結婚式に参列する際、ドレスに合わせる「羽織もの」に迷ったことはありませんか?
季節や式場の空調に応じて、羽織ものは寒さ対策やマナーの面でも重要なアイテムです。
特に、春や冬のように寒暖差が大きい時期は、ジャケットやカーディガンなどをうまく取り入れて、おしゃれかつ上品なコーディネートを目指すのがおすすめ。
そこでこの記事では、
- 結婚式にふさわしい羽織ものの種類
- 羽織ものを取り入れるときのドレスマナー
- 季節ごとのおすすめアイテム
以上の3つを中心に詳しく解説します。
結婚式に着ていく羽織ものの種類
結婚式にふさわしい羽織ものには、素材や形によってさまざまな種類があります。
ここでは「ボレロ」「ショール」「ジャケット」の3タイプについて、それぞれの特徴や魅力、着こなしのポイントをチェックしてみましょう。
羽織もの①ボレロ
ボレロはコンパクトな丈感で、ドレスのデザインを引き立ててくれる羽織ものです。レースやシフォン素材のものが多く、女性らしく華やかな印象を演出できます。
ウエスト位置が高く見えるため、スタイルアップ効果も期待できるのがポイント。
最近は長め丈やパフスリーブなど、トレンドを取り入れたデザインも人気です。
羽織もの②ショール
ショールは肩からふんわりと羽織るタイプで、エレガントで大人っぽい雰囲気を演出できます。
とくにシンプルなドレスに華やかさをプラスしたいときにぴったり。素材や巻き方で印象が変わるため、アレンジを楽しみたい方にもおすすめです。
光沢のあるサテンやラメ入り素材などが、結婚式にふさわしい華やかさを添えてくれます。
羽織もの③ジャケット
ジャケットタイプはきちんと感があり、フォーマルな場に安心して着用できる羽織ものです。冬場の結婚式や格式高めの会場では使いやすく、重宝されます。
最近はカーディガン感覚で着られる軽やかな素材や、袖に透け感のあるデザインなど、やわらかな印象を与えるものも増えています。パンツドレスとも好相性です。
羽織もののおすすめ素材や色
おすすめ素材
羽織ものの素材は、季節感やドレスとの相性を大きく左右します。具体的な例でご紹介しますね。
<春夏>
- 軽やかなシフォンやレース
- 透け感のあるオーガンジー素材
<秋冬>
- 保温性のあるツイードやベロア
- 全体に華やかさをプラスするラメ入りのチュールなど
最近は、華やかさとトレンド感を両立した素材も人気です。
肌寒さ対策だけでなく、素材選びひとつで印象が大きく変わるので、TPOに合わせた選択をしてみましょう。
おすすめの色
羽織ものの色も、ドレスの印象や会場の雰囲気に大きく影響します。
落ち着いた雰囲気を演出したいなら、シルバーグレーやネイビー、ダークグリーンなどのカラーがおすすめです。
<おすすめカラー>
- 華やかさをプラスしたい:淡いピンクやラベンダー
- フォーマル感を高めたい:ネイビー、ブラック
- 上品に仕上げたい:グレージュやシルバー系
花嫁の色である白系は避けた方が無難なので、明るさが欲しい場合はシャンパンゴールドや淡色系で調整してみましょう。
マナー違反になる羽織もの
結婚式は格式ある場です。カジュアルすぎる羽織ものや派手すぎるデザインは避けるのが基本マナーです。
たとえば、
- デニム素材や厚手のニット
- ボリュームのあるファーアイテムなど
これらの羽織ものは披露宴会場の雰囲気に合わず、浮いてしまうこともあります。
ただ、最近はマナーについても寛容になってきているので、会場の雰囲気やゲストの顔ぶれによっては、ファーアイテムも許容される場合があります。
心配な場合は、食事の際に毛が飛ばないよう事前にクロークに預けたり、新郎新婦に列席者の雰囲気を確認できると安心ですね。
また、白や明るいベージュ系の羽織ものは、写真によっては花嫁の衣装と見分けがつかない場合があり、気をつけたいポイントです。
心配な方は、くすみカラーやシャンパンゴールドなど、やわらかい色味を選ぶと安心。どうしても白っぽいアイテムを取り入れたい場合は、写真撮影時に外す・クロークに預けるなど、シーンに合わせた配慮を心がけましょう。
袖ありのドレスでも羽織ものがおすすめ
「袖があるから羽織ものはいらないかも…」と思っていても、実は持っていると便利なシーンがたくさんあります。
寒さ対策になるのはもちろん、体形カバーや印象チェンジなど、取り入れるとコーデをワンランク格上げする効果も。
ここでは、袖ありドレスでも羽織ものをプラスしたい理由をご紹介します。
冷え対策になる
袖付きドレスでも、羽織ものがあると意外と重宝します。
