高身長女性のドレスの選び方は?着こなすコツやおすすめドレスを紹介

監修者PROFILE

  • 監修者

  • 髙田公介(たかた こうすけ)

    株式会社リダンダンシーの代表。
          「ワンピの魔法」「リリアージュ」の運営者。
    広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。
    一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。

背が高いと、結婚式やパーティーで着るドレス選びに悩むことがありませんか?
丈が思ったより短くなったり、肩幅が強調されて見えたりと、デザインによっては“似合う”一着に出会いにくいこともあります。

とはいえ、高身長だからこそ美しく着映えするドレスもたくさん。

    • ドレスブランドごとの特徴

    • 「上品バランス」のコーデポイント

    • 高身長さんがドレスをうまく着こなすコツ

を様々なドレスをご紹介する「ワンピの魔法」ならではの視点で、詳しくご紹介します。

「高身長だから思い通りのコーデができない…」とお悩みの方、これからドレスの着用を控えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

高身長女性のドレスの選び方

高身長女性が似合うドレスを選ぶポイントは、丈感は長めを基準にしつつ、縦ラインを強調したシルエット・肩まわりのなめらかなデザイン・大きめのレースや柄を選ぶことです。
具体的な選び方を4つにまとめたので、それぞれ見ていきましょう。

丈感のズレを防ぐために“長め丈”を基準に選ぶ

高身長女性の場合、同じドレスでも丈が短く見えやすく、思った印象と変わってしまうことがあります。
最近のドレスは長め丈が多いので、高身長の方に似合うドレスは比較的見つかりやすいでしょう。

特に結婚式やフォーマルな場では、ひざ上丈はカジュアルに寄りやすいため、基本は「ひざ下ミモレ丈」「ロング丈」を基準に選ぶ」のが安心
丈に余裕があると、歩いたときの揺れ方も上品に見え、上半身とのバランスも整います。

また、座ったときに過度に短くならないため、着用中でも落ち着いて過ごせるのもポイント。
まずはドレスサイズをしっかり把握し、自分の身長に合う“長め基準”で探すのがおすすめです。

重心を下げる「縦ライン強調」シルエットを選ぶ

高身長さんがより美しく見えるポイントは、「縦の流れ」を意識することです。
Iラインやストレートシルエットのドレスは、体の中心に自然と視線が集まり、全身のバランスがすっきり整います。

逆に、ウエスト切り替えが高すぎるデザインや、上半身に装飾が集中しているタイプは重心が上に見え、背の高さが強調されてしまうことも。
スカート部分に落ち感のある素材を選ぶと、歩くたびに縦ラインが際立ち、スタイルアップ効果も期待できます。

シンプルなシルエットでも縦に入るタックやプリーツがあるだけで印象が引き締まり、フォーマルな場にも馴染みやすくなります。

袖・肩まわりのデザインで骨格をなめらかに見せる

高身長の方は肩幅や腕のラインがすっきりしていても、ドレスの形によっては“がっしり感”が強く出て見えることがあります。

そこで意識したいのが、袖と肩のデザイン選び。
フレンチスリーブやキャップスリーブなど、肩先に少し布がかかるデザインはラインをやわらかく見せ、上品な印象に仕上がります。

レース袖やシフォン袖など、ほどよい透け感のある素材を選ぶと軽さが出て、肩まわりの印象をなめらかに整えてくれます。

レースや柄はシンプルなものを選ぶ

高身長の方が柄物ドレスを選ぶ場合、花柄プリントやボーダーなど“全面柄”のドレスは、大柄だと面積が広く見えて膨張してしまうことも。

フォーマルシーンでは、無地または控えめな柄を選ぶとすっきりと着こなせます。
また、レースや刺繍は多色使いのものは避け、同系色を選ぶと派手にならず上品な印象になりますよ。

高身長女性におすすめのドレスブランド

高身長女性向けのドレスは、丈の長さ・縦ライン・肩まわりのバランスが取りやすいブランドを選ぶと、理想のシルエットが作りやすくなります。
そこで今回は、レンタルでも取り扱いが多く、高身長さんでも着こなしやすいデザインが揃うブランドをまとめました。
1つずつチェックしていきましょう。

