ドレスコードを簡単解説![女性編]写真で見るシーン別コーディネート

ドレスコードを簡単解説

記念日に高級ホテルやレストランでお食事、同窓会やパーティ、結婚式にお呼ばれなど、少しかしこまったシチュエーションで耳にする「ドレスコード」。
ドレスコードとはその場に合った服装や身だしなみのことを言います。
でも、どんな装いが正解なの?と戸惑ったことはありませんか?
ここではシーン別に失敗しないドレスコードをしっかり解説していきます!
大切な1日を素敵に迎えられるよう紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!

ドレスコード簡単解説!「カジュアル」はどこまでOK?

高級ホテルやレストランなどの場では、ドレスコードを指定していることが少なくありません。また、ドレスコードが「カジュアル」や「スマートカジュアル」だった場合、カジュアルの基準がわからず、少し戸惑いますよね。
ドレスコードがカジュアル指定の場合、結婚式のフォーマルな装いと普段着の中間くらいをイメージするといいと言われています。
ここでおすすめなのが、ワンピースやセットアップのパンツドレスです。
また、羽織りものもすすめです。
カジュアルなワンピースやパンツでも、ジャケットやボレロなどの羽織りを取り入れることで、フォーマル感を出すことができます。

12-0134全身正面
ラインがキレイなネイビーのワンピースで清楚に。

これだけは守ろう!ドレスコードのNG集

同窓会やランチでも、ホテルやレストランが会場の場合はNGとされるドレスコードがあるので、いくつか挙げていきます。

生足はNG

ホテルなどの格式が高い場所に行く時の服装では、マナーとしてストッキングを着用しましょう。ストッキングはマストアイテムです!

スニーカー、つま先が見える靴はNG

カジュアルすぎるスニーカーや露出が多いサンダル、ミュールなどは避けましょう
また、ロングブーツもNGとされています。
靴に困ったら、ヒールが3cmから5cmくらいのパンプスを用意するといいでしょう。

デニムは普段着カジュアル

ドレスコードありのカジュアルは、普段着のカジュアルとは異なります。
どんなにオシャレで高価なデニムでもNGなので注意しましょう。
またTシャツなども普段着になるので控えましょう。

肌の露出の多すぎる服装

ドレスコードがある場では上品であることが重要です。
胸元が大きく開いたワンピースや丈が短すぎるスカートなどは控えると良いでしょう。

普段使いのカジュアルなバッグはNG

スポーティーなブランドやナイロン製のバッグ、大きなバッグ、高級ブランドのバッグでもトートバッグなどは避けた方がいいでしょう。

もし服装に悩んだ時は、女性アナウンサーのような清楚な装いを参考にすると良いかもしれません。

<TPO>4つのシーン別にみる着用ドレスコード

実は同じホテルやレストランでも、時間帯やシチュエーションが違うと、ドレスコードも異なってきます。例えば、食事だけを楽しむ目的と、結婚式に列席する目的ではフォーマルな意味合いが異なります。
ドレスコードとは、TPO(時間、場所、状況)に相応しい服装・身だしなみをすることを言います。
ここではよくあるシーンで、ドレスコードがどう変わるのか解説していきます。

お呼ばれ結婚式

結婚式にゲストとして参列するときは「セミフォーマル」と呼ばれるドレスコードが一般的です。また昼間と夜の時間帯でも少し装いが異なります

結婚式のドレスコード

午前中~夕方くらいまでの時間帯では、セミアフタヌーンドレスが一般的です。

11-1351全身正面

セミアフタヌーンドレスにはいくつかポイントがあります。

  • 胸まわりや背中などが開き過ぎない、露出をおさえたデザインのものを選ぶ。
  • ひざからミディアム丈のスカートを選ぶ。
  • 肩が隠れる袖や長袖のものを選ぶ。
  • 光沢感が強い素材は控える。

以上のポイントをふまえて、「清楚で上品に」を心がけると良いでしょう。
もし用意したドレスが、カクテルドレスやノースリーブのドレスで露出が気になるときは、ボレロやジャケットなどを羽織ることで解決できます。

夜の披露宴やカジュアルウエディングでは何が違う?