式場は空調がしっかり効いていて、肌寒く感じることも多いもの。とくに春や冬の結婚式は、外との気温差も大きいので一枚あると安心です。
移動中や写真撮影の待ち時間など、じっとしている時間にさっと羽織れるのも嬉しいポイントです。
体調管理の意味でも、羽織ものをおすすめします。
汗ジミを隠す
人前に出ると緊張して汗をかいてしまう…そんなときも羽織ものが味方になります。
特に背中や脇部分は、汗ジミが目立ちやすく、写真に残ってしまったら残念ですよね。淡色ドレスだと不安な方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、肩からかけるだけで気になる部分をカバーできる羽織ものがあれば、安心感が違います。汗ジミを気にせず参列を楽しむために、ぜひ活用してみましょう。
二の腕隠し
体形の中でも気になりやすい二の腕は、羽織もので自然にカバーできます。袖付きドレスでもラインが出やすかったり写真写りが気になったり…、意外と結婚式お呼ばれコーデの体型隠しは悩むところです。
そんなときは、ふんわり感のあるショールやボレロで視線を散らすと◎。軽やかな素材を選べば重たく見えず、全体のバランスも整って見えるのでおすすめです。
マタニティの方のお腹を目立ちにくく
マタニティ期はドレス選びに悩む方も多いですが、羽織ものがあればお腹まわりをさりげなくカバーできます。特に視線が上半身に集まりやすくなるので、全体のバランスも整って見えるのがポイントです。
体にフィットしすぎないジャケットや、ウエストラインをぼかせる羽織ものなどを選べば、無理なくフォーマル感のあるコーデが完成。
冷え対策としても重宝するので、1枚持っておくと安心です。
スタイルアップ
羽織ものをプラスすることで、全体のシルエットにメリハリが出てスタイルアップ効果も。たとえば短め丈のボレロならウエスト位置が高く見えて、脚長効果も期待できます。
また、縦ラインを強調できるショールやカーディガンを使えば、すっきりした印象を目指せます。さりげなく体形カバーしつつ、おしゃれも楽しみたい方にぴったりです。
ドレスのイメチェンに
同じドレスでも、羽織ものを変えるだけで印象がぐっと変わります。たとえば披露宴では上品なシフォン素材でやさしくまとめて、二次会ではラメ入りや光沢感のある羽織もので華やかさをプラスすると、着替えなくても雰囲気チェンジが叶います。
時間帯や会場の雰囲気に合わせて印象を調整できるので、1着のドレスを着回したい方にもぴったり。羽織もの次第で、コーディネートの幅が広がります。
結婚式の羽織ものの選び方
羽織ものを選ぶときは、ドレスのデザインや会場の雰囲気に合うかどうかがポイントです。おしゃれに仕上げるには、色・丈・素材などのバランスにこだわってみましょう。
ここでは、失敗しない羽織もの選びのために意識したい4つのチェックポイントをご紹介します。
気候に合わせる
春や秋は日中と夜の寒暖差が大きく、思った以上に冷えることもあります。
冬の式では防寒対策が必須なので、厚みのある素材や袖付きのジャケットタイプがおすすめ。
逆に夏の時期は、通気性のいいシフォンやオーガンジー素材など、見た目も着心地も軽やかな羽織ものを選ぶと快適に過ごせます。
ドレスの色との相性
羽織ものはドレスとセットで見られるので、色のバランスも大切です。
淡いカラーのドレスには、少し引き締まった色味を合わせるとコーデにメリハリが出て◎。
逆に濃い色のドレスには、シルバーやくすみ系の明るい羽織りを合わせると、重たく見えずバランスが取りやすくなります。
ドレスの丈に合わせる
ドレスの丈感に合った羽織ものを選ぶと、全体のバランスが美しく見えるポイントに。
切り替えのあるドレスは腰あたりまでのジャケットやボレロを合わせるとすっきり見えし、膝丈ドレスならショート丈でコンパクトにまとめるとスタイルアップ効果が期待できます。
丈のバランス次第で、足元の見え方も大きく変わってきます。
体形カバーできるか
羽織ものは、スタイルをよく見せたいときの頼れるアイテムです。
気になる二の腕やウエストライン、お腹まわりを自然にカバーしてくれるだけでなく、ドレスのシルエットも整えてくれます。
とろみ感のある素材や、少し透け感のあるデザインなら、体形を隠しながらも重たく見えず、抜け感を演出できるのも嬉しいポイント。体形カバーとおしゃれを両立したい方におすすめです。
冬におすすめの羽織もの3選
冬におすすめの羽織ものを3つご紹介します。すべてレンタルドレス「ワンピの魔法」で実際にレンタルOK。気になるアイテムがあれば、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
