結婚式向けのパーティードレスはカラーが豊富なので、どの色を選べばよいか迷ってしまいますよね。
そんな方におすすめなのが、カラーチョイス次第で手軽に印象を変えられるブルードレス。
オーソドックスな青系からシックなネイビー系、華やかなロイヤルブルーなど、色味が豊富なので、TPOに合ったパーティードレスをチョイスできます。
しかし「定番のネイビーならコーデをイメージできるけれど、水色やくすみブルーにはどんな小物を合わせればいいの?」「ブルードレスのマナーが分からない……」と、興味はあるものの手を出せない方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ブルードレスで押さえておきたいコーデのコツやマナーをご紹介します。
- ブルードレスは豊富なカラーバリエーションで印象を変えられるのが魅力
- ブルードレス着用時には青系一色コーデを避けるのがベター
- ブルードレスは色味が豊富だからこそレンタルがベスト
おすすめのブルードレスもご紹介しますので、お呼ばれドレスで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
目次
ブルー初心者におすすめ!【青系ドレス】
オーソドックスな青系のブルードレスは、派手すぎず地味すぎない色合いで、初心者でも着こなしやすいのが魅力。
クールで知的な雰囲気をまとえるので、親族や友人の結婚式など幅広いシーンで活躍します。
また、ブルードレスは爽やかな雰囲気を与えられるため、夏場の結婚式や海辺でのお呼ばれにもぴったり。
クールな印象に傾きすぎないように、柄やシルエットなどのディテールにこだわったドレスを選ぶのがおすすめです。
レースとプリーツがミックスされたブルーのドレス。 | 配色コードレースを贅沢に全身にまとったブルーのドレス。 |
レースケープとプリンセスラインのドレスを組み合わせたミントグリーンのドレス。 | オフショルダー風のデザインが女性らしく、明るいカラーで華やかさもプラス。 |
シックに決まる!【ネイビー系ドレス】
結婚式で人気が高いネイビー(紺色)系のブルードレスは、深い色合いでシックな雰囲気をまとえるのが魅力。
フォーマル感があるので、親族の結婚式などで落ち着いた印象を与えたい、できるだけ目立ちたくない方にも向いています。
ネイビーならではの濃い色味のおかけで、着やせ効果を狙えるのも◎。
ただし、暗い印象に傾きすぎないように、どこかに透け感のあるドレスを選ぶのがベター。
また、結婚式のようなおめでたい席では華やかさを意識するため、明るいカラーのアクセサリーやバッグなどでカバーしましょう。
花柄とドットの2種類のレースをバランス良く組み合わせた、スレンダーラインのネイビードレス。 | ややハリのあるチュール地に小花柄の刺繍が散りばめられたネイビーのドレス。 |
ケープ風の袖とフレアスカートが女性らしいネイビーのドレス。 | アンティーク調の刺繍レースが全身に施されたレトロな雰囲気のダークブルーのドレス。 |
さわやか系を目指すなら!【水色系ドレス】
透明感のある水色(スカイブルー)系のブルードレスは、さわやかな雰囲気をまとえるのが魅力。
淡い色合いで柔らかな印象を与えられるので、清楚系を目指したい方にも向いています。
ただし、水色系のブルードレスは、全体的にぼんやりしてしまうことも。
引き締め効果を狙えるように、黒いレーステープを取り入れたドレス、バックスタイルが特徴的なドレスをチョイスしましょう。
水色ドレスの清楚な雰囲気を生かせるように、ヘアスタイルはダウンスタイルや編みおろしを合わせるのがおすすめです。
水色のレースに黒の配色刺繍があしらわれたフェミニンなドレス。 | ローズ刺繍レースを贅沢に使用したミントカラーのセットアップドレス。 |
パイピングレースを贅沢に使用した、水色にピンクの配色が華やかで女性らしいドレス。 | 花柄のオパール生地を使用した華やかなオリーブ色のドレス。 |
きれいめに決まる【くすみブルー系ドレス】
グレーを配合したくすみブルー系のドレスは、控えめな色合いできれいめに決まるのが魅力。
ニュアンスのあるカラーなので、おしゃれな印象を与えられるのもメリットです。
職場の方の結婚式や夜間のウェディングなど、落ち着いた雰囲気をまといたいときにも向いています。
ただし、グレーが混ざっているからこそ地味見えすることも。
お祝いの席である点を踏まえて、シアー感やレースで華やかさをプラスするのがおすすめです。
首元から寄せられたたっぷりのドレープがAラインに広がるブルーグレーのドレス。 | レイヤード風のレーストップスとウエストからふんわりと広がるマーメイドラインが美しいグレイッシュブルーのドレス。 |
編み目が少し大きめのメロンチュールを使用したくすみブルーのフレアドレス。 | 重厚感のあるアンティーク刺繍が上品なグレイッシュブルーのドレス。 |
華やかさ満点!【ロイヤルブルー系ドレス】
イギリス王室の公式カラーとして知られるロイヤルブルー系のドレスは、華やかな雰囲気を演出できるのが魅力。
鮮やかな青色に紫が配合されており、気高い印象を与えられるのも嬉しいポイントです。
大人の余裕を感じさせるカラーなので、結婚式のドレスに悩んでいる40~50代の女性にも向いています。
ロイヤルブルーのドレスは、発色のよさを生かすためにシンプルなデザインを選ぶのが◎。
新婦にも人気のあるカラーなので、色味がかぶらないように、事前に確認しておくかストールなどの羽織りものを用意しておきましょう。
発色の良いブルーが目を引く優美な揺れ感のドレス。 | サイドで結ぶリボンが可愛いロイヤルブルードレス。 |
トップスのレースが華やかな落ち着いたブルーのドレス。 | 深みのある色味が上品な華やぎのあるブルーのドレス。 |
地味見えしない?ブルードレスの魅力とは?