夜の披露宴ではカクテルドレスが一般的です。
カクテルドレスはセミアフタヌーンドレスよりも華やかなものを選びましょう。
その際に、少しの露出なら増えても良しとされています。

11-1319全身正面

カクテルドレスにもいくつかポイントがあります。

  • ノースリーブでも良い。
  • ロングドレスでもOK
  • 肌が透ける素材のものでもOK
  • 派手すぎない色味を選ぶ。

カクテルドレスは華やかさがあるといいとされていますが、デザイン性が強すぎるものやロングスカートなどは場によっては目立ってしまうことがあります。
会場の雰囲気や主催する方との関係などをふまえておくことが必要です。どのような方が列席するのかなど、事前に確認をしておくと良いかもしれません。

また、結婚式招待状に「平服でお越しください」と記載がある場合、ドレスコードはインフォーマルが一般的です。ここでも、いくつかインフォーマルのポイントを挙げていきます。

  • キレイめなワンピースやドレスを選ぶ
  • ノースリーブなら羽織を用意しておく
  • 女性らしさと上品さがあるものを選ぶ

11-1375カーディガン全身正面
ミントの柄素材のドレスにシルバーのカーディガンを合わせて。

さらにカジュアルなウエディングでは、パンツドレスなども良いとされています。

11-1348黒ボレロ全身
グレージュのパンツドレスに黒のボレロを合わせて。

パーティー

結婚式以外のパーティに参列する際にも、会場の雰囲気や関係性を確認することで、上記の装いを参考にすればいいでしょう。
ただ、ビジネス関係や企業主催のパーティーの場合は装いも変わってきます。

企業主催パーティーではどうしたらいい?

いくらパーティーといっても、ビジネスシーンではかっちりした装いはマストです。
ここでもいくつかポイント挙げていきます。

  • スーツやセットアップを選ぶ
  • ドレスやワンピースにはジャケットを合わせる
  • 露出は避ける

11-1349ボレロ全身
ネイビーのパンツドレスにベージュのボレロを合わせて。

子供の入卒業式

子供の成長をお祝いする大事なセレモニーでも装いは重要です。
ドレスコードの指定は特にありませんが、お祝いの席らしい装いを解説していきます。

入卒業式での装いは?

卒業式や入学式のような子供の学校行事に参列する場合、上品なスーツスタイルが一般的です。色に決まりはありませんが、卒業式なら、黒やネイビー、グレーなどが主流です。
入学式は春らしいイメージに合うよう、ベージュなど明るめのカラーが主流になります。
アクセサリーはパールやコットンパールなどの上品なものがいいでしょう。

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ツイードのジャケットとネイビーのワンピースで卒業式コーデ ライトベージュと七分袖のワンピースのセレモニーセットで入学式コーデ

レストラン、ホテルでお食事ドレスコード

ホテルやレストランはそのお店によって格式が異なるので、ドレスコードも異なってきます。また、時間帯によっても変わるので、HPや電話などで事前に確認しておくことをオススメします。

ホテルランチ

場所がホテルでも、ランチの時間帯はカジュアルな雰囲気ですよね。
もしドレスコードがない、または「カジュアル」指定のホテルランチの場合、「スマートカジュアル」といった、女性アナウンサーの服装を参考にするといいでしょう。
ただ、5つ星やハイグレードなホテルの場合は、ワンピースやセットアップなどでエレガントさを出すといいでしょう。

11-1351全身正面
高級ホテルのランチに合う、カジュアルエレガンスなワンピースタイプのドレス

ホテルディナー

ホテルディナーはランチとは違い、夜景やキャンドルナイトなど、大人のムード感を楽しみながら、食事をすることが多いです。
また記念日や特別な時間を過ごす方もいるので、フォーマルなドレスコードを指定しているお店が多いです。ディナーでは、お店がどんなドレスコードを望んでいるのか、事前に調べておくことが重要です。

高級感があるディナーなら上品なドレスを。

11-1367正面アップ 11-1367カーディガン全身
高級ホテルのランチに合う、カジュアルエレガンスなワンピースタイプのドレス

同じドレスでもカーディガンを羽織れば、カジュアルな印象に。
ドレスコードを把握して、素敵なディナーを満喫できるといいですね。

ドレスコードに種類はあるの?基本のドレスコードとは

今まではシチュエーション別にどんな服装がいいのかを解説しましたが、ここではどんな種類のドレスコードがあるのかを解説していきます。

フォーマル

フォーマルとは、「正装」「正礼装」のことで、もっとも格式高いドレスコードを指します。結婚式の新郎新婦や両親、式典を主催する側の装いをイメージすると分かりやすいですね。
服装はウエディングドレスやイブニングドレス、白無垢、留袖や振袖などの着物などがあります。

