両家・親族顔合わせの女性の服装とは?&成功させるためのポイント

親族、顔合わせ、服装

監修者PROFILE

  • 監修者

  • 髙田公介(たかた こうすけ)

    株式会社リダンダンシーの代表。
          「ワンピの魔法」「リリアージュ」の運営者。
    広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。
    一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。

  • 監修者PROFILE
  • 両家顔合わせとは?
  • 両家顔合わせと結納の違いは?
  • 両家顔合わせは必ず行わなければいけない結婚に必要なイベントなの?
  • 両家顔合わせをするタイミングは?
  • 両家顔合わせをする場所は?
  • 両家顔合わせを成功させるための3つのポイント
  • 二人が主導してセッティングする
  • 出席者を確認する
  • 和やかな雰囲気づくり
  • 両家顔合わせでの女性の服装選び
  • ラフ過ぎる格好はNG
  • ワンピースかスーツが最適
  • 明るい色を取り入れる
  • ワンピースやスーツの露出は少なく
  • 必ずストッキングを履く
  • 両家顔合わせの服装例
  • フォーマルな雰囲気の顔合わせには和装もOK
  • フォーマルな雰囲気の顔合わせを洋装で行うのも◎
  • 堅苦しくなりすぎずきちんと感を出したいときは「セミフォーマル」スタイル
  • 堅苦しくなく和やかな会にしたいなら「カジュアル」
  • 婚約をすると避けて通れないのが、両家の顔合わせ。
    少し前までは「結納」を行う方も多かったものの、最近ではより略式的な両家の顔合わせを結納の代わりにするカップルも増えているようです。

    新たな家族になる両親と自分の両親を引き合わせる顔合わせでは、「緊張してしまう」「何を話せばいいのかな」「どのような服装で臨めばいい?」など、さまざまな不安が伴うものです。

    そこで今回は、そもそも顔合わせとはどんなイベントなのか、どのような意味があるのか、成功させるために覚えておきたいポイントとともに解説していきましょう。

    あわせて、顔合わせに参加する女性の最適な服装、男性の服装についても紹介していきます。新郎新婦、両親、兄弟姉妹とそれぞれに解説しますので、参考にしてくださいね。

    両家顔合わせとは?

    両家顔合わせの目的は、新郎新婦それぞれの家族を引き合わせ顔を合わせることです。
    多くの場合、ホテルやレストランなどで会食を行い、自己紹介や会話を通じて両家の親睦を深めます。

    結婚式を行う会場で顔合わせの会食を行い、両家の両親とともに下見や打ち合わせを行うカップルもいます。

    顔合わせは結納とは異なり「こうでなくてはならない」というルールはありませんが、今後家族となる人が集まるとても大切なイベントであるため、準備はしっかりと行っておく必要があります

    「顔合わせのあとに結納を行う」パターンや「顔合わせだけを行う」パターンなど色々ありますが、結納をしないのであれば、顔合わせが結婚の誓いを両家で確認し合う正式な場となります。
    そのため、ただの親睦会としてさっと済ませてしまうのでなく、顔合わせの流れをきちんと確認しておくとよいでしょう。

    両家顔合わせと結納の違いは?

    結納は、結婚の決まったふたりが婚約を正式なものにするために行われる儀式のことです。
    歴史は非常に古く、かつては仲人にあいだに入ってもらった上で結納品や結納金といった金品を用意して互いに渡し合っていました。
    結納金は男性から女性へ100万~150万を目安に送られ、結納品は女性から男性へ、結納金の半額相当を目安にスーツや腕時計などが送られていました。

    正式な結納は、格式高い料亭やホテルで行われ仲人の進行によって両家の着席、はじまりの挨拶から手順にそって進めていきます。
    結納品や結納金を受け取ったあとは、それを証明する「受書」を渡し合うことによって、結納の儀式が正式に行われたことを証明します。

    しかし近年では結納の内容も変化しており、必ず古くから伝わる形式にのっとって儀式を行わなければならないわけではありません。
    「結納までに必ず150万円用意しなければいけないの?」とあせる必要もありませんよ。

