いとこの結婚式のご祝儀相場は?シチュエーションごとの金額とマナーを解説

監修者PROFILE

  • 監修者

  • 髙田公介(たかた こうすけ)

    株式会社リダンダンシーの代表。
          「ワンピの魔法」「リリアージュ」の運営者。
    広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。
    一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。

いとこの結婚式に招待されたとき、「ご祝儀はいくら包むのが正解?」と迷う方は少なくありません。
兄弟姉妹ほど近い関係ではないものの、親族として一定の金額を包むのが一般的です。

ただし、出席する人数や夫婦・子連れで参加するかどうかによっても相場は変わります。

そこでこの記事では、

    • いとこの結婚式におけるご祝儀相場

    • シチュエーション別のご祝儀相場

    • 金額を決める際のポイントやマナー

をご紹介します。

これから結婚式お呼ばれを控えている方や、ご祝儀に悩む方はぜひ参考にしてくださいね。

いとこの結婚式に出席する際のご祝儀の金額相場は?

いとこの結婚式に出席する際のご祝儀相場は、1人で出席する場合は3万円が基本です。

兄弟姉妹ほど近い関係ではないため、親族の中では「3万円」がもっとも一般的なライン。学生やまだ収入が安定していない場合は2万円でも失礼に当たりませんが、社会人として出席するなら3万円を目安に考えましょう。

逆に4万円や9万円など、“縁起が悪い”とされる数字は避けるのがマナーです。
また、夫婦や家族で出席する場合はこの金額に応じて加算するのが一般的とされています。

基本は3万円で考えておけば安心ですが、次にシチュエーション別の相場も詳しく解説します。

【シチュエーション別】いとこの結婚式のご祝儀相場

いとこの結婚式のご祝儀は、出席する人数や形態によって金額が変わります。
ここでは「親と出席」「夫婦で参加」「子連れ」などケースごとの相場を解説します。

親と出席する場合

いとこの結婚式に親と出席する場合は、招待状の宛名が誰に送られているかが判断のポイントです。

親宛てのみで一家として招かれているなら、親がまとめて包むのが一般的で、子どもが別にご祝儀を出す必要はありません。ただし、社会人の子どもに個別で招待状が届いている場合は、一人のゲストとして扱われるため3万円を包むのが基本です。

学生や収入が安定していない場合は、親の金額に気持ち程度を添える形でも問題ありません。

夫婦で出席する場合

夫婦で出席する場合は、ご祝儀を2人分をまとめて包むのが基本です。

相場は5万円が最も一般的で、地域や家族の慣習によっては7万円を包むケースもあります。2人分であっても偶数(4万円・6万円)は「割れる」と連想され縁起が悪いため避けましょう。

専業主婦(夫)や扶養に入っている配偶者と出席する場合でも、招待は2名分なので5万円を用意するのが安心です。
ただし親族間での雰囲気やルールがある場合は、事前に確認しておきましょう。

子連れで出席する場合

結婚式に子連れで出席する場合は、子どもに席や食事が用意されているかどうかでご祝儀の金額が変わります

未就学児で料理や席を必要としない場合には、大人2人分のご祝儀で十分です。一方、小学生以上で一人分の食事や引き出物が用意されているなら、大人の半額程度(1万円~1万5,000円)を加算するのが目安となります。

年齢や会場の配慮によって判断が異なるため、事前に確認しておき、無理のない範囲で包むのがマナーです。

会費制の結婚式の場合

結婚式が会費制の場合は、ご祝儀ではなくそのまま会費を支払います。

会費は1万2万円程度に設定されていることが多く、受付で現金を支払う形が一般的。原則として追加のご祝儀は不要ですが、特に親しい間柄で気持ちを表したい場合は、別途プレゼントを贈るのも良いでしょう。

ただし、会費制は「金額を一律にしてゲストの負担を軽減する」意図があるため、無理に包みすぎるのはかえって相手に気を遣わせてしまいます。
招待状に「ご祝儀は不要」と記載されていることもあるため、新郎新婦の意向に沿うのが大切です。