ブルードレスは、ピンク系やベージュ系と違って地味見えするのでは?とためらっている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ブルードレスは色味やデザインにこだわれば、決して地味見えしません。
ブルードレスの魅力をチェックして、次の結婚式ではぜひチャレンジしてみてくださいね。
豊富なカラーバリエーションで印象を変えられる
ブルードレスの魅力は、オーソドックスな青やネイビー、水色、くすみブルー、ロイヤルブルーなど、カラーバリエーションが豊富なこと。
色味ごとにシック系からさわやか系、華やか系まで印象を変えられるので、TPOに相応しいドレスをチョイスできます。
自分の好みや雰囲気に合ったドレスを選びやすいのも嬉しいポイント。
甘くなりすぎず知的な雰囲気をまとえるため、年齢を問わず着こなしやすいのもメリットです。
涼し気なカラーなので、春夏の結婚式やガーデンウェディングにもぴったり。
秋冬の寒いシーズンにはネイビーやダークブルーのドレスを選べば、季節感のある装いに仕上がります。
カラーバリエーションが豊富なだけに、人と被りにくく写真映えするのも◎。
パーティードレスのカラーが豊富すぎて悩んでいる方は、ブルーのなかから自分の希望に合った1着を選ぶのも1つの方法でしょう。
幸せな結婚を願う「サムシングブルー」はウェディングにぴったり
「サムシングブルー」とは、ヨーロッパで古くから伝わる結婚式のおまじない「サムシングフォー(Something four)」の1つ。
「サムシングオールド(Something Old):何か古いもの」「サムシングニュー(Something New:何か新しいもの」「サムシングボロー(Something Borrowed):何か借りたもの」「サムシングブルー(Something Blue):何か青いもの)」を花嫁が結婚式で身につけると、幸せになれるとされています。
サムシングフォー唯一の色であるブルーは、新郎新婦の門出を祝う結婚式にぴったりなカラー。
ブルーという言葉から「ネガティブで結婚式に相応しくないのでは?」と思いがちですが、実は結婚式にこそおすすめのカラーなんです。
ウェディングでは、幸せな結婚を願う意味を込めてブルードレスを身につけてみませんか?
ブルードレスを着るゲストのマナーは?
