冬の結婚式にコートはNG?女性用防寒アイテムの選び方

結婚式に招待されたとき、意識したいのが「マナーをしっかり守れているかどうか」です。新郎新婦に迷惑をかけてしまうことにもなりかないので、参列前には細かなマナーも含めてきちんと確認しなければいけません。

特に、冬場の結婚式で注意したいのが「コートの扱い」。11月~2月ごろの寒い季節はドレス一枚では寒いものですが、だからといってドレスにコートをあわせても問題ないのか気になってしまいますよね。

コートの中には、結婚式に着ていくとマナー違反ととらえられるデザインや素材もあります。そのため、結婚式におすすめのコートをあらためて確認しておきましょう。

結婚式にコートを着ていくのはOK?

結論からお伝えすると、結婚式にコートを着ていくこと自体は決してマナー違反ではありません。結婚式場によっては駅から距離があったり、室内ではなかったり、そもそも土地柄によっても「防寒具なしのドレス一枚で長時間過ごす」というのは厳しいものがある場合もあるでしょう。

ただし、結婚式場内でいつまでもコートを着用したままでいるのはマナー違反です。結婚式場についたら、コートを脱いでクロークに預けるようにしてください。

結婚式場でのコートの取り扱い方、預け方

結婚式場では、エントランスや受付の近くにゲスト用のクロークが用意されています。そして、結婚式場のスタッフが「お荷物をお預かりします」というように声をかけてくれますので、すみやかにコートを渡しましょう。もし、サブバッグのようにチャペルや披露宴会場へ持ち込む予定のない荷物があれば、あわせてクロークに預けます。

多くの場合、コートや荷物はクロークのナンバーが書かれているカードや引換券との交換になります。結婚式場を出るときには、同じようにスタッフの方へ引換券を渡し、荷物を受け取ってください。

挙式がはじまる前の時間帯は、クローク前が混み合う可能性があります。混雑の中で、あわててコートを脱ごうとすると周りの人の迷惑になったり、もたついて時間がかかってしまったりするでしょう。

そのため、コートは結婚式場に到着したタイミングであらかじめ脱いで腕にかけておき、スムーズに引き渡せるように準備しておきましょう。

コートをクロークに預けるときの注意点

よくやってしまいがちなのが、スタッフに声をかけられるままあわててコートを渡した結果「ポケットの中にものを入れたままにしてしまう」というもの。貴重品の類は自分で管理すべきですから、コートを預ける前にはしっかりポケットの中を確認しましょう。

  • スマートフォン
  • カメラ
  • ミニ財布
  • ティッシュ
  • リップ

こうしたものが、ポケットに入ったままになっていませんか?

もちろん、一度預けた荷物も必要があればふたたびクロークから取り出すことができます。しかし、そのたびにスタッフの方に声をかけなければならず、手間を掛けてしまうことになるためなるべく必要なものはあらかじめ手元に置いておくよう注意してください。

結婚式に着ていくコートの選び方

結婚式に着ていく服装は、ドレスひとつとっても「マナー違反になる色、ならない色」「マナー違反になる丈、ならない丈」というように細かな決まりがありますよね。同じように、コートについてもマナー違反になるもの、ならないものがあります。

安心して着用したいのなら、黒、グレー、ネイビー、ベージュといった落ち着いた色味のコートを選んでください。できるだけシンプルで、大人っぽい雰囲気のコートを選べば、結婚式場でも変に浮いてしまうことがありません。

REPLETE ネイビーのコート REPLETE ベージュのコート
さらりとした生地感のネイビーのロングコートは撥水加工されているので雨の日でもコートの中身が濡れることなく、コートも汚れにくい。 きれいめスタイルの定番だが、肩から落ちていてややゆるめな抜け感のあるスタイルになり幅広い年代の方におすすめ。