おすすめブランド 「kaene」

kaeneは、上品で落ち着いた雰囲気のゲストドレスが豊富なブランドです。
ミモレ丈やロング丈など“丈がしっかりある”デザインが多いため、高身長の方でも短く見えにくく、フォーマルシーンにちょうどいいバランスで着られます。

シンプルなIラインやストレートシルエットも多く、縦のラインがきれいに出るのが特徴。重心が自然と下がり、すらりとしたスタイルを引き立ててくれます。
パンツドレスも多く、高身長を活かした装いが叶います。

また、レース使いは繊細すぎない柄が多く、体格と調和しやすい点も高身長さんにとってうれしいポイントです。
レース袖やフレンチスリーブなど、肩まわりを上品に覆うデザインも多いため、肩幅が気になる方でも着こなせます。

フォーマルに寄りすぎず、ほどよく大人っぽい雰囲気が魅力で、レンタルでも人気のブランドです。

ブラックのシークエンブロイダリーパンツドレス M/kaene kaene ドレス
刺繍が華やかなブラックのパンツドレス。スパンコールが織り込まれていてキラキラと煌めく。パンツはストンとした生地感と縦ラインのシルエットが美しい。 柔らかなサテンリボン×ラメ感のある生地と刺繍のあしらわれたドレス。カットソーの土台使いで着心地は柔らかく、身体のラインを美しくみせるIラインデザイン。

おすすめブランド 「Leja」

Lejaは、ロング丈やミモレ丈のドレスを幅広く展開するブランドです。
高身長の方も選びやすく、フォーマルシーンでもバランスよく着られる点が人気を集めています。

Iラインやストレートシルエットのデザインは、縦のラインがすっきりと出るため、重心が下がって見えて抜け感のあるスタイルに。
肩や腕まわりをふんわり覆うシアー袖・フレアスリーブ・ケープデザインなど、肩幅が気になる方でも取り入れやすいディテールが多いのも特徴です。

レースは細かすぎず大柄すぎない“中間”の大きさを選べば、高身長の体のバランスに自然に馴染みます。
都会的な雰囲気とトレンド感がありながら、フォーマル要素もしっかり押さえられているため、結婚式ゲストドレスや式典ドレスとしても選びやすいです。

グリーンのチュールビスチェIラインドレス M/Leja グレーのビジューカラーレースドレス M/Leja
エレガントなIラインのグリーンのチュールドレス。顔まわりを華やかに彩るボリュームのあるフリルが特徴的な一着。デコルテ部分にシアー素材を取り入れることで、抜け感を演出し洗練された印象に。 ビジューカラーがクラシカルなグレーのレースドレス。全体にあしらわれた繊細なレースが上品な印象を与え、特別なシーンをより華やかに彩る。

おすすめブランド 「Ameri VINTAGE」

モードな雰囲気とフォーマルのきちんと感を両立したデザインが特徴のAmeri VINTAGE。
ロング丈やストレートシルエットのワンピースが多く、高身長の方でも丈が足りずアンバランスに見える心配が少ないドレスが見つかるでしょう。
体に沿いすぎない落ち感のある素材を使ったデザインが多いため、縦ラインがきれいに出て、スッとしたスタイルを自然に引き立ててくれます。

また、袖のシアー切り替えや胸元のアクセントなど、上半身に“抜け”を作るディテールが多く、重心が上がりすぎないのも高身長さんにうれしいポイント。

華美になりすぎず、気さくさと個性がほどよく混ざったデザインは、結婚式の二次会やカジュアル寄りのパーティーにも馴染みやすい雰囲気です。
他の人と被りにくい1着を楽しみたい方にもおすすめです。

ブラックのスタンプアートレイヤードドレス M/Ameri VINTAGE Ameri VINTAGE ドレス
ブラックのインナードレスにダークグリーンのシアードレスを重ねたレイヤードドレス。 ドレスとチュールトップスのレイヤードアイテム。ライトベージュのインナードレスはIラインのシルエットが美しく、細見えして女性らしさを引き出してくれる一着。

おすすめブランド 「LAGUNAMOON」

LAGUNAMOONは、都会的で洗練されたフォーマルドレスが揃うドレスブランド。
ロング丈やストレートシルエットのデザインが多く、高身長の方でも丈不足になりにくいのが大きな魅力です。
落ち感のある素材を使ったワンピースは体に張り付きすぎず、縦のラインがすっきりと出るため、自然とスタイルアップが叶います。