ブルードレスに慣れていない方は、マナー違反をおかしてしまわないか心配ですよね。
そこで、結婚式で押さえておきたいブルードレスを着るときのマナーについてご紹介します。
昼の結婚式には膝下からくるぶし丈が鉄則
ブルードレスは知的な雰囲気をまとえるとはいっても、ほかのカラーと同じようにミニ丈はNG。
マナー違反とならないように、膝下からくるぶし丈くらいのドレスを選びましょう。
ガーデンウェディングなどのカジュアルな結婚式でも、多くは新郎新婦の親族や職場の方が出席します。
格式の高いホテルで開催される結婚式でなくても、ミニ丈のドレスは避けるのが基本です。
昼の結婚式なら、くるぶし丈より長いロングドレスも避けましょう。
昼の結婚式では、基本的にアフタヌーンドレスを着用するのがマナーだとされています。
アフタヌーンドレスとは、昼間に着用する洋装の正礼装。
着丈は膝下からくるぶしが隠れない程度で、それより長いとマナー違反になります。
昼の結婚式では、丈が短すぎても長すぎてもマナー違反となる点を押さえておきましょう。
夜の結婚式ならロングドレスもアリ
夜の結婚式なら、ロング丈のイブニングドレスでもマナー違反ではありません。
イブニングドレスとは、夕方から夜にかけて着用する洋装の正礼装。
着丈は、くるぶし下から床にすそが付くくらいの長さが基本です。
ただしロング丈がOKだとはいえ、床をひきずるくらいの長さだと花嫁のウェディングドレスに近いため、避けるのがベターでしょう。
イブニングドレスは欧米の社交界で着用されてきたため、日本ではなじみが薄いのも事実。
特に年配の方からは、マナー違反だととらえられる可能性もあります。
正礼装ではあるものの、日本で執り行われる結婚式なら、アフタヌーンドレスを選ぶのが無難だといえるでしょう。
露出が多すぎるコーデはNG
ブルードレス着用時にも、肌の露出が多すぎるコーデはマナー違反です。
胸元や背中が大きく開いたドレスは、結婚式に相応しくないので避けましょう。
ボディラインを強調したセクシーなドレスも、下品な印象を与えかねないのでNG。
肩が出るタイプのブルードレスを着用するときは、ボレロやストールなどの羽織りものを合わせてください。
ブルードレス着用時には、生足も厳禁。
サンダルやミュールのように、つま先やかかとが露出した靴も結婚式には不向きです。
薄手のストッキングを着用したうえで、つま先やかかとが覆われたパンプスを合わせるのがマナー。
ブルードレスには黒いストッキングを合わせたくなりますが、喪服を連想させるので避けましょう。
青一色コーデは避けるのがベター
ブルードレスを着用する際は、青一色で全身を統一するコーデは避けるのが無難です。
「青系の小物でまとめたほうが統一感が出ておしゃれなのでは?」と思いがちですが、逆に野暮ったく見えてしまうことも。
白や黒のワントーンコーデはNGですが、ブルードレスならマナー違反とはなりません。
しかし、全体的にメリハリがなく、締まりのない印象を与えてしまう可能性があります。
ブルードレスのきれいな色合いを生かすには、黒で引き締めたり、ベージュやシルバーなどで華やかさをプラスしたりするのが◎。
水色やくすみブルーなどの淡くて控えめな色合いにはダークカラー、ネイビーやロイヤルブルーなどの濃くて存在感のある色合いには明るいカラーを合わせるのがおすすめです。
ブルードレスが映えるコーデのポイント
コーデのポイントを押さえておくと、ブルードレスの魅力を引き立てられます。
そこで、ブルードレスを上手に着こなすコーデのコツをご紹介しましょう。
ボレロは黒orグレーを選んできちんと感をプラス
結婚式での羽織りものとして活躍するのが、パーティーシーンにマッチするボレロ。
袖ありドレスにきちんと感をプラスしたいとき、防寒対策用としても重宝します。
淡いブルードレスには黒いボレロ、濃いブルードレスにはグレーのボレロを合わせるのが◎。
ブルードレスが引き立つうえに、メリハリの効いたおしゃれなコーデが完成します。
濃いブルードレスを引き立てようとして、白いボレロを選ぶのはマナー違反ではないものの控えたほうが良いでしょう。
なぜなら、白は花嫁専用のカラー。
結婚式では着席していることが多く、白いボレロは遠目で白いドレスに見えることも。
花嫁との写真撮影も想定して、黒やグレーなどの控えめなカラーを選ぶと安心です。
きちんと感を出したいときや露出防止には、着丈の短すぎないジャケットをさらっと羽織って。 | 地模様の入った生地が高級感のある水色のドレス。オープンショルダーがこなれ感を演出。 |
- 【参考記事】
- 【結婚式コーデ】ボレロの知っておきたいマナーと選び方
ストールはラメ入りやシフォン素材で華やかに
ブルードレスにアクセントを付けたいときには、ストールを羽織るのがイチオシ。
華やかさを意識して、ラメ入りやシフォン素材のストールを選ぶのがおすすめです。