結婚式で着るコートにおすすめの素材

結婚式に着て行くコートは、品がよく上品に見えるものを選びましょう。そのため素材には、ウール、カシミヤなどを選ぶとよいでしょう。高級感もあり、フォーマルなシーンにもなじんでくれます。

ウールやカシミヤは保温性にも優れているため、内側に着ているドレスだけでは寒く感じられてしまうときにも、身体を冷やさずに済むはずです。

コートが地味な印象になりそうなときのコツ

大人っぽく上品な印象のコートは結婚式にぴったりですが、一方で「地味な雰囲気にならない?」と心配に思うこともあるかもしれません。特に、ドレスもコートも靴やバッグも黒系のシックなアイテムをあわせている場合、せっかくのおめでたいシーンなのにお葬式のような雰囲気に見えてしまうことも。

そんなときは、ブローチやアクセサリーに明るい色やデザインのものを取り入れましょう。黒いシンプルなコートでも、たとえば胸元にビジューやスパンコールの華やかなコサージュがついていれば、華やかなムードを引き立ててくれますよ。

シルバーグレーの薔薇ブローチ ピンクサテンのビジュー付コサージュ
落ち着いたシルバーのバラの中央に、美しい淡水パールがあしらわれたミニブローチ。 立体的な形なので存在感があり、小さなものよりもポイントになるようなものを付けたい方におすすめ。

結婚式でマナー違反になるコートとは?

ここからは、結婚式にはふさわしくないコートの種類を解説していきましょう。

毛皮や革のコート

毛皮や革をあしらったコートは、結婚式で着用するのはNGです。

毛皮や革のコートは一見するとむしろ華やかな雰囲気があり、結婚式をはじめとしたフォーマルなシーンにはぴったりでは?と思うかもしれませんね。しかし、毛皮や革は動物の殺生を想起させてしまいます。そのため、結婚式というおめでたいシーンで着用することはNGとされています。

中には「実際に動物を殺生しているわけではない」コートもあるでしょう。具体的にはフェイクファー、レプリカ革、ヒョウ柄やゼブラ柄、クロコダイル柄といったアイテムです。しかしこれらも、実際には殺生がなかったとしても十分想像させてしまうことから結婚式には着ていかないようにしてください。

特にフェイクファーのコートは、あたたかくかわいらしいので冬のドレススタイルにぴったりのように思えるかもしれません。それでも、結婚式という厳格なシーンにはNGですので注意しましょう。ただし「首元にだけフェイクファーがあしらわれている」という程度であれば問題ないと考えられることが多い傾向にあります。

ちなみにこの「殺生をイメージさせるものを避ける」というマナーは、コートだけでなくドレスや靴、バッグ、アクセサリーにも共通しています。せっかく問題のないコートを選んでも、たとえば革のバッグ、アニマル柄の靴などを一点でも織り交ぜてあわせてしまえば台無しになってしまいますから、トータルコーディネートも十分注意しましょう。

白いコート

結婚式では「白」は花嫁さんのためのの色とされています。ドレスのマナーについてよく語られているので、知っている人も多いかもしれませんね。同様に、コートについても白は避けるようにするとよいでしょう。

コートはドレスと違って、結婚式のあいだは目にしないため「問題ないのでは?」と思うかもしれません。しかしお見送りのときには、コートに腕を通すこともあるはずです。新郎新婦はもちろんのこと、ご家族に対しても失礼なイメージになってしまうため、避けておくとよいでしょう。

カジュアルなデザインのコート

結婚式はやはりフォーマルなものであることから、カジュアルなデザインのコートは向きません。例えばダウンコートやフリース素材のコート、ダッフルコートなどは、どうしても「普段着」というイメージになってしまうでしょう。落ち着いたカラー、大人っぽいシンプルなデザインであっても、カジュアルな印象になってしまうコートは避けましょう。

「手持ちのコートがカジュアルかどうか判断がつかない」というときには、ドレスの上に重ねて着用するイメージをしてみましょう。「ドレスもまだ決まっていないから、想像しづらい」というのであれば、試しにスーツスタイルに合わせてみてください。
そのスタイルで出勤したり、取引先へ挨拶に行ったりするシーンがイメージできるでしょうか?違和感がなければ比較的フォーマルなコートと言えますが、あまりにちぐはぐなイメージであれば、ほかのコートを選んだほうがいいかもしれません。

「フード付き」「チェック柄」「鮮やかな色」のコートは結婚式に着ていってもいい?