胸元や肩まわりはシンプルなカッティングやシアーデザインが多く、肩幅が気になる方でも軽やかに見えるバランスに。
派手すぎない華やかさと上品な個性が両立しており、「きちんと感があるのに今っぽい」絶妙な雰囲気です。
結婚式はもちろん、二次会やパーティーなど幅広いシーンで活躍してくれます。

チャコールグレーのチュールカラーベアパンツドレス M/LAGUNAMOON LAGUNAMOON ドレス
チュールのフリルトップスがセットになったチャコールグレーのパンツドレス。裏側からほのかに覗く配色チュールがポイント。 ビンテージ感のあるクラフトレースを使用したマーメイドシルエットの黒のドレス。バックリボンと柔らかなシアー素材のスリーブが、女性らしい色気を添えてくれる1着。

おすすめブランド 「AIMER」

AIMERは、日本人女性の体型に合うパターンを追求し続けてきたフォーマルドレス専門ブランドです。

ロング丈やミモレ丈のドレスも多く、高身長の方でも丈が足りずバランスが崩れる心配が少ない特徴があります。
立体裁断による美しいシルエットは、体のラインを拾いすぎず、縦のラインが自然に整うため、すらっとした高身長さんの魅力をそのまま生かして着られます。

上半身はシアースリーブや上品なレース使いなど、重心が上がりすぎないデザイン
を選びましょう。
肩幅の広さが気になる方でも取り入れやすい、控えめな華やかさが特徴です。

ジャケットやボレロなどフォーマル小物も豊富で、トータルでバランスを整えやすい点も高身長さんにとって嬉しいポイントに。結婚式や親族行事、二次会など、幅広いシーンで安心して選べる“王道フォーマル”です。

ブラックのジャガードIラインドレス L/AIMER AIMER ドレス
リーフ柄とヴィンテージ感のある凸凹の生地を組み合わせたジャガードドレスとチュールインナーのセットドレス。背中のゴムでウエスト周りは綺麗にフィットし、すっきりとしたシルエット。 前後2WAYで着られる柔らかなオーガンジー生地のブラウスと、上品な光沢が美しいライトグレーのレースドレスのセットアップ。

高身長女性がドレスを上手く着こなすコツ

高身長の方がドレスをバランスよく着こなすには、“縦長に見えやすいシルエットをどう中和し、軽さを出すか”がポイントです。
ここでは、高身長さんが意識したいドレスの着こなしに関するコツをご紹介します。

ヘアスタイルは重心を下に“縦長印象”を中和して

高身長の方は、ドレスと合わせると縦方向のラインが強調されやすいため、ヘアスタイルで重心を下げることがバランスづくりのコツです。

トップにボリュームの出るアップスタイルは、身長をさらに高く見せてしまうことも。
そのため、ハーフアップ・低めポニー・低めシニヨン・巻きおろしなど、髪の位置が下にくるスタイルが全体を柔らかい印象に整えてくれます。

毛先をゆるく巻いたり、サイドに少し広がりを作ったりすると、縦だけでなく“横”のラインも足されて、シルエットが上品にまとまるのがポイント。
重心を少し下げるだけで、縦にすらりとした印象が和らぎ、より洗練されたドレススタイルが完成します。

足元は“華奢”を意識して抜け感をつくる

足元は、全体の印象を左右する大事なポイントです。

高身長の方の場合、足もとに“華奢さ”があるだけでスタイリングが軽く見え、抜け感が生まれます。
フォーマルシーンなら、太めヒールより細めのヒール、重たいラウンドトゥよりシャープなポインテッドトゥがおすすめ
ストラップが細いサンダルや、甲がほどよく見えるデザインは縦のラインを適度に分断し、強すぎる存在感を和らげてくれます。

足元に“軽さ”を意識してみると、全身のバランスがまとまりやすく、写真映えもアップします。

ウエスト位置は“上げすぎず”等身を整える

高身長の方は、ハイウエスト過ぎるデザインを選ぶと脚の長さが強調されすぎてしまい、全体のバランスが“縦に伸びて見えやすい”ことがあります。

そこで意識したいのが、ウエスト位置を“上げすぎない”こと
メリハリをつけつつも、ハイウエスト過ぎない位置で区切りが入ると、縦長シルエットがほどよく中和され、落ち着いた印象に整います。

