結婚の意思が固まったら、ご両家に対して結婚の挨拶を行います。
普段は気軽に会っているご両親かもしれませんが、いざ結婚の挨拶をするとなると「どんな形で進めていけばいいの?」と疑問は尽きませんよね。
そこで今回は、結婚の挨拶について気になる準備や手土産、服装やマナーを詳しく解説します。
- 結婚の挨拶は「会話のポイント」「キレイめな服装」「気配りのできる手土産」を用意すれば安心!
- 結婚の挨拶が難しい場合、場所や日にちを改めるのも大切
- 結婚の挨拶の服装選びに迷ったら「レンタルワンピース」もおすすめ
以上の3点でご紹介するので、一緒にチェックしていきましょう。
目次
結婚が決まったら?両親の挨拶のために準備すること
結婚が決まったら両親への結婚の挨拶を行います。
結婚の挨拶は特別な式典というわけでもありませんし、顔合わせとしての側面が強い一方で「結婚の許可、報告をする」という大切な場面です。
そのため、いくら気心の知れた関係だとしても、一般的な形式に則った結婚の挨拶の場を用意しておきましょう。
事前に準備しておきたいことをご紹介します。
訪問日や会場の調整
まずはご両親に会いに行く訪問日や、会場を自宅以外で用意する場合はその場の調整も行います。
最優先にすべきは「ご両親の都合」であるため、お互いに連絡を取り合って決めるとよいですね。
決まった日程の回答はできるだけ早めに共有します。
特にご両親から指定がなければ、食事どきを避けた14時から17時までの間がおすすめです。
長居はせずに1時間程度を考えておきましょう。
両家の親族、家族の情報を確認する
結婚の挨拶までにご両親と会ったことがない場合は、相手のご両親はどんな方かを聞いておくとよいでしょう。
「愛犬がいて、すごくかわいがっている」「釣りが趣味」など好みやエピソードを知っておくと、スムーズな会話のきっかけになることもあります。
また、ここで「話題に出してはならないこと」も共有できるとその場の雰囲気を崩さない予防にもなります。
自分の両親のことも素直に話し、相手のご両親のこともしっかりリサーチしておきましょう。
結婚後の生活について決めておく
結婚の挨拶の際に「どこに住むの?お引越しをするの?」「仕事先は辞めるの?続けるの?」と今後の生活について質問を受けることが多いです。
二人の未来はきちんと考えていると示しを付けるためにも、事前に話し合っておき決めておくと安心です。
「まだ物件が決まっていない」など、曖昧な結婚生活だとご両親も不安を覚えてしまいます。
ご両親を安心させるためにも、しっかりと計画しておきましょう。
手土産を準備する
手土産は必ずしも必要ないという見方もありますが、気の利いたものがあると相手にとっても好印象です。
「結婚挨拶のお時間を作っていただいたことへの感謝」のために、用意しておくとよいでしょう。
手土産は相手にヒアリングし、喜ばれるものを準備しましょう。事前に用意するときは賞味期限に気を付けるのが基本です。
「antina gift studio」なら、品質が良く、デザイン性が高い多種多様なギフトを取り揃えているため、相手に喜ばれるギフトが見つかります。
また、100種類以上のバリエーションからラッピングを無料で選べるので、手土産に迷っている方は一度利用してみてください。
当日の服装を決める
最後に、当日近くになって「何を着よう?」と悩まないためにも当日の服装を決めておきます。
適切な服装は以下に改めてご紹介しますが、キレイめな格好やスーツが一般的。
靴やストッキングなど普段は着用しないという方は、トータルコーディネートで準備しておくと慌てず余裕を持って当日を迎えられます。
悩んでしまった場合は、レンタルドレスを頼るのもおすすめです。
結婚式お呼ばれのドレスなどのレンタルサービスでは、ブライダルに関する「結婚の挨拶コーデ」も扱っている場合が多いです。
レンタルドレス「ワンピの魔法」でも、結婚の挨拶に適したワンピースやセットアップをレンタルできます。
ドレスレンタルは事前予約制になっているため、日取りに合わせてレンタルしておきましょう。
結婚の挨拶手土産とは?選び方やおすすめのお土産
結婚の挨拶で用意する手土産。
どのように選べばいいのか、一般的にはどのようなお土産にすればいいのか悩むポイントですよね。
次は、手土産についていくつか知っておきたいことをご紹介します。
会場の近くや相手の家の近くで選ばない
結婚の挨拶に選んだ会場の近くや、相手の家近くでは選ばないほうが無難です。
例え有名店のものだとしても、「挨拶へ向かう途中、間に合わせで選んだ」と思われてしまいます。
必ず事前に用意しておきましょう。
自分自身が食べたことのあるものなら安心
デパートにある手土産なら間違いがないと思うかもしれませんが、実際に自分自身が食べたことのあるものがおすすめです。
食べたことのない高級菓子やどういったシーンで活用できるのかわからない調味料だと、ご両親から質問を受けたときに会話がストップしてしまうことも。
「○○と合わせて食べるとおいしいです」「このお店、私も大好きです」と自信を持ってお渡しできるものを選びましょう。
好みを事前に聞いておく
ご両親には
- 「甘いものが苦手」
- 「お酒は飲まない、飲めない」
- 「食べ物アレルギーがある」
などの事情が考えられます。
好みや食べられるものをあらかじめ相手に聞いておくと、その分喜ばれる手土産を用意できるでしょう。
おすすめのお土産とは
これまで手土産を選ぶポイントをご紹介しましたが、おすすめの手土産をいくつか知っておきましょう。