「カジュアル」「フォーマル」といった定義は一言で言い表すのが難しく、どこからがカジュアルでどこまでがフォーマルなのか悩んでしまうこともあるかもしれません。

「黒のコートは結婚式に着ていってもいいと言うけれど、フード付きでもOKなの?」
「上品なデザインだけど、チェック柄のコートはやっぱりマナー違反?」
「大人っぽいデザインのボルドーのコートは派手すぎる?」

こうしたコートのデザインには、不安を覚えてしまいますよね。

しかし「これってあり?」と思うようなアイテムは、やはり避けたほうが無難です。コートに限らず、ドレスや靴、アクセサリー、バッグ類でも「派手すぎる?」「カジュアルすぎる?」と少しでも不安を感じているのならば、より上品でフォーマルなイメージのものに差し替えたほうがよいでしょう。

ただし、レストランで行われるウェディングパーティーや友人の結婚お披露目会のように、形式ばった集まりというよりは「カジュアル、アットホーム、和気あいあい」といったイメージのパーティーであればそれほど気にしすぎる必要はないかもしれません。

同じ「チェック柄のコート」でも、モノトーンやグレンチェックのように遠目では柄が主張しすぎないコートなら気にしすぎる必要はありません。「ボルドーのコート」も、彩度が高くぱきっとした赤系でなく、どちらかというとくすんだ落ち着きのあるカラーなら、派手なイメージやカジュアルなイメージになりにくいでしょう。

ちなみに、フード付きのコートはデザインや種類に関係なくカジュアルとみなされる傾向にあるため、結婚式に着ていくのは避けてください。

結婚式におすすめなコートの種類

コートにはさまざまな種類がありますので、結婚式に着ていくときにはコートのタイプもチェックしましょう。ドレスとの兼ね合いもありますから、ドレスのデザインを踏まえて似合いそうなコートを探してみてくださいね。

AIMER ネイビーのコート REPLETE ベージュのコート
ウエストに入ったタックが、ウエストラインをきゅっと引きしめた立体的なシルエットを作り、コートの上からもドレッシーな雰囲気が完成する。 すっきりと着たい時は、ウエストを締めると◎横にスリットが入っているので低身長の方でも着やすい。

チェスターコート

チェスターコートとは、丈が膝上や膝下まであるジャケットのようなコートのことです。クラシカルなシルエットが特徴で、スーツを着ているときにようにかっちりとしたフォーマルな印象に仕上げてくれます。そのため、結婚式にもぴったりの一着と言えるのです。

チェスターコートの特徴として、スマートで好印象なシルエットであることも挙げられます。ロングタイプのコートはスタイリッシュな雰囲気をかもしだすことができる上、縦のラインを強調することでスタイルをよく見せることもできます。

普段使いもしやすく、フォーマル仕様にもなじんでくれる一石二鳥のコートと言えるでしょう。

トレンチコート

シンプルなコートの定番とも言えるのが、トレンチコートです。多くのブランドで取り扱われており、カラーについても黒、グレー、ネイビー、ベージュと結婚式にもぴったりな落ち着いたカラーが揃っています。ブランドによっては比較的安価で手に入れられるので、予算に限りがあるときにも安心ですね。ただし、あまりにも安いコートは素材がぺらぺらしているなど、上品なドレスとは不釣り合いな場合がありますので注意してください。