    また、結納の流れやしきたりは世代や地域、家柄によっても変わります。
    そのためここでいう「一般的な結納の流れ」が当てはまらないケースもたくさんあるのです。
    どのように進めていくべきか不安なら、家族や親戚、地域の人の意見を参考にしてみるといいかもしれません。

    一方で顔合わせは、上記のような段取りや決まり事はほとんどありません。
    顔を合わせて食事などをしながらお互いの話をするという目的が達成できれば、やり方や場所は比較的自由に決められます。格式についても、結納に比べればあまり強く意識されない傾向にあります。

    ただし、中には「顔合わせとは言えきちんとした料亭で行いたい」と考えるご家庭もありますから、両家の意見をすり合わせて詳細を決めていきましょう。

    両家顔合わせは必ず行わなければいけない結婚に必要なイベントなの?

    結婚式のスタイルが多様化している今、結納のような歴史ある儀式でさえ簡略化されたり、省かれたりしています。同様に顔合わせについても、「絶対に行わなければいけないイベント」ではありません。

    しかし、結婚をする上ではやはり本人たちだけでなく家族のことも考慮しなければいけません。「自分たちの結婚なのだから自分たちだけで何もかも決めてしまえばいい」と考えるのは、あまりに危険です。

    その後の人生で「パートナーの家族」でなく「自分の家族」として付き合っていくことを考えれば、やはり早い段階で互いに顔を合わせるタイミングをもうけた方がよいでしょう。

    また、中には「結納をしない」「結婚式を挙げない」と決めるカップルもいるでしょう。
    そのときには婚約を家族同士で確認するためにも、顔合わせだけでもしておくことをおすすめします。
    正式な場で顔を合わせないまま家族になるのはどうしても戸惑いがあると思いますが、顔合わせをしていれば安心です。

    両家顔合わせをするタイミングは?

    顔合わせは、結納を兼ねて行う場合と結納の前に行う場合があります。

    結納代わりに顔合わせをするのであれば、結婚の意を固めて、新郎新婦が両家それぞれに挨拶をしたあとであらためて日取りを決めて行います。このとき、会食のみで終わらせても構いませんし、結納の代わりに新郎新婦の記念品交換を行ってもよいでしょう。

    結納前に顔合わせを行うときは、今後結納や挙式といったイベントが進んでいくことを意識した上で逆算し、早めに両家のあいさつを兼ねた顔合わせを済ませましょう。

    一般的には、結婚式を行う予定日の半年から8か月ほど前に行うケースが多いようです。ただしこちらも、都合に合わせて柔軟に決めて構いません。

    顔合わせでは親睦を深める時間を作るほかに、今後行われる結納や結婚式の日程や段取りを確認するのもよいでしょう。

    両家顔合わせをする場所は?

    顔合わせの場所は明確に定められていません。結納と同じように料亭やレストランの個室で静かに行っても構いませんし、自宅へお招きすることもあります。両家の意見をきちんと聞きながら、最適な場所を選びましょう。
    お互いの自宅が離れているのならば、中間地点で落ち合ってホテルやレストラン等で食事をするのもよいでしょう。

    自宅で顔合わせをするときには、古くからの結納の影響によって男性側が女性側の実家へ赴くのが一般的です。しかし、遠方であれば移動の負担があるため、両親の体調なども考慮することを忘れないようにしてください。

    もちろん招く側にも準備やおもてなし、その後の片づけと言った負担があります。招かれる側は「相手に負担をかけさせてしまい申し訳ない」、「感謝しています」という気持ちを込めて簡単な手土産を用意するとよいでしょう。
    そのとき、地元の銘菓などを用意すれば自宅がどこにあるのか、子ども(新郎や新婦)はどのような幼少期を過ごしたのかといった話の種にもなります。

    手土産の相場価格はだいたい3000円~5000円くらいとなります。極端に高いものは受け取りにくくなるほか、相手も手土産を用意していた場合値段に開きが出てしまうと気を遣わせてしまうので避けてください。

    両家顔合わせを成功させるための3つのポイント

    二人が主導してセッティングする

    まずは、それぞれの両親に希望を聞いた上で、お互いにとって負担にならない場所・日時を決めましょう。
    特に、両親が地方にいる場合などには、顔合わせを行う場所選びは慎重に行うようにします。