セミフォーマル

セミフォーマルとは「準礼装」のことで、結婚式や披露宴のゲストがする装いのことを指します。特に親族として結婚式に参加する場合は、派手さやトレンドよりも上品な清楚さを意識するといいです。
服装は昼ならセミアフタヌーンドレス、夜ならディナードレスやカクテルドレスを選びましょう。

インフォーマル

インフォーマルとは「略礼装」のことで、カジュアルに寄ったドレスコードです。
結婚式の招待状に「平服でお越しください」と記載があるようなカジュアルウエディングに参加する場合の装いのことを指します。
カジュアルだからといっても、ここでは上品なワンピースタイプのドレスやパンツドレスを選ぶといいでしょう。また、インフォーマルは柄物でも良しとされています。
ホテルで食事をする時などもインフォーマルを意識するといいです。

スマートエレガンス、カジュアルエレガンス、スマートカジュアルの違い

インフォーマルの中にもさらに細かく分類されている「スマートエレガンス」と「カジュアルエレガンス」、「スマートカジュアル」。似たような名前で何が違うのか解説していきます!
まず、3つの違いはフォーマルの度合いが違います。

「スマートエレガンス」は格式ばっていない会費制の結婚式や、リゾート挙式などでの装いに適しています。
「カジュアルエレガンス」は結婚式の二次会やお見合い、顔合わせなどの時に適した服装です。
「スマートカジュアル」は結婚式には向かないけれど、カジュアルな同窓会やレストランランチなどに適した服装です。

ビジネスアタイア

ビジネススタイアは企業主催のパーティやレセプションなどでのドレスコードを指します。
ビジネスシーンのパーティなどはスーツスタイルが基本ですが、華やかさも意識することが重要です。
パーティの雰囲気によっては、ワンピースにジャケットなどを合せてドレッシーな印象にしても良いかもしれません。

レンタルドレスのワンピの魔法がおすすめ!シーン別ドレスコーデ

ドレスコードについて解説したところで、レンタルドレスのワンピの魔法が実際におすすめするドレスコーデを紹介していきます。

お呼ばれ結婚式に!おすすめコーデ

11-1359ボレロ全身 11-1369白パンプス全身
可愛らしいドレスにボレロを羽織ることでフォーマルな印象を演出します。 ひざ下Aラインのセミアフタヌーンドレスは1枚で清楚に。

11-1339ストール全身 11-1379正面全身
ネイビーのドレスにストールを羽織ることで華やかな印象に。大人女性におすすめです。 夏におすすめのイエローのドレスは、カジュアルウエディングでも活躍します。

11-1333正面全身 11-1373ボレロ正面アップ
きちんと感を出せるネイビーのドレスは親族様向けにおすすめ。 クラシカルなAラインドレスは、妊娠中の方にもおすすめ。食事会にも!

ホテルでお食事!おすすめコーデ

11-1374カーディガン正面全身
花柄レースのドレスはカーディガンを羽織ってホテルランチに。 クラシカルなライトグリーンのドレスは女子会ホテルランチにおすすめ。

11-1352ボレロ正面全身 11-1341正面全身
きれいなブルーのドレスは夜の雰囲気にもぴったり。エレガントなディナーにおすすめ。 スタイリッシュなダークグリーンとネイビーのセットドレスはディナーにおすすめ。

入学、卒業式、セレモニーに!おすすめコーデ

01-0036CM正面全身 12-0134ボレロ全身
ライトベージュのセレモニースーツは入学式にぴったり。やさしい印象なのでお宮参りにも。 ネイビーのワンピースにベージュのボレロを合わせれば、春の装いに。

01-0022CM正面全身 11-1264ジャケット正面アップ
黒のツイード生地のジャケットに黒のワンピースがついたセレモニースーツは卒業式におすすめ。 黒のパンツドレスにジャケットを合わせるとスタイリッシュなセレモニーコーデに。

まとめ

ここまでで様々なシーンのドレスコードを解説していきましたが、いかがでしたか?
TPOに合わせた服装選びのお手伝いができましたら、嬉しく思います。
ぜひ思い出に残る素敵な一日にしてくださいね。