トレンチコートと聞いて「トレンチコートのようにカジュアルなアイテムは結婚式には向かないのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし実際は、ビジネスシーンにも使われるなどフォーマルなシーンでも使えるアイテムですので、結婚式のようにかっちりした場面でも問題なく着用できます。シルエットや色味を意識しながら選ぶことによって、大人っぽくて印象的なドレススタイルを実現できますよ。

例えば多くのトレンチコートにはベルトがついていますが、普段着として着用するときには後ろでまとめてカジュアルに着ているという人もいるでしょう。同じトレンチコートでも、ドレスにあわせるときにはベルトをしっかり締めてウエストマークをすることによって、女性らしいボディラインを強調しつつスタイリッシュに着こなせるでしょう。

もちろんベルトを使わないで着こなすスタイルでもかまいません。特に妊婦さんのように締め付けが気になる人やボディラインが気になる人は、ベルトを使わずにさらっと羽織るとよいでしょう。

スタンドカラーコート

スタンドカラーコートとは、襟が立っているデザインのコートです。もともとはメンズ向けのアイテムでしたが、近年では細身のシルエットが印象的な女性向けのスタンドカラーコートも多く展開されています。スタンドカラーだからこそ、首元に冷気が触れにくく、寒い季節でもしっかり防寒できるでしょう。

スタンドカラーコートの魅力は、もともとメンズ向けアイテムであったことが象徴するようにクールな雰囲気を演出できること。かわいらしいコーディネートというよりは大人っぽいコーディネート、かっこいい雰囲気がお好みの方に特におすすめのアイテムです。

一方で、そのスタイリッシュな雰囲気ゆえにリボンやレースがふんだんに使われたピンクのドレスのように、いかにもキュートな雰囲気のドレスとは組み合わせが難しく感じられてしまうかもしれません。色味をあわせてみたり、女性らしいシルエットのスタンドカラーコートを選んだりしてみるとよいでしょう。

イブニングドレスやパンツドレスなど、品があってかっこいいドレスにあわせるときには、スタンドカラーコートの魅力を存分に生かせるでしょう。

ノーカラーコート

襟が立ったデザインのスタンドカラーコートに対して、襟がないデザインのコートをノーカラーコートと言います。襟がなくなることで装飾のないシンプルな雰囲気になり、シルエットについてもすっきりと見えるのが特徴です。
シンプルゆえにどんなスタイルにもなじんでくれるコートなので、ドレスにもあわせやすく、フォーマルな場でも浮いた印象になりません。ウエストマークなどもないシンプルなデザインのコートも多く、さっと羽織るだけで一気に上品なコーディネートに仕上げてくれます。

ノーカラーコートは首元がすっきりしていることから、首元に受ける寒さが気になってしまうかもしれません。真冬の結婚式ではなく、春や秋などの少し肌寒く感じられる季節の結婚式でメインに使うとよいでしょう。寒い季節の結婚式に着ていくのであれば、マフラーやスヌード、ストールといった防寒アイテムと組み合わせるとよいでしょう。
すっきりとしたシルエットのノーカラーコートなら、コートの上に首元をカバーするアイテムを重ねてもごわつきにくく、垢抜けた印象のトータルコーディネートが叶えられます。マフラー類は、結婚式場についたらコートと一緒にクロークに預けるようにしてください。

コートだけでは寒い時期の寒さ対策は?

寒い季節の結婚式ではコートを着てもまだ寒さが気になるということもあるでしょう。その際は「ドレスとコートのあいだにもう一枚防寒になりそうな服を身につける」という方法で、しっかり寒さ対策をしましょう。

例えば、ドレスの上にカーディガンやジャケット類を身につけるのもよいでしょう。シンプルなカラーやデザインであれば、結婚式場へ着ていっても問題ありません。二ットのように防寒性に優れたあたたかいアイテムはどうしてもカジュアルな印象になってしまいますが、結婚式場に到着してからコートと一緒にクロークに預ければよいでしょう。