    遠方に住んでいる両親に顔合わせをお願いするとなると、どうしても移動を強いることになってしまいます。マナーを意識するあまり、体調や都合が悪い中で無理をさせることのないようにしましょう。
    新郎は新郎の両親、新婦は新婦の両親に、それぞれ希望や要望をきちんとヒアリングしておきましょう。

    食事をする場所についても、それぞれの両親の好みや苦手なものを事前に把握しておき、お店を決めると良いでしょう。
    どちらかの両親に任せっきりにするのではなく、これから夫婦となる2人が率先して調整・セッティングをするのがポイントです

    出席者を確認する

    両家の顔合わせでは、誰が出席することになるのかをお互いの両親に確認しておくことも大切です。
    兄弟・姉妹・祖父母は同席するのか、他の親族は参加するのかなど、事前に情報を共有しておきましょう。

    顔合わせに出席するメンバーは、基本的には新郎新婦とその両親です。しかし兄弟や祖父母といった家族が同席するケースもあります。
    地域のしきたりによっては、親戚を集める顔合わせもありますので、よく確認して呼ぶ人を決めましょう。

    避けたいのは、どちらかの家庭は両親のみで、もう片方の家庭は両親のほか兄弟や祖父母、さらには親族も参加する……というように、数に極端なひらきが出るケースです。
    事前に両家で出席者を確認し「どちらも両親のみ」「どちらも両親と兄弟まで」など確認して決めておきましょう。
    参加する人数が決まったら、最適な場所・会場も選びやすくなります。

    和やかな雰囲気づくり

    顔合わせは婚約した2人はもちろん、それぞれの両親も緊張するものです。
    率先して二人が家族・親族を紹介をしたり、話題を振ったりする心遣いも大切です
    その場で両家の親睦を深められるような話題、お互いの理解が進むような話題を事前にいくつか考えておくと良いでしょう。

    両家顔合わせでの女性の服装選び

    顔合わせは、結納に比べてカジュアルなイベントであることから「どんな服装でも問題ないだろう」と思ってしまうかもしれません。しかし実際には、顔合わせにもやはり服装のマナーがありますので注意してください。

    ラフ過ぎる格好はNG

    いくら事前に相手の両親に会ったことがある場合でも、顔合わせでの服装はしっかりと気を配るべきです。
    「気楽に」「気を使わないで」などと言われている場合にも、カジュアルすぎる格好は避けたほうがいいでしょう。

    特に、露出の多い服装、柄物をはじめとした派手な服装、ダメージジーンズのようにダメージ感のある服装は避けてください。
    また、ジャージやスニーカーといった運動をするときのような格好もフォーマルなシーンにはNGです。

    ワンピースかスーツが最適

    会場の雰囲気を考慮する必要はありますが料亭やレストランで顔合わせを行う場合、女性はワンピーススタイルかスーツスタイルが最適です。
    上品さや柔らかさのあるデザインのワンピースか、しっかりとした印象を与えるスーツを選ぶといいでしょう。

    ワンピースはカジュアルすぎない、フォーマルなデザインを選びましょう。その中でも、あまりに華やかすぎるデザインや、露出のあるワンピースは不向きです。
    上品さやおしとやかさを重視して選んでください。

    スーツの場合には、比較的どのようなデザインでも問題ありません。
    しかし、いわゆるリクルートスーツに思えるようなデザインは避けたほうがよいでしょう。
    フォーマルなシーンとは言えビジネスの場ではなくあくまでプライベートの場ですから、華やかな印象にしてくれるデザインを意識してください。

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    明るい色を取り入れる

    顔合わせでのワンピースの定番カラーは、白・ベージュです。
    定番の色も良いですが、淡めのピンク・イエローを選ぶと、柔らかく上品な印象を与えることができます。

    おめでたい席ですので、スーツの場合でも少し華やかさを取り入れるのもおすすめです。
    「どうしてもビジネスっぽく、リクルートスーツのようになってしまう」というときには、白シャツではなくカラーシャツを取り入れるのもおすすめです。

    また、黒やグレー、ネイビーといったカラーのワンピースは落ち着いた雰囲気で上品なイメージになりますが、デザインによっては地味になりすぎてしまいます。そうしたとき、明るい色のジャケットやラメなど質感のあるストールをあわせると暗すぎず明るいイメージになるでしょう。