冬に映えるファーの羽織もの
ふわっとしたフェイクファー素材が上品な印象を添える、冬の定番。しっかりと厚みがありながら、丈感はコンパクトで重たく見えないのが魅力です。
黒のファージャケットは寒さ対策はもちろん、落ち着いた黒が全体を引き締めてくれるので、淡色ドレスとも好相性。
淡いカラーのファーの羽織物なら、より女性らしく甘さが引き立つコーディネートになるでしょう。
カジュアルな結婚式二次会コーデに頼れる一着です。
落ち着きと華やかさを両立するダブルジャケット
きちんと感のあるダブルジャケットは、冬の式にも安心して着られる羽織もの。上品なくすみモカカラーなら大人っぽく、チャコールグレーならクールな着こなしに。ゴールドボタンが華やかさを添えてくれます。
丈が長めなので防寒性も◎。パンツスタイルはもちろん、シンプルなワンピースとも好相性で、コーデ全体を品よく引き締めてくれます。
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しなやかなハイストレッチ素材で動きやすく、袖をたくし上げてもシワになりにくいのが嬉しいポイント。 | ラインが美しくハリのある素材なので高級感がある。オーバーサイズのこなれ感が、コーディネートをスタイリッシュに仕上げてくれる。 |
大判ストールで防寒対策も万全に
しっかりと肩まわりを包み込んでくれる大判ストールは、防寒性も抜群です。コンパクトにたたむことができるので、持ち運びもしやすいのも魅力です。
会場内のちょっとした移動など、さっと羽織ることができるのでスマートに扱えます。
冬に選びがちなダークカラーのドレスには明るめのストールを羽織ると、面積も広いので印象がぱっと明るくなりますよ。
春におすすめの羽織もの3選
ここからは春の肌見せ・体系カバーに活用したい羽織ものを3つご紹介します。すべてレンタルドレス「ワンピの魔法」で実際にレンタルOK。気になるアイテムがあれば、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
春らしい透け感が魅力のストール
軽やかなオーガンジーやシフォン素材に、繊細なレースをあしらったストールは程よい光沢と透け感が春のドレススタイルを上品に引き立ててくれます。
緩やかなドレープが美しいものや、袖付きで動いてもずれにくく、きちんと感もキープできるものなど様々な種類があるので、ドレスに合わせたお好みのものを見つけてみてくださいね。
ゴールドのストールで春っぽい抜け感を
やわらかな光沢をまとったゴールドのストールは、春のドレススタイルに上品な華やかさをプラスしてくれる優秀アイテムです。裾のフリンジがほどよく揺れて、動きのある印象に。明るすぎない落ち着いたゴールドなので、派手になりすぎず大人っぽく着こなせます。
寒暖差のある春のお呼ばれにもぴったりです。
明るく軽やかベージュのボレロ
合わせやすいベージュのボレロはコンパクトな丈感でスタイルアップが狙え、すっきりとしたシルエットにまとまります。
さらっと羽織れて春の気候にちょうどよく、ドレスのデザインも邪魔しません。やわらかい光沢とナチュラルな風合いで、大人のおしゃれを演出できます。
結婚式の羽織ものをレンタルするなら「ワンピの魔法」
羽織ものを持っていない場合や、手持ちのドレスに合うか不安なときは、レンタルの活用がおすすめです。
「ワンピの魔法」では、結婚式にふさわしい羽織ものを豊富にラインナップ。ボレロ・ショール・ジャケットなど多彩なスタイルから選べて、季節やドレスに合わせたコーディネートが叶います。
ワンピの魔法は今っぽさやトレンド感もばっちり。「とりあえず何を選べば正解?」という方にも頼りになります。
また、アイテムの使用感やサイズ感は、実際の利用者レビューや実寸サイズの表記でしっかり確認できます。
ドレスと羽織もののセットレンタルもできるので、トータルでおしゃれに整えたい方にもぴったりです。
まとめ
羽織ものは、結婚式コーデを整えてくれるだけでなく、寒さ対策や体形カバーにも役立つ心強いアイテムです。袖付きドレスでも1枚あると安心できる場面は多く、シーンに応じて取り入れるのがおすすめです。
とくに春や冬の式では、羽織もののあり・なしで快適さが大きく変わることも。素材や色、ドレスとの相性を意識して選べば、全体のバランスも自然に整います。
「どんな羽織ものを選べばいいか迷ってしまう…」という方は、レンタルサービスの「ワンピの魔法」もチェックしてみてください。今っぽさと安心感、どちらも大切にしたい方におすすめです。