いとこの結婚式のご祝儀金額を決めるポイント

ご祝儀金額を決めるには、親族の慣習や親の金額、会場の規模などを考えておきましょう。
ここでは金額を決める際の具体的なポイントを解説します。

親族同士のルールをチェック

いとこの結婚式とは親族婚にあたります。ご祝儀を決めるときは、まず親族内のルールを確認することが大切です。

親族間では「いとこは3万円」「夫婦で5万円」など暗黙の決まりがある場合も少なくありません。
特に祖父母や親戚が多い地域では、親世代で金額をそろえることで不公平感をなくす習慣が根付いていることもあります。

角が立たないように、事前に親や兄弟に相談して金額の目安を合わせておくと安心です。

親の金額と比較

ご祝儀は親が包む金額とのバランスを意識するのもポイントです。たとえば親が5万円を包む場合、子どもが同居していて同額やそれ以上を包むと不自然に見えることがあります。

逆に、社会人であるにもかかわらず極端に少ない金額では、親族間で違和感を与えることも。親と別の招待状が届いているなら3万円が基本ですが、親の金額と差が出すぎないように調整するのが安心です。

迷ったときは事前に親と相談して金額をそろえておきましょう。

会場のグレードも加味

ご祝儀金額は、結婚式会場のグレードや披露宴の規模も判断材料になります。

格式高いホテルや専門式場でフルコース料理や豪華な引き出物が用意される場合は、相場より少し多めに包むのが無難といわれています。
反対に、レストランウェディングやカジュアルな会場で行う場合は、基本額を目安にすれば十分です。

地域や家族の慣習を優先しつつも、実際の会場に見合った金額を意識することで、失礼のないご祝儀になります。

いとこの結婚式に出席しないときのご祝儀相場

結婚式に出席しない場合でも、ご祝儀やお祝いの気持ちは伝えるのがマナー。また、出席できないけれど「何か贈りたい」という方も多いですよね。
ここでは欠席・未招待・式無しなどシーン別に相場を解説します。

結婚式を欠席する場合の相場

招待を受けたものの欠席する場合、親しい関係なら1万円程度のご祝儀や品物を贈るのが一般的です。式当日までに届くように手配すると丁寧な印象になります。

一方で、いとこと疎遠で普段から交流が少ない場合は、必ずしもご祝儀を送る必要はありません。
その場合でも、親同士のつながりがあるなら親経由でお祝いを伝えておくと安心ですね。

欠席時の対応は「どの程度付き合いがあるか」で判断し、形式よりも「おめでとう」の気持ちを伝えることが大事です。

結婚式に招待されていない場合の相場

結婚式に招待されていない場合、ご祝儀を必ず渡す必要はありません。

ただし、日頃から交流があるいとこや家族ぐるみで付き合いがある場合は、先ほど解説した「欠席する」ときのように、1万円程度のお祝いを渡したりプレゼントを贈ったりすることもあります。

疎遠で関係が薄いなら、特に何も用意しなくても失礼にはあたりませんが、親同士が親しい場合は、両親を通じてお祝いの気持ちを伝えても良いでしょう。

招待されていなくても、関係性に応じて柔軟に対応してみましょう。

いとこが結婚式を挙げない場合の相場

いとこが結婚式を挙げない「式無し」の場合でも、結婚自体のお祝いは伝えるのがマナーです。
相場は5,000円~1万円程度の現金、または同等のプレゼントを贈るケースが一般的。華美な金額にする必要はなく、気持ちが伝われば十分です。

特に家族ぐるみで親しい関係なら少し多めに、反対に疎遠であれば品物だけでも失礼にはあたりません。

渡すタイミングは結婚を知ったときや入籍報告を受けた直後が望ましく、遅くなりすぎないよう注意しましょう。

いとこの結婚式のご祝儀マナー

ご祝儀は金額だけでなく、数字の選び方や渡すタイミング、ご祝儀袋の体裁にも注意が必要です。
ここでは親族として失礼のない基本マナーを解説します。

金額の数字には注意!