ベルトやリボンなどウエストマークがあるドレスデザインでは、自然な腰位置で締めると上品さを保ちながら等身がきれいに整います。
ウエストマークがないドレスなら、身体に沿いすぎない落ち感素材を選ぶのが◎。全体に縦ラインが生まれ、すっきり見えします。

極端な切り替えを避けるだけで、等身バランスがぐっと整います。

透け感・スリット・袖のデザインで“重さ”を抜く

高身長×ロング丈は相性が良い一方、面積が広くなる分“重たく見える”ことも。
そこで取り入れたいのが、透け感やスリットなどの“抜け”を作るデザインです。

シアースリーブやチュール切り替えは、肩・腕に軽さが生まれ、上半身の迫力がやわらぐ効果が抜群。
スカート部分のスリットは、脚を見せるというより“縦の抜け”を作る役目があり、ロング丈でも動きが出て軽やかに見えます。

ドレス全体がふわっと空気を含むような印象になり、フォーマルらしさは保ちながら軽やかに着こなせます。

高身長女性の小物選びのコツ

高身長の方がドレスをバランスよく仕上げるには、小物の「存在感を軽くする」ことがポイントです。
バッグ・アクセサリー・羽織りの選び方次第で縦長シルエットがすっきりまとまり、フォーマルらしい上品さが引き立ちます。
ここでは、高身長さんと相性の良い小物選びのコツを3つご紹介します。

バッグは“存在感を強くしない”軽やかなデザインを選ぶ

高身長の方がドレスとバッグを合わせるときは、かっこいい雰囲気に合う横長のクラッチバッグなどかっちりとしたものがおすすめ。また、手元の位置に下がるチェーンバッグやミニショルダーは重心が分散され、バランスがよくなります。

高身長さんに合うバッグのコツは、以下の3点を意識してみましょう。

    • 大きすぎないクラッチ、チェーンバッグを選ぶ

    • 光沢やメタルで“抜け感”を足す

    • 持ち手が細い&装飾控えめが◎

バッグが主張しすぎず、ドレスの縦ラインが自然に整ってエレガントに仕上がります。

ゴールドのシャインクラッチバッグ グレージュのフェイクレザーレター型バッグ
ゴールドのシャインクラッチバッグ。無駄な装飾がなくシンプルで洗練されたデザイン。 エッジの効いたクールで大人っぽいデザインは、パンツドレスやIラインなどのシャープな印象のドレスに合わせるのがおすすめ。

アクセサリーは“縦ライン”より“顔まわりの上品さ”を重視

高身長の方はもともと縦のラインが強く出るため、ロングネックレスなど“さらに縦方向に視線を引っ張る”アクセサリーを合わせると、全体が間延びして見えることがあります。
そのため、顔まわりを上品にまとめるアクセサリーを中心に選ぶのがおすすめです。

短めのパールネックレスや、横方向に面積があるイヤーアクセサリーなどは、高身長のすらりとした印象に自然と馴染みます。特に、Vネックのドレスに短めネックレスを合わせると、胸元にすっきりとした抜けが生まれ、上品さと華やかさの両方が引き立つ組み合わせに。

ロングネックレスを使いたい場合は、装飾が控えめで軽いデザインを選んでみましょう。
縦の印象が強くなりすぎず、ドレスの雰囲気を邪魔しません。

ゴールドのパール×ダストボールネックレス シルバーのダイヤシャワーイヤリング
ゴールドのパールとダストボールのネックレス。大小のパールの間でダストボールとロンデルがキラリと輝く。中央のみに付いたパールは軽やかなつけ心地で、ドレスの雰囲気を選ばずに合わせやすい。 シルバーのダイヤレーンをシャワー状に配置した揺れ感のあるイヤリング。シンプル且つ大人なデザインで、結婚式やセレモニーシーン、カジュアルなパーティーにもおすすめ。