ラメ入りのストールを合わせると、キラキラした輝きがドレスのアクセントに。
シフォン素材のストールなら、寒色系のブルードレスに柔らかな雰囲気をプラスできます。
肩にストールをかけてIラインシルエットを作ると、着やせ効果を狙えるのもメリット。
露出対策としてはもちろん、式場内の冷暖房対策用としても重宝します。
袖を通さない羽織りものでかさばりにくいため、バッグに1枚忍ばせておくと安心です。
上に羽織るならラメ入りのシルバーストールがおすすめ。 | 羽織はドレスの軽やかさを生かすストールを。 |
バッグと靴はベーシックカラーがイチオシ
ブルードレスのきれいな色合いを引き立てるには、ベーシックな黒やグレー、ベージュやネイビーなどのバッグとパンプスを合わせるのがおすすめです。
ベーシックカラーをチョイスすれば、ビジューなどをあしらったバッグも子どもっぽくならず上品に決まります。
引き締め効果を優先したい方は、黒やネイビーを選ぶのがベスト。
ダークカラーの青系ドレスに明るさをプラスしたいなら、ベージュやグレーのバッグやパンプスを合わせましょう。
靴はドレスと同色のシルバーやネイビー、締め色の黒を合わせて。 | 付属のウエストリボンに合わせバッグや靴も黒でまとめたり、ネイビーやシルバーの小物とも相性抜群。 |
4、パンツドレスはドレッシーを意識して
最近ではパンツドレスで結婚式に出席する女性が増えているとはいえ、依然としてワンピースドレスが一般的。
とくに親族や職場の方の結婚式に参列する場合は、フォーマルなスカートのドレスを選ぶのが基本です。
友人代表スピーチや受付を任されているときも、悪目立ちしないようにパンツドレスは避けるのが無難でしょう。
レストランウェディングなどのカジュアルな結婚式なら、パンツドレスがOKなことも。
ただしどんなパンツドレスでもよいわけではなく、結婚式に相応しいドレッシーな装いを意識しましょう。
きちんと感があるとはいえ、ビジネススーツのパンツスタイルは結婚式に不向き。
ゆったりしたシルエット、レースを取り入れるなどして、カジュアルさを極力抑えたパンツスタイルでまとめるのがベストです。
パンツのクールさとレースの可憐さを兼ね備えた一着は、女性らしくパンツを履きこなしたい20代後半~40代前半の方におすすめ。 | 肩のスカラップデザイン、花柄レースが可愛らしいサックスブルーのオールインワン。 |
ブルードレスは購入するべき?
結論からお伝えすると、ブルードレスはレンタルするのがベストです。
ブルードレスの魅力の1つが、カラーバリエーションが豊富なこと。
購入して1枚を着回すと、ブルードレスならではの魅力を生かせないでしょう。
カラーによって印象が変わるのも魅力の1つなので、購入したドレスによってはTPOに相応しくない場合もあります。
ブルードレスはカラーバリエーションが豊富だからこそ、トレンドも毎年変わりがち。
今は最新のおしゃれなカラーでも、来年には古くてダサ見えする可能性もあります。
ネットレンタルなら、店頭に出向かずとも何百着以上のなかから好きな時間にドレスを選べるのが嬉しいポイント。
仕事や家事で忙しい女性には、とくにおすすめのドレス入手方法です。
制服で親族の結婚式に出席したくないおしゃれ感度の高い高校生も、レンタルなら比較的安い価格でかわいいドレスをまとえます。
結婚式用のブルードレスは、レンタル一択だといっても過言ではないでしょう。
パーティードレスやスーツはレンタルドレス「ワンピの魔法」がおすすめ!
「ワンピの魔法」では、結婚式、祝賀会、同窓会といったパーティーシーンにおすすめのパーティードレス・ワンピース・セレモニースーツを多数そろえています。
- 全国どこでもスマホから24時間簡単レンタル
- ドレス一律3泊4日で6,480円
- 20代~50代以上、またSサイズから4Lサイズまで豊富なラインナップ
- クリーニングや保管の手間ナシ
- お電話やメールなどでサイズやコーディネートのご相談もok
「大切なシーンだから、せっかくなら印象的なパーティードレスを着たい」と購入したドレスが、その後結局一度も着用することのないままタンスの肥やしになってしまう……ということもめずらしくありません。
是非一度、レンタルドレスを検討してみてくださいね!
【まとめ】ブルードレスはレンタルで賢く手に入れよう
ブルードレスは、カラーバリエーションが豊富で、色味によって印象を変えられるのが魅力。
甘くなりすぎず知的な雰囲気を演出できるため、年齢を問わず着こなしやすいのもメリットです。
「地味見えしない?」と思いがちですが、ドレスのディテールや小物にこだわれば、結婚式に相応しい華やかなコーデに仕上がります。
ブルードレスならではの魅力を生かすためには、レンタルを利用するのがベスト。
お気に入りの1着を見つけて、次の結婚式ではぜひブルードレスにチャレンジしてみてくださいね。