「結婚式場内で、ドレスだけになったときに寒い状態を避けたい」というときには、こっそり防寒アイテムを活用しましょう。例えば、キャミソールタイプのヒートテックインナーを身につけたり、スカートから見えない長さのヒートテックタイツをはいてみたり。工夫次第で、賢く寒さ対策できます。さらに貼るタイプのホッカイロなら、目に留まらずに腰や背中をしっかりあたためられるでしょう。

ドレスの中で寒さ対策をするときのマナー

インナーやホッカイロなど、ドレスの中に仕込むタイプの寒さ対策アイテムを活用するなら「周囲から見えないようにする」というのがマナー。鏡の前で360度チェックしたり、友人に確認してもらったりして、不自然な部分がないか確かめてみましょう。

例えばキャミソールタイプのヒートテックインナーを着用するとき、紐がドレスから見えていませんか?前面から確認したとき「問題ない」と思っても、背中側から見たときにインナーが見えてしまっていませんか?
下半身をカバーする腹巻やタイツタイプのインナーを着地したことで、ドレスのシルエットが崩れてお腹周りがぽっこりとしていませんか?ホッカイロが見えていたり、シルエットが崩れていたりしませんか?

寒さ対策は大切ですが、せっかくのドレススタイルが崩れてしまうのはよくありません。ドレスとの兼ね合いで、きれいに見える寒さ対策を行いましょう。

コートだけでなくジャケットやボレロ、ストールを使うのもおすすめ

季節によっては「肌寒く感じるけれど、コートを着ていくほどではない」という場合もあるでしょう。その際には、コートだけでなくジャケットやボレロ、ストールも活用するとよいでしょう。

ジャケットやボレロ、ストール類は上品なデザインであればドレスにあわせて、結婚式場内へも着ていくことができます。そのためドレスだけでは少し寒さが気になる、しかしコートを着るほどでもないという時期にはとても活躍します。「到着してみたら会場が思ったよりも暑かった」というときにもさっと脱ぐことができますし、荷物になるのが嫌ならクロークに預けてもかまいません。

ジャケットやボレロ、ストールは寒さ対策だけでなく、露出対策にもなります。肩や背中が大きく露出したドレスの場合、下品な印象になってしまう可能性があります。結婚式の雰囲気を壊さないためには、適宜ボレロのように露出を抑えられるアイテムを活用しましょう。

黒のV開きシンプルボレロ ベージュのラメ入りシフォンストール
なめらかでとろみ感のある上質な素材がエレガントな雰囲気を醸し出し、ストレッチ性もあるので着心地もばっちり。 表面はシルバーのラメ入りなので顔映りも明るくなり華やかな印象にしてくれる。

結婚式に着ていくコート選びの注意点

結婚式に着ていくコートは、上品でフォーマルな印象のデザインであることはもちろんのこと、清潔な状態でなければいけません。毛玉がついていたり、ほつれていたり、けばだっていたりすると、せっかくのドレスも台無しになってしまいます。必ず事前にクリーニングに出して、お手入れをしておきましょう。

またいくら上品なシルエットのコートであっても、金具類が目立つようなカジュアルなデザインのものは避けてください。例えば黒のトレンチコートで、比較的上質な素材のコートでも、ゴールドのチェーンやスタッズが目立つデザインはカジュアルなイメージになってしまうため、避けたほうがいいでしょう。

結婚式のコートはサイズ選びも重要

結婚式のお呼ばれで着用するコートは、ジャストフィットのものよりも多少の余裕があるサイズ感を選ぶとよいでしょう。ジャストサイズのコートを選ぶと、コートの下に着ているドレスを押し潰したり、着脱の際にしわができたりしてしまう可能性があります。リボンやスカートの自然な膨らみ、コサージュなどは、潰れると不恰好になってしまいますので十分注意してください。