羽織物はショート丈で。ストールは高身長と相性◎

高身長の方は、長めの羽織物より“ショート丈で軽さを出す”ほうが全身のバランスが整います。

羽織物はシルエットを大きく左右するアイテムのため、腰より下まであるボレロやジャケットは全体が重たくなってしまうことがあります。

おすすめは、腰位置より上で終わるショート丈のボレロやジャケットです。
上半身をコンパクトに見せてくれるため、ドレスのシルエットがすっきり際立ちます。

さらに、高身長さんとストールは相性抜群です。
ストールの縦にさらっと落ちるラインが軽さをつくり、肩幅や二の腕を自然にカバー。羽織り特有の“体が大きく見える”悩みを感じにくく、上品な空気感も演出できます。

羽織物選びで迷ったら、ショート丈もしくはストールを選んでみてはいかがでしょうか。

シルバーのラメ入りフリンジストール ネイビーのシャンタン長袖ボレロ(M)
ラメ糸を編み込みんだ上品で爽やかなシルバーのストール。シンプルなデザインは、どんなドレスとも相性バツグン。 光沢のあるネイビーの長袖ボレロ。織目が横に入ったシャンタン素材で、生地に張りがあるので、きちんと感のある正統派な印象。

高身長女性におすすめのロング丈ドレス

高身長さんにとってロング丈ドレスは、背の高さを活かしながら上品さを引き立ててくれる最強アイテムです。
ここでは、シルエットの違いや素材の特徴を活かした、高身長さん向けのロング丈ドレス3着を紹介します。

「透け感ブラック」のスマート&軽やか黒ドレス

こちらのドレスは程よい透け感のシアー素材を効果的に使ったドレスは高身長さんのブラックドレスでも“重たく見えない”絶妙バランスなデザイン。
肩の透け感が上半身の迫力を抑え、全体に軽い印象をつくります。

胸元はVラインが生まれるデザインのため、抜け感もありすらりとしたシルエットがさらに際立ちます。

高身長さんが品よくスマートに着こなせる、洗練された一着です。

ブラックのチュールスリーブIラインドレス M/Leja ブラックのマオカラーレースドレス M/kaene
繊細なリーフ刺繍とチュール素材のトップ部分が特徴的なブラックのドレス。デコルテから袖までの透け感が程よい抜け感としなやかさをプラス。 ラメ入りの花柄レースにチャイナドレス風を組み合わせたブラックのドレス。右胸元にはリボンとカットが入っており、個性的で他の方と被りにくい。

ボアトップス×グレーロングの“抜けニュアンス”な大人ドレス

トップスのふわっとしたファー素材と、落ち感のあるグレーのロングスカートが絶妙にマッチした一着です。
ブラックより柔らかく見え、高身長さんのクールさを“やさしい印象”に調整できます。

ウエスト切り替えは高すぎず低すぎない位置で、脚が長く見えながらも“縦に伸びすぎない”好バランス。
足元はブラックよりシルバー・ニュアンスカラーを合わせると、全体が軽くなり、都会的な華やぎがアップします。

堅苦しくないドレス感があり、二次会やカジュアル寄りのパーティにもぴったりです。

ブルーグレーのファートップスドレス M/kaene kaene ドレス
ファー素材風の立体レースのトップスと控えめな光沢の美しいキャミドレスを合わせたブルーグレーのドレス。ふわふわとした生地はの秋冬にぴったりの一着。 ワンピースはお好みに合わせて前後で着用可能◎ インナーペチコートは光沢サテンを使用しているので華やかさもプラス。

シアートップス×サテンの上品なロングドレス

深みのあるカラーにサテンの光沢が重なり、高身長さんの落ち着いた雰囲気をそのまま美しく引き出すロングドレスです。
無地デザインなので「柄が派手に見えやすい」という悩みを回避でき、幅広い年代・シーンに合わせやすいのも魅力です。

上半身はシアートップスで切り替えがあり、体型カバーも◎。
肩・二の腕を自然にカバーしつつ、縦に流れるロング丈でスタイルがすっきり整います。

小物は相性の良いゴールド・ベージュでまとめると、柔らかく洗練された雰囲気に。
ストールを肩に軽く掛ければ、さらに上品で立体的なバランスが完成します。

ダークブラウンのシアートップスドレス M/kaene ダークオリーブのシアートップスドレス M/kaene
スッキリとしたキャミソールドレスにシアートップスを合わせたダークブラウンのドレス。ワンピースの控えめな光沢が美しく、トップスはさらっとして着心地も良い。 フェミニンさを出したい時はベージュ系を合わせると明るい着こなしになる。上半身がシンプルなのでネックレスが映える。