ご祝儀の金額は、数字の縁起にも気を配ることが大切です。

4万円や9万円は「死」「苦」を連想させるため避けるのが一般的。また偶数は「割れる=別れ」を連想させるため好まれません。

ただし2万円は「ペア」の意味で若い世代や友人関係では選ばれることもあり、地域や親族の慣習によって扱いが分かれます。

6万円も「家族4人+夫婦2人」を表すとして認められる場合もありますが、迷った場合は無難に奇数(3万円・5万円・7万円)で用意するのが安心です。

ご祝儀を送るタイミング

ご祝儀は結婚式当日に受付で渡すのが基本です。袱紗(ふくさ)に包んで持参し、受付で新郎新婦側の係に手渡すのが正式なマナー。

欠席する場合や「式無し」で現金や品物を贈る場合は、挙式予定日や入籍報告を受けてから1週間以内に届くよう手配すると丁寧です。
お祝いが遅くなると「ついで」の印象を与えることもあるため注意しましょう。

渡すタイミングに迷ったら、いつ渡すかを事前に親や親族に確認しておくのが安心です。

ご祝儀袋の選び方

ご祝儀は、金額に見合った市販のご祝儀袋を選ぶことがマナーです。印刷された簡易タイプの袋は避けましょう。

5,000円~1万円程度ならシンプルな袋、3万~5万円なら金銀や赤白の水引が付いた中ランクの袋、5万円以上なら和紙や豪華な水引のものを選ぶのが目安です。
結婚式では「結び切り」の水引を使うのが基本で、「蝶結び」は何度でも結べる=再婚を連想するため不向きです。

「袋の格を金額に合わせれば、失礼がない」と覚えておきましょう。

ネイビーのメンズスリム金封ご祝儀袋 アネモネのご祝儀袋

クリームのフラワーエンボスご祝儀袋 ミモザの祝儀袋

結婚式のお呼ばれドレスはレンタルがおすすめ

結婚式に参列する際は、ご祝儀と同じく服装のマナーも大切です。ただし、フォーマルドレスは購入すると高額で保管も大変ですよね。

そこで、必要なときだけレンタルするのが賢い選択です。

「ワンピの魔法」なら、上品なドレスから羽織・バッグ・アクセサリーまで一式そろえられ、サイズや年代に合ったスタイルを選べます。

体型や好みに合わせて選べるので、家族で参列する際や急なお呼ばれにも安心。初めての方でも使いやすく、返却も簡単なので忙しい人にもおすすめです。

AIMER ドレス イエローのシャイニーエンブロイダリードレス M/kaene
フラワーモチーフ刺繍とクリアスパンコールのあしらわれたチュール地のブラウンのドレス。上品で可愛らしいドレスが着たい20~30代の方におすすめ。 繊細なスパンコール入りのレースとサテン生地を組み合わせた、ラグジュアリーなドレス。普段は着れないような特別で高級感のあるドレスが着たい20~30代の方へ。

ピンクのカーブパネルエンブロイダリードレス M/FRAY.ID グレーのチュールスリーブIラインドレス M/Leja
キラキラと輝くスパンコールが華やかなピンクカラーのドレス。フェミニンだが大人っぽいドレスをお探しの10代~30代前半の方へ。
繊細なリーフ刺繍とチュール素材のトップ部分が特徴的なグレーのドレス。ユニークでスタイリッシュなドレスを着たい20代~30代の方におすすめ。

まとめ

いとこの結婚式のご祝儀は、基本は1人3万円が目安ですが、親族の慣習や出席人数、会場の規模によって調整が必要です。

欠席や式無しの場合でも、関係性に応じてお祝いの気持ちを伝えることが大切。金額の数字やご祝儀袋の選び方、渡すタイミングといったマナーにも注意しましょう。

悩み服装面では、購入よりもレンタルを活用するのがとても便利。ワンピの魔法なら、結婚式にふさわしいドレスや小物を手軽にそろえられ、安心して当日を迎えられます。

気になる方はぜひドレスをチェックしてみてくださいね。

監修者PROFILE

髙田公介(たかた こうすけ)

株式会社リダンダンシーの代表。 「ワンピの魔法」「リリアージュ』の運営者。 広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。 一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。


著者PROFILE

ワンピマガジン編集部

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