    淡い色のワンピースに、ジャケットを合わせるのもおすすめです。

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    黒・ネイビー系のワンピースに合わせると華やかに見えるカーディガン。 白やベージュ、パステル系のワンピースに合わせると全体の印象が引き締まるカーディガン。

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    ワンピースやスーツの露出は少なく

    顔合わせで食事が伴う場合、ずっと着席をしていることになります。
    そのため、ワンピース/スーツのスカートの丈は、短すぎないものを選びましょう。
    また、胸元が大きく開いているデザインのものは避けておくのが無難です。

    必ずストッキングを履く

    服装に合わせる靴は、パンプスが一般的です。
    このとき、必ず肌色に合うストッキングを着用するようにしましょう。
    はだしはマナー違反となりますので注意してください。
    また、靴を脱いであがる座敷席に通される可能性も考慮して、指先に穴があいていないかなどすみずみまで確認しましょう。

    両家顔合わせの服装例

    ここからは、顔合わせにぴったりな服装を具体的にご紹介していきます。顔合わせは両家で話し合った上で、フォーマルに行う、カジュアルに行うなどそれぞれ違った雰囲気になるからこそ、シーン別の最適な服装を解説していきます。新郎新婦の服装はもちろん、両家のご家族の服装もあわせてご紹介していきますのでご参考くださいね。

    フォーマルな雰囲気の顔合わせには和装もOK

    両家で話し合い、格式を大切にする方針で決まったときには和装での顔合わせを行うのもよいでしょう。結納のように、料亭やホテルのレストランの個室を予約してかっちりとした顔合わせをするのであれば特に、和装がおすすめです。

    和装はとても華やかになるため、顔合わせをきちんとした「家族の挨拶の場」としてフォーマルな雰囲気で行いたいときにぴったりです。
    新婦にとっては、振り袖を着用する最後のタイミングとなりますから着用したい和服をしっかり用意しておきましょう。

    ただし振り袖は「第一礼装」と呼ばれる、フォーマルスタイルの中でももっとも格の高い服装です。
    ほかの人が「略礼装」「セミフォーマル」である中でひとりだけ振り袖だと、格が揃わなくなってしまうので注意しましょう。

    新婦が振り袖をはじめとした和装を着用する場合は、新郎も格を揃えるためフォーマルなスタイルにします。ブラックスーツに白シャツ、シルバーなどの華やかな色味のネクタイを合わせましょう。革靴や靴下についても、黒で統一してください。

    また新郎だけでなく両家の父親についても、このようなスタイルで統一します。
    両家の母親は、新婦と同様に和装に身を包んでも構いません。色留め袖や訪問着といった和装を用意しましょう。
    とは言え「新婦が和装なら必ず和装でなければならない」というわけではありませんので、ワンピースやスーツ、アンサンブルといった洋装でも構いません。その中でも、フォーマルなデザインのものを用意してください。

    兄弟や姉妹については新郎新婦や両親ほどフォーマルなスタイルにこだわる必要はありません。女性であれば、新婦や母親が和装であってもフォーマルなワンピースなどでよいでしょう。
    男性の場合には、ダークスーツに白シャツ、ネクタイといったスタイルを選びましょう。

    フォーマルな雰囲気の顔合わせを洋装で行うのも◎

    料亭やホテルでの顔合わせではドレスコードが求められることが多く、服装も格式を意識すべきではありますが「格式高いスタイル=和装でなければならない」というわけではありません。そうしたシーンで、フォーマルな洋装を選ぶというのもひとつの手です。

    新婦は、ワンピースやスーツの中でもデザイン性が高くフォーマルなイメージを引き立ててくれるデザインのものを着用しましょう。
    新郎はダークスーツに、淡色や派手すぎないネクタイを合わせるとよいでしょう。
    両家の両親、兄弟姉妹といった家族についても、同様のスタイルで問題ありません。

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    ツイード生地できちんと感が演出できるブラウスとマーメイドスカートのセットアップ。ウエストタックのデザインは細見え効果も◎ ウエストが総ゴムのパンツスタイルで動きやすいが、きちんと感もありつつ女性らしさもあるセレモニースーツセット。