高身長女性におすすめのミモレ丈ドレス

ミモレ丈はロングよりも短めのドレス丈。そのため、「ロングのほうが高身長向き?」とイメージされがちですが、「軽さ」と「上品さ」を両立できる高身長さんにとって“バランス調整がしやすい丈”です。
ここでは実際のミモレ丈ドレスをチェックしていきましょう。

軽やかレースの大人のミモレ丈

ミモレ丈は高身長さんだと中途半端に見えやすいイメージがあるため、ドレス選びは悩みがちですよね。

こちらのドレスはレースの透け感がしっかりあるため、裾に“抜け”が生まれ、縦長シルエットが重く見えません。
袖はふんわりとしたボリュームがあり、肩まわりの骨格をやわらかくカバー。
首元も詰まりすぎないデザインで、上半身の圧が出にくく、全体がすっきりまとまります。

小物はシルバーやパールなど、軽さを添える色味がおすすめです。
ミモレでも上品な縦ラインを保ちつつ、スタイルよく着られる一着です。

Select Shop ドレス Select Shop ドレス
体型を拾いにくいデザインで妊娠中でも着用しやすく、裾に向かって控えめに広がっている形なので落ち着いた雰囲気。 チュール地に散りばめられたシルバーとグレーの小花柄が華やかな、黒のボリュームスリーブドレス。

柔らかグレーで高身長カバーできるドレス

淡いグレーに繊細なレースを重ねたミモレ丈ドレスは、高身長さんのすらりとした体型をやわらかく見せたいときに最適。
胸元はシアーで抜けがあり、詰まりすぎないため骨格が強調されず、上半身がふんわり整います。

袖の程よいボリュームも肩幅をしっかりカバー。ミモレ丈でもレースの透け感によって軽さが出るため、重心が下がりすぎずバランス良く着こなせます。

シルバー系のアクセサリーやパンプスを合わせると、ドレスの透明感が引き立ち、華やかで上品なスタイルに仕上がります。

Select Shop ドレス チャコールのボリュームスリーブ刺繍ドレス M/Select Shop
ややハリのあるチュール地に小花柄の刺繍が散りばめられたミモレ丈のドレス。刺繍に合わせたスカート裾のスカラップが可愛らしい。 ボタニカルデザイン刺繍が特徴的なチャコールのドレス。色の表記はチャコールだが、ラベンダーカラーの要素も感じられる。

シルエットが美しいコクーンドレス

高身長さんにおすすめの広がりすぎないコクーンシルエットのドレス。

足首の上で揺れるミモレ丈に、上からレースワンピを重ねるレイヤード感が特徴。
袖のシアー素材で肩まわりを柔らかく見せ、体型の強さを上品に中和してくれる効果も。

同系色の刺繍は主張しすぎず、フォーマルでも落ち着いた大人らしい華やかさで着こなせます。

Select Shop ドレス Select Shop ドレス
大柄なダマスク柄の刺繍が施された高級感のあるラベンダーのドレス。体のラインを強調しすぎないタイトなラインと下半身を丸く包み込みコクーンシルエット。
ネイビーカラーをここまで華やかに仕上げてくれるドレスは珍しく、洗練された大人のドレスを着たい30代~40代前半の方におすすめ。

高身長女性におすすめのひざ丈ドレス

ひざ丈ドレスは、高身長さんでも“重心の調整”と“上半身のデザイン選び”さえ押さえれば上品にまとまる丈です。
丈が短い分子どもっぽく見えたり、上半身だけ強調されやすいのがひざ丈の悩みですが、脚線がきれいに引き立ち大人っぽく着こなせるドレスもありますよ。
ここからは、高身長さんでもバランスよく着こなせる“ひざ丈ドレス”を紹介していきます。

レースの軽さで縦ラインを上品に整えるネイビードレス

ネイビーのレースが上品で、ひざ下丈でも重たく見えないドレスです。
ウエスト部分での切り替えが高身長さん特有の「縦に伸びすぎ問題」を自然に中和し、すらっとしたラインをきれいに見せてくれます。