とは言え、過剰にサイズが大きすぎるコートは、だぼついたシルエットでだらしない雰囲気になりかねません。あくまで「ちょうどいいサイズ感だけど袖や腰に余裕がある」、「締め付けがなくゆったりしているけどシルエットがスマート」といった印象のコートを選ぶようにしましょう。
特に肩周りは、サイズがあっていないと「着られている感」がでてしまったり、ぱつぱつで余裕のないイメージになったりしてしまいます。しっかりと似合うドレスを見つけましょう。

結婚式のコートやお呼ばれドレス、小物はレンタルで揃えよう

結婚式のお呼ばれでは、ドレス、バック、靴、アクセサリー、それに今回ご紹介したようなコートと、用意しなければならないものがたくさんありますよね。それぞれのアイテムにマナーやルールも求められるため、まずは気になるアイテムを探すところからはじめ、価格やコーディネートの組み合わせも考えながら絞り込んでいかなければいけません。

出費が重なってしまう結婚式のお呼ばれでは、レンタルサービスを賢く活用しましょう。「ワンピの魔法」では、トレンドを抑えた結婚式のお呼ばれ用ドレスはもちろん、結婚式にぴったりなコートや小物類まで、リーズナブルな金額でレンタルできます。
カラーバリエーションやサイズ展開も豊富で、マタニティドレスや授乳中口付きドレス、羽織りものつきのコーディネートセットなど「あるとうれしい」がつまったアイテムが揃っています。

結婚式というシーンでは、同じメンバーが集まることも多いため同じドレスやコートばかり着ていくと「いつも同じ衣装を着ている人」というイメージにもなりかねません。
そんなとき、手持ちのドレスとは違ったデザインのドレスをレンタルしてみたり、ジャケットやアクセサリーをレンタルしてドレスにプラスしてみたりすることで、新鮮なイメージに変身できるでしょう。

もちろん「結婚式に着ていくコートだけレンタルしたい」「普段、着ているコートはカジュアルすぎるから新しいものを用意したいけれど、購入するとなると費用が気になってしまうので安く抑えたい」といったご要望にもお応えします。

取り扱っているのは結婚式のお呼ばれでの着用を想定した、トレンドをおさえながらも上品で落ち着きのあるデザインのアイテムばかり。
カラーや丈感など、マナー違反にならないか不安を覚える必要もありません。豊富なバリエーションの中から、デザインの好み、カラーの好み、季節感、結婚式の雰囲気、価格ととことんこだわって満足感のいくアイテムを見つけましょう。

まとめ 結婚式のお呼ばれ用コートは選び方が重要!寒さ対策は万全に

秋冬など寒い時期の結婚式のお呼ばれでは、コートを着用してもかまいません。しかし結婚式場の中まで着ていくのではなく、エントランスや受付前できちんと脱ぎ、クロークに預けるようにしてください。

着用するコートは、ドレスと同様に黒やグレー、ベージュなど落ち着いたカラーで、上品なデザインのものを選びましょう。チェスターコートやノーカラーコートのように、大人っぽく品のあるコートを選べばドレスとの相性もよく、ドレススタイルを楽しめるでしょう。反対に、カジュアルすぎるデザインのコートは避けたほうがよいでしょう。

「ワンピの魔法」では結婚式のお呼ばれに最適なアイテムを多数揃えていますので、ぜひご利用ください。

監修者PROFILE

髙田公介(たかた こうすけ)

株式会社リダンダンシーの代表。 「ワンピの魔法」「リリアージュ』の運営者。 広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。 一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。


著者PROFILE

ワンピマガジン編集部

「ワンピの魔法」は20代~60代の女性にご利用頂けるWEB上のレンタルドレス専門店。 上品でエレガントなドレスを中心に扱っており、フォーマルな場に適したドレスが多く、口コミなどでも顧客満足度が高いショップです。 すでに14万人以上が利用し、商品レビュー数も60,000件以上。 初めての方にも安心してレンタルしていただけるレンタルドレス専門店です。