ディナークルーズの服装は?シチュエーション別のドレスコードを紹介

監修者PROFILE

  • 監修者

  • 髙田公介(たかた こうすけ)

    株式会社リダンダンシーの代表。
          「ワンピの魔法」「リリアージュ」の運営者。
    広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。
    一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。

夜の海上で特別な時間を過ごせるディナークルーズでは、「どんな服装を選ぶべき?」と迷ってしまいますよね。

あらかじめディナークルーズならではの服装のポイントを押さえておけば、より当日を楽しめるはず。

今回は、ディナークルーズにぴったりの服装、ディナークルーズのドレスコード、小物類の選び方について解説します。

さらに、ディナークルーズにおすすめのヘアスタイル、ディナークルーズを楽しむコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

<この記事でわかること>

【船のグレード別】ディナークルーズにぴったりの服装

    • ディナークルーズにおけるドレスコードの特徴

    • ディナークルーズの小物類の選び方

    • ディナークルーズの服装に関するよくある質問

ディナークルーズの服装は?

ディナークルーズの服装は、下記のように船のグレードを参考に考えてみましょう。

    • カジュアル船の場合

    • プレミアム船の場合

    • ラグジュアリー船の場合

上記3タイプの船ごとに、ディナークルーズにぴったりの服装をご紹介します。

カジュアル船の場合

クルーズ船の中でポピュラーであり比較的安価な「カジュアル船」の場合は、厳格なドレスコードが設定されていないことも多いです。

女性は上品なワンピース、男性はスーツにネクタイといったスタイルが基本でしょう。

ブラウンのチュールスリーブIラインドレス ブルーグレーのファートップスドレス
繊細なリーフ刺繍とチュール素材のトップ部分が特徴的なブラウンのドレス。 ファー素材風の立体レースのトップスと控えめな光沢の美しいキャミドレスを合わせたブルーグレーのドレス。

ブラックのチュールラメ刺繍ドレス モカのメッシュエンブロイダリードレス
光沢感のあるチュール生地にラメ糸を織り交ぜた花柄の刺繍が煌びやかなドレス。 ふっくらとした厚めのメッシュ生地に大きめの刺繍がモダンな印象。

プレミアム船の場合

カジュアル船よりもワンランク上の贅沢を楽しめる「プレミアム船」の場合は、雰囲気にマッチするような上質なドレスを選んでみましょう。

女性は品格を感じられるドレスに華やかなアクセサリー、男性はダークスーツやタキシードに蝶ネクタイを合わせるスタイルが定番です。

グレーのビジューカラーレースドレス ブラックのチュールビスチェIラインドレス M/Leja
全体にあしらわれた繊細なレースが上品な印象を与え、特別なシーンをより華やかに彩る。 デコルテ部分にシアー素材を取り入れることで、抜け感を演出し洗練された印象に。

ブラックのレースミックスチュールドレス ピンクベージュのシアーオフショルドレス
繊細なチュールと花柄刺繍のレースを重ねたブラックのドレス。 透明なスパンコールが織り込まれた生地は、柔らかく着心地がいい。

ラグジュアリー船の場合

洗練された船内ときめ細やかなサービスで最上級の体験ができる「ラグジュアリー船」の場合は、ハイクラスな空間に溶け込むような服装を意識してみてください。

女性は華やかなロングのカクテルドレスやイブニングドレス、男性はタキシードで参加される方が多いです。

kaene ドレス [ 店頭販売価格 38,500円 ] チャコールのシアーレースコンビネーションドレス
通常のマキシ丈よりも少し着丈が長くイブニングドレスに近いラグジュアリーな雰囲気がある。 https://onepiece-rental.net/products/detail.php?product_id=5604

ネイビーのジャガードIラインドレス PREFERENCE ドレス [ 店頭販売価格 39,600円 ]
リーフ柄とヴィンテージ感のある凸凹の生地を組み合わせたジャガードドレスとチュールインナーのセットドレス。 ネイビーのサテン地にブルーグレーのレースを重ねたロングドレス。体のラインを綺麗にに見せてくれる計算されたシルエット。

カジュアル・セミフォーマル・フォーマルの違い

ディナークルーズで設定されるドレスコードは、主に下記3種類です。

    • カジュアル

    • セミフォーマル/インフォーマル

    • フォーマル

こちらからは、上記3種類のドレスコードについてご紹介します。

ちなみに、船によって設定されるドレスコードは異なるため、あらかじめ運行会社のホームページなどで確認しておきましょう。

カジュアルとは

ディナークルーズのドレスコード「カジュアル」とは、ディナーに相応しい最低限の服装のことです。

女性の場合、きれいめのワンピースやセットアップが適しており、男性の場合は襟付きのシャツ×スラックスなどがおすすめですよ。

「カジュアル」とはいっても、Tシャツやパーカー、スニーカーなどのラフなスタイルは避けるのが良いでしょう。

セミフォーマル/インフォーマルとは

ディナークルーズのドレスコード「セミフォーマル/インフォーマル」とは、「カジュアル」と「フォーマル」の中間に位置する服装であり、フォーマルよりも柔軟性がある上品な装いのことです。