胸元は詰まりすぎないラウンドネックで、短めのパールネックレスがよく映えます。

足元はベージュやシルバーの華奢パンプスで抜け感をプラスすると、全体が軽やかでフォーマルな印象にまとまります。

REPLETE ドレス REPLETE ドレス
デコルテのレースが華やかなネイビーのドレス。シンプルなデザインだがモチーフベルトがポイントになり、丈感が異なるスカートは歩くと綺麗に揺れる。 トップスのシフォン素材が優雅なネイビーのドレス。上半身を包み込むようなシルエットは体型を自然にカバーし、程よくメリハリのある、シャープで着やせ効果の高い一着。

ビスチェ風切り替えドレス

すっきりとしたコクーンシルエットに、ビスチェ風の切り替えで高身長さんに最適なポイントがつまったドレスです。

首元は詰まりすぎず、袖にほんのりボリュームがあるため、肩・腕の身体のラインをカバーして柔らかい印象に整えます。
ひざ下丈のタイト寄りシルエットは、縦ラインがきれいに出て脚のラインをすっきり見せてくれる効果も。

小物はドレスカラーともマッチするベージュ・ゴールド・パールなどの明るい色味がおすすめです。
フォーマルにも二次会にも使える“高身長向け万能ひざ丈ドレス”です。

Select Shop ドレス Select Shop ドレス
胸元のビスチェ風デザインが可愛らしいブラックのドレス。コクーンシルエットのスカートは、背中の編み上げ式の調節紐でメリハリを出して、美しいシルエットに。 デコルテから袖にかけては透け感のある生地が肌をきれいに見せてくれる。二の腕周りは余裕のある作りになっていて安心。

短め丈でも好バランスのセパレート風ドレス

トップス部分のレースが“セパレート風”に見えるデザインドレスです。
高身長さんがひざ丈を選ぶときに気になる「幼く見える」「重心が上がりすぎる」問題を、自然に回避できる作りになっています。

上半身のレースによって、ウエスト位置が下がって見える=縦長バランスが中和されるのが最大のポイント
さらにスカートは落ち感のあるシフォンで軽やかなので、ひざ丈でも大人っぽくまとまります。

色味が淡いので、高身長さんの存在感ともケンカせず上品に馴染むのも◎。
柔らかい印象を活かしたいならベージュ、シルバー系の明るい色、ピリッと引き締めたい時は黒でまとめると綺麗に映えますよ。

Select Shop ドレス Select Shop ドレス
ふんわりと裾にむかって広がる袖は、手首の可憐さを引き立ててくれる。清楚で透明感のある誰からも愛されるドレスが着たい20代~30代前半の方におすすめ。 ボトルネックは露出を抑え上品でスッキリとした印象に。ウエストに入ったゴムがシルエットにメリハリを出してくれるので、スタイルUP効果も。

高身長女性におすすめのパンツのセットアップ

パンツドレスは、高身長さんの“縦ラインの美しさ”をそのまま活かせるアイテムです。 とろみ素材のワイドシルエットを選べば、骨格の強さが和らぎ、上品でバランスの取れたフォーマルスタイルが作れます。
おすすめのパンツドレス、セットアップを見ていきましょう。

ふんわりトップスのスタイルアップパンツドレス

首まわりのチュールフリルが顔まわりを華やかに見せつつ、下半身はすとんと落ちるワイドシルエットで大人っぽくまとまるセットアップです。
高身長さんが着ると縦ラインがよりきれいに出るため、全身のバランスが取りやすくなります。

上半身に適度なボリュームがあるデザインは、背の高さによる“シンプルすぎて物足りない”を防ぎつつ、パンツの落ち感がフォーマル感もしっかりキープ。

結婚式はもちろん、二次会やパーティーでも活躍してくれます。

チャコールグレーのチュールカラーベアパンツドレス M/LAGUNAMOON ブルーのチュールカラーベアパンツドレス M/LAGUNAMOON
チュールのフリルトップスがセットになったチャコールグレーのパンツドレス。裏側からほのかに覗く配色チュールがポイント フリルトップスは正面の着用はもちろん、斜めに着用したり、オフショルにすることもできるのでお好みの使い方ができる。

