでもワンポイントとして映えます。

どんな小物を選ぶか悩んでいる方は、先ほどご紹介したバイカラーの小物をチェックしてみてください。

【番外編】バイカラーのドレスは結婚式にもOK?

ハイセンスなバイカラーのドレスですが、格式の高い結婚式では避けるのが無難です。

というのも、バイカラーのドレスは2色で分かれているため、「別れる」など結婚式に相応しくないイメージを連想されることがあります。

また、バイカラーはデザイン性は高いものの、他のパーティードレスよりもカジュアル寄りの服装とされているので、格式の高いホテルや結婚式には不向きなケースも。

ただ、近年はカジュアルなウェディングパーティーや二次会、仲間内のみの結婚式も増えてきています。
このような結婚式では、バイカラーのドレスは着用OKなこともありますから、参列する結婚式がどのような雰囲気のものか事前に確認してみましょう。

ちなみに以下では、バイカラーを除いたおすすめの結婚式ドレスをご紹介します。

近いうちに結婚式のお呼ばれをしていて、服装選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。

LAGUNAMOON ドレス kaene ドレス
ラインを綺麗に見せてくれるナローシルエットに、異なるレースの配置がさらにスタイルを良く見せてくれる。 メリハリの効いたコクーンシルエットは、体に沿すぎないので下半身にも程よくカバーし、スタイルアップ効果も◎
チャコールのコクーンスリーブタイトドレス グリーンのダイヤチュールフレアドレス
Iラインシルエット×ハイウエスト切替でスタイル抜群に見える。 シアーなダイヤ柄チュールが顔周りを華やかに見せてくれるグリーンのドレス。

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「大切なシーンだから、せっかくなら印象的なパーティードレスを着たい」と購入したドレスが、その後結局一度も着用することのないままタンスの肥やしになってしまう……ということもめずらしくありません。
是非一度、レンタルドレスを検討してみてくださいね!

まとめ

今回は、バイカラーとは何かということなど、以下の5つについてご紹介しました。

  • バイカラ―の意味
  • バイカラーと「トライカラー」「ツートンカラー」の違い
  • バイカラーのおすすめアイテム
  • バイカラーアイテムを上手に使うコツ
  • バイカラードレスは結婚式で身につけても良いかどうか

バイカラーアイテムは、1つでコーデをおしゃれにできる優れものです。

結婚式では避けるのが無難ですが、「オフィス」「お出かけ」「デート」「女子会」といった日常のどんなシーンでも洗練されたコーデに仕上げてくれます。

お気に入りのバイカラーアイテムで、毎日をうきうきで過ごしていきましょう。

監修者PROFILE

髙田公介(たかた こうすけ)

株式会社リダンダンシーの代表。 「ワンピの魔法」「リリアージュ』の運営者。 広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。 一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。


著者PROFILE

ワンピマガジン編集部

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