女性であればドレッシーなドレスやワンピース、男性であればダークスーツやブレザー、ジャケットが適しています。

また、セミフォーマルの方がインフォーマルよりも格式の高い服装であることも押さえておきましょう。

フォーマルとは

ディナークルーズのドレスコード「フォーマル」とは、最も格式高い服装のことです。

女性の場合はイブニングドレス、着物であれば黒留袖(くろとめそで)や振袖(ふりそで)が良いでしょう。

一方、男性の場合はタキシードやダークスーツに、ネクタイ・ドレスシャツ・カマーベルトを合わせた服装がおすすめです。

ドレスコードが存在する理由

ディナークルーズをはじめとして、様々なシーンでドレスコードが存在する理由は、場に統一感をもたせるためです。

例えば、ディナークルーズの場合、Tシャツやサンダルなどのラフな服装で参加してしまうと、ラグジュアリーな雰囲気が崩れてしまいます。

主催者や他の参加者に配慮をする意味でも、適切なドレスコードを身につけることは大切なマナーといえるでしょう。

小物類の選び方

こちらからは、ディナークルーズの服装に欠かせない下記3種類の小物の選び方について解説します。

    • バッグ

    • アクセサリー

彩りをプラスしてくれる小物類だからこそ、ぜひ選び方を押さえて素敵なコーディネートに仕上げていきましょう。

バッグ

ディナークルーズであれば、小ぶりの華やかなパーティーバッグやクラッチバッグを選んでみましょう。

ドレスコードの指定がない場合、バッグ選びに厳格なルールはありませんが、ドレスアップした服装に合うように上品なパーティバッグを選ぶのが安心です。

シルバーのシャインクラッチバッグ ベージュのスパンコールクラッチバッグ
高級感のある肌触りで持っているだけでテンションが上がるようなバッグ。 長めのチェーンが付いており肩掛けをすることができるのも嬉しいポイント。

ブラックのボールハンドルバッグ グレーのシャギーファーバッグ
全体にラインストーンが配置されとても華やか。 ふわふわとした生地感に秋冬っぽさがあり、シャギーが目を惹く巾着バッグ。

靴は、女性はヒールのあるパンプス、男性はドレスシューズを選んでみましょう。

ディナークルーズという特別な空間にふさわしい光沢のある靴など、洗練された雰囲気を感じられる靴がおすすめです。

女性の場合、ヒールの高さはドレスのスカート丈を見てから決めると、スカートの裾を引きずる心配がありません。

船の揺れが心配な場合は、太めのヒールやローヒールのパンプスを選んでみてください。

アクセサリー

ディナークルーズでは、特別感のあるコーディネートに仕上げるために、上品なアクセサリーを選ぶこともポイントです。

パールやダイヤのアクセサリーなど、優雅さや美しさを感じられるアイテムであれば、ディナークルーズにぴったりの服装に仕上げられます。

華やかなアクセサリーは夜のロマンチックな雰囲気を際立たせてくれるので、思い切って普段は選ばないエレガントなアイテムをつけてみてはいかがでしょうか。

ゴールドチェーンのボリュームパールネックレス シルバーのパール×ダストボールネックレス
パールの柔らかな輝きとエアリー感がエレガントな印象で、パーティースタイルのデコルテラインを華やかに演出してくれる。 大小のパールの間でダストボールとロンデルがキラリと輝く。

ゴールドのダイヤシャワーイヤリング ベビーパールのフープイヤリング
ビジューがキラキラと輝き、大きめのイヤリングは苦手だけど、存在感のあるものをお探しの方にとてもおすすめ。 大きめのイヤリングは存在感があり、コーディネートのポイントになる。

ディナークルーズにおすすめのヘアスタイル

ディナークルーズのヘアスタイルに厳密なルールはないので、上品な服装に合うものを意識してみるのがおすすめです。

ただ、女性はフォーマルの場合はアップスタイルがマナーであり、セミフォーマルの場合であればハーフアップもOKです。

デッキに出ると風が強い場合もあるので、ドレスコードが設けられていない時でも髪の毛は結んでおくのが良いですよ。

一方、男性であれば、ツーブロックやアップバング、オールバックなどが多いでしょう。

ディナークルーズを楽しむコツ

ディナークルーズを楽しむには、以下2つのコツを押さえておきましょう。

    • 船上ならではの服装の注意点を押さえておく

    • 船酔い対策をしておくと安心

上記2つのコツについてご紹介します。

船上ならではの服装の注意点を押さえておく

クルージングでは、風の影響を受けることがあるため、デッキに出るときはタイトなスカートなどを選び、ドレスが舞い上がらないような対策をしておくことがおすすめです。

また、夏でも海の上は肌寒さを感じることがあり、船内でもしっかり冷房がきいていることが考えられるので、長袖のシャツやカーディガン、ボレロなどを用意しておきましょう。

船酔い対策をしておくと安心

クルーズ船は天候の安定した海域を選んで運航しているので、大きく揺れることはないとされていますが、万が一に備えて船酔い対策をしておくと安心です。

船酔い対策としては、「前日に十分な睡眠をとる」「酔い止め薬を飲んでおく」という方法から、「揺れの少ない中央寄りや低層階で過ごす」といったものもあります。

よくある質問

こちらからは、ディナークルーズの服装におけるよくある質問として、以下5つをご紹介します。

    1. 「時間帯ごと」の服装のポイントは?