レース遣いがポイントのパンツセットアップ

こちらはレースをあしらったトップスにダークトーンのワイドパンツを合わせた、大人っぽい印象のパンツドレスです。
高身長さんが着ることで、ワイドシルエットの“縦の落ち感”がよりきれいに出るデザイン。骨格のラインを強調しすぎず、すっきりまとまります。

トップスのレースが視線を上に集めるため、華やかさはありつつも派手にならない絶妙なバランスです。

アクセサリーは短めネックレスを選ぶと、顔まわりに上品なメリハリが生まれます。
また、まとめ髪や低めシニヨンなど“重心を下げるヘアスタイル”とも相性がよく、全身がバランスよく見えるのも嬉しいポイントです。

ダークグリーンのワイドパンツセットアップ M/AIMER ブラックのエンブロイダリーフォーマルセットアップ M/kaene
レーストップスとワイドパンツのセットアップ。シャープなVネックラインで顔周りをスッキリ見せ、後ろ下がりでゆったりと広がるブラウスはウエスト周りもカバー。 ブラックフォーマルのブラウスとパンツのセット。しなやかで軽さのあるジョーゼット生地が着心地よくストレスがない。

リラクシーな着心地のパンツドレス

トップス部分のチュール刺繍が可憐な印象にしてくれるパンツドレス。
ハイウエストの位置が“上すぎない”ため、背が高い方が着ても胴が短く見えにくく、全身のバランスも整えつつ着こなせます。

小物はワントーンコーデがおすすめ。
さらに、羽織物で差し色一点だけプラスすると上半身のシルエットをほどよく締めて、体型カバーにもつながります。

結婚式から二次会まで、幅広いシーンで上品にまとまるパンツドレスです。

ベージュのバルーンデザインパンツドレス M/kaene ブラックのバルーンデザインパンツドレス M/kaene
ボディラインが美しく見えるよう計算されたこだわりのシルエット。パンツ部分は柔らかくストレスフリーな着心地。 バルーンシルエットなので、小物はハードなものより丸みのあるものが合わせやすい。結婚式はもちろん食事会や同窓会にも。気取らずおしゃれ感のあるパンツドレスをお探しの20代後半~40代前半の方におすすめ。

パーティードレスはレンタルがおすすめ

ドレス選びに迷う高身長さんには、レンタルサービスの活用がおすすめです。特にドレス選びでは、高身長さんの場合サイズ感がとても重要ですよね。

レンタルサービスを利用する場合、掲載サイズが細かく記載されているかをチェックしてみましょう。

ワンピの魔法では、各ドレスの商品ページに細かい実寸サイズが掲載されているので、着丈・袖丈・ウエスト位置など“高身長さんが気にしたい部分”を事前にしっかりチェックできます。

試着が難しいドレスでも、モデルの身長情報やスタッフの着用コメントを参考に、自分に合うシルエットを選べます。
トレンドデザインも気軽に試せるので、結婚式や二次会の心強い味方のレンタルドレスをぜひ1度試してみてくださいね。

まとめ

高身長さんのドレス選びでは「丈が足りない」「体の線が強調されすぎる」と悩みも多いもの。結婚式お呼ばれドレスやフォーマルドレスは、ポイントを押さえれば“似合う”一着は必ず見つかります。

丈感は長めを基準に、縦ラインを生かしたシルエットや肩まわりがなめらかに見えるデザインがおすすめです。小物でも重心や軽さを調整すると、高身長さんでも着映えするドレスが選べます。

この記事を参考に、「これなら自信を持って着られる」と思える一着を、レンタルも上手に取り入れながら見つけてみてくださいね。

監修者PROFILE

髙田公介(たかた こうすけ)

株式会社リダンダンシーの代表。 「ワンピの魔法」「リリアージュ』の運営者。 広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。 一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。


著者PROFILE

ワンピマガジン編集部

「ワンピの魔法」は20代~60代の女性にご利用頂けるWEB上のレンタルドレス専門店。 上品でエレガントなドレスを中心に扱っており、フォーマルな場に適したドレスが多く、口コミなどでも顧客満足度が高いショップです。 すでに14万人以上が利用し、商品レビュー数も60,000件以上。 初めての方にも安心してレンタルしていただけるレンタルドレス専門店です。