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    堅苦しくなりすぎずきちんと感を出したいときは「セミフォーマル」スタイル

    「結納と違い、顔合わせを選ぶからにはあまり堅苦しい雰囲気にしたくない」と考える人もいるのではないでしょうか。
    「だからと言って、単なるお食事会のようなカジュアルすぎる雰囲気にはせず、きちんと感を意識したい」というときには、セミフォーマルコーデを意識しましょう。

    セミフォーマルとは、前述のようなフォーマルスタイルに比べるとカジュアルなものの、普段着よりもきっちりとしたスタイルのことです。
    「友人の結婚式やウエディングパーティーにお呼ばれしたときのスタイル」といえば、コーディネートを思い描きやすいかもしれませんね。

    女性ならワンピースやスーツ、男性ならスーツといった基本的なコーディネートは変わりませんが、適切なデザインの幅が広いことが特徴です。女性の場合はより動きやすいアイテムや、より自分らしい好みのデザインのワンピースを選んで構いません。

    男性ならシャツやネクタイにカラーアイテムや、派手すぎない柄物を取り入れるのもよいでしょう。ポケットチーフを飾るなど、おしゃれを楽しむポイントを盛り込めるのもセミフォーマルならではの特徴です。

    新郎新婦がセミフォーマルの場合、両親や兄弟姉妹についても格を合わせて同様のセミフォーマルスタイルにします。新郎新婦がセミフォーマルなのに、両親はフォーマルな和装……というようなちぐはぐな状態にならないよう注意してください。

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    繊細で大人っぽい花模様のあしらわれたオーガンジーと、ラメ糸を織り込んだジャガードを組み合わせたネイビーのドレス。 メリハリの効いた形がスタイルアップできるネイビーのドレス。

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    堅苦しくなく和やかな会にしたいなら「カジュアル」

    「せっかくの顔合わせなのだから、ほかの儀式やイベントとは違って和やかで堅苦しすぎない雰囲気にしたい!」というときにおすすめなのが、カジュアルスタイルです。
    セミフォーマルよりもさらに普段着に近いイメージの、ちょっとしたおでかけのような雰囲気の雰囲気で顔合わせにのぞめます。

    顔合わせを行う場所が料亭やホテルのようにドレスコードのある場所ではなく「近所のちょっといいお店」のような店舗であるのなら、カジュアルスタイルで集まって構いません。
    女性の場合には、普段着のワンピースやセットアップ、スカート、シャツ、ブラウス、カーディガンといった、ややきちんと感を意識した私服が適切です。

    男性の場合にはスーツではなく、カジュアルなジャケットやスラックス、チノパンでOKです。
    ジャケットの内側に着用するトップスについては、シャツのように襟のあるものに限らず、比較的自由に選べます。
    足元についても、革靴やパンプスに限らずにローファーやスエード靴、ヒールの低いぺたんこ靴で構いません。ただし、運動靴はカジュアルな雰囲気になりすぎてしまうので避けてください。

    両親や兄弟姉妹もスーツなどではなく、カジュアルな私服を着用します。遠方から両親や兄弟姉妹を呼ぶときにも、動きやすく着心地のいい格好のまま移動できるので負担を抑えられるのはカジュアルの魅力ですね。

    もちろん「どんなスタイルでもOK」というわけでなく、前述のように露出の多い服装や派手すぎる服装などカジュアルすぎるものは避ける必要があります。その中でも肩肘を張らずに、より自分らしいアイテムを身につけられるのはうれしいですよね。

    服装はカジュアルにしながら、その中にもエレガントさを取り入れたいなら「アクセサリーだけ上品なものにこだわる」というのも手ですよ。

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    監修者PROFILE

    髙田公介(たかた こうすけ)

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    著者PROFILE

    ワンピマガジン編集部

    「ワンピの魔法」は20代~60代の女性にご利用頂けるWEB上のレンタルドレス専門店。 上品でエレガントなドレスを中心に扱っており、フォーマルな場に適したドレスが多く、口コミなどでも顧客満足度が高いショップです。 すでに14万人以上が利用し、商品レビュー数も60,000件以上。 初めての方にも安心してレンタルしていただけるレンタルドレス専門店です。