    1. 「季節ごと」の服装のポイントは?

    1. 「シーンごと」の服装のポイントは?

    1. 子どもはどんな服装にするべき?

    1. クルーズ中のドレスコードの調べ方は?

上記5つをチェックし、万全の状態で当日を楽しみましょう。

「時間帯ごと」の服装のポイントは?

18時以降の夜と異なり、日中はドレスコードが決められていないことも多いので、比較的自由な服装で過ごしても問題ありません。

ただ、せっかくのクルージングなので、日中であっても適度にリラックスができつつ華やかさもある、きれいめのワンピースを選ぶのがおすすめです。

例えば、日中は海に映えるような明るめの色、夜はネイビーなど品格と華やかさを演出できる色のドレスを選ぶなど、時間帯に応じてぴったりの服装を身につけてみましょう。

「季節ごと」の服装のポイントは?

春・秋は暖かい日差しの日も多いですが、海風によって寒さを感じることもあるので、羽織物を用意しておくことが大切です。

一方、夏は水面からの紫外線反射などによって通常よりも日焼けしやすいため、日焼け止めを塗るのはもちろん、帽子やサングラスなどで対策をしておきましょう。

冬の場合は、カイロやインナーなどを活用して、おしゃれと防寒を両立できるような服装を意識してみてください。

「シーンごと」の服装のポイントは?

ディナークルーズの代表的なシーンにおける服装のポイントは、以下の通りです。

    • カップルでデートクルーズ:ロマンチックな雰囲気とマッチするようなきれいめの服装

    • 小さなお子様が一緒のファミリークルーズ:パンツドレスなど動きやすくドレッシーな服装

    • 夫婦2人で楽しむクルーズ:非日常を感じられるエレガントな服装

ドレスコードを守りつつ、とことん楽しめるような服装を選んでみてください。

子どもはどんな服装にするべき?

子どもの場合、ドレスコードは厳密に設けられていないことが多いですが、大人と同様に昼間はカジュアル、夜はフォーマル感のある服装を選ぶことが一般的です。

ディナークルーズの子どもの服装としては、女の子であればきちんと感のあるワンピース、男の子であれば襟付きシャツにベストやジャケットなどを用意しておくと良いでしょう。

クルーズ中のドレスコードの調べ方は?

基本的に、クルーズ船は日によってドレスコードが異なるため、複数日クルージングをする場合はその日のドレスコードを調べる必要があります。

毎日のドレスコードの調べ方は、1日の船内のスケジュールや注意事項が記載されたプリント「船内新聞」を確認してみましょう。

船内新聞は各客室に届けられることが多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ディナークルーズのドレスはレンタルがおすすめ

ディナークルーズのドレスを用意するときは、レンタルがおすすめです。

特別感のあるディナークルーズにぴったりのエレガントなドレスは、購入するとお値段も高くなるもの。

日常的に着用するものではないからこそ、「ディナークルーズのためだけに高い服を買うのはちょっと…」と感じる方も多いのではないでしょうか。

レンタルであれば、百貨店や専門店で販売されている良質なドレスも、お手頃価格で着用することができます。

購入することを考えると挑戦しづらいようなデザインやカラーも選びやすくなるので、ディナークルーズにぴったりのドレスを見つけられるでしょう。

まとめ

今回は、ディナークルーズにぴったりの服装やドレスコード、小物類の選び方など下記4点について解説しました。

【船のランク別】ディナークルーズにぴったりの服装

    • ディナークルーズにおけるドレスコードの特徴

    • ディナークルーズの小物類の選び方

    • ディナークルーズの服装に関するよくある質問

日常の喧噪から離れて、船上でラグジュアリーな時間を過ごすディナークルーズ。

特別なひと時を満喫するためにも、ドレスコードをふまえながら妥協せずにお気に入りの服装で参加しましょう。

監修者PROFILE

髙田公介(たかた こうすけ)

株式会社リダンダンシーの代表。 「ワンピの魔法」「リリアージュ』の運営者。 広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。 一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。


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ワンピマガジン編集部

「ワンピの魔法」は20代~60代の女性にご利用頂けるWEB上のレンタルドレス専門店。 上品でエレガントなドレスを中心に扱っており、フォーマルな場に適したドレスが多く、口コミなどでも顧客満足度が高いショップです。 すでに14万人以上が利用し、商品レビュー数も60,000件以上。 初めての方にも安心してレンタルしていただけるレンタルドレス専門店です。