お互いの地元が離れていれば、地元銘菓を選ぶのもおすすめです。
結婚の挨拶でよく親しまれている手土産とは、
- 賞味期限が長いクッキーなどの焼き菓子
- お酒とおつまみのセット
- 甘いものが苦手な方でも喜ばれる佃煮やお茶漬けなど
などが挙げられます。
価格は3,000~5,000円のものだと気兼ねなく受け取ってもらえるでしょう。
高価すぎるものや保存が難しいものは避けるのが無難です。
またラッピングの方法に迷うことがありますが、その場合は「無地のし」をかけてもらうのが適しています。
結婚の挨拶、服装選びのポイント
結婚の挨拶で次に悩むのが服装選び。
普段はカジュアルでおしゃれを意識した格好をするかもしれませんが、結婚という二人にとって人生の起点でもある報告をする場では、きちんとした服装を心掛けましょう。
男女別に服装の選び方、NGコーデやおすすめのアイテムをご紹介します。
【女性】ワンピースやセットアップなどきちんとした格好を
女性はキレイめのワンピースやセットアップなど、きちんと感のある格好が望ましいです。
パンツスタイルでも構いませんが、ワンピースコーデだと適度に華やかで印象もよくなります。
ヘアスタイルはきちんとまとめて、会食がある場合は邪魔にならないアップスタイルがおすすめです。
清潔感を第一に、派手なメイクやネイルは控えて自然な雰囲気を残すとよいでしょう。
【男性】スーツスタイルが基本
男性の場合は清潔感のあるスーツスタイルが基本。
よれよれっとしているとだらしなく見えるため、クリーニングに出しアイロンをかけたスーツが望ましいです。
気軽な場の場合でも、ティーシャツにラフなパンツではなくジャケットスタイルがおすすめ。チノパンを合わせてメンズのキレイめなコーデにすると、印象がよくなります。
結婚の挨拶にNGな服装とは?
結婚の挨拶の雰囲気を考えるとNGの服装が理解できますが、
- カジュアルすぎる格好、普段と変わらない服装
- 派手なメイクやマツエクなど、やりすぎているメイク
- 長すぎるネイル、伸びっぱなしのネイルなど不衛生な印象を与えるもの
- ハイブランドで固めたコーデ
などは避けておくのが一般的。
ご両親との関係性にもよりますが、結婚の挨拶はきちんとした場です。
カジュアルダウンが認められていても、その場をわきまえた格好ができるとよいですね。
女性のフォーマルワンピースはこのアイテムがおすすめ!
女性の服装では、フォーマルなワンピースがおすすめです。
以下におすすめのワンピースをご紹介しているため、気になるアイテムがあればぜひチェックしてみましょう。
スカートの丈感は長すぎないひざ下で、全体のデザインはシンプルなものを選ぶと上品に見えます。
合わせて華美すぎないアクセサリーを選び、ほどよくドレスアップすると結婚の挨拶の場にふさわしいコーデになりますよ。
シュリンクレースを使用したワンピース。 | 胸元のパールボタンがこなれ感を引き出す黒のワンピース。 |
フィット&フレアーなシルエットが女性らしいネイビーのワンピース。 | 白と黒の糸が織り交ぜられたツイード素材のワンピース。 |
とろみ感のある素材と柔らかなカラーが女性らしいライトグリーンのワンピース | 産前産後に対応できるシックなブラウンのワンピース。 |
ワンピースやパーティードレスは話題の【ネットレンタル】がおすすめ!
「ワンピの魔法」では、顔合わせや挨拶にぴったりなワンピースや 結婚式、祝賀会、同窓会といったパーティーシーンにおすすめのパーティードレス・セレモニースーツを多数そろえています。
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- ドレス一律3泊4日で6,480円
- 20代~50代以上、またSサイズから4Lサイズまで豊富なラインナップ
- クリーニングや保管の手間ナシ
- お電話やメールなどでサイズやコーディネートのご相談もok
「大切なシーンだから、せっかくなら印象的なパーティードレスを着たい」と購入したドレスが、その後結局一度も着用することのないままタンスの肥やしになってしまう……ということもめずらしくありません。
是非一度、レンタルドレスを検討してみてくださいね!
結婚の挨拶当日、気を付けたいこととは?
結婚の挨拶当日に、気を付けておきたいことをまとめました。
当日に慌てないように、イメージをしっかり固めておきましょう。
靴はきちんと揃えて
相手のご実家にお伺いするときや、和室などを利用する食事処の場合は、靴を脱ぐことが多いです。
意外と意識していないと「脱ぎっぱなし」になってしまうため、きちんと脱いだ靴は揃えておきましょう。
前向きのまま靴を脱ぎ、玄関や出口に向かって脱いだ靴先を揃えます。
「早すぎず」「遅刻しない」時間に訪問する
訪問時刻は最も気になるところ。
あまりにも早くお伺いすると迷惑になるため、早すぎず遅刻しない時間を狙っておきましょう。
予定時刻ちょうどか、2~3分遅れて到着するのがベストです。
早く着きすぎた場合は近くを散策する、カフェで待っておくなど時間調節をするとよいですね。
5分以上遅刻しそうな場合は、連絡を入れるようにしましょう。
手土産は着席する前に渡して
準備した手土産は、部屋に通されて挨拶を済ませ、そのあと着席する前に渡します。
紙袋や風呂敷に入っている場合は、取り出して両手で渡しましょう。
「○○がお好きだと伺いましたので」「私の実家近くにあるおいしいと評判のお菓子です」と一言添えると好印象です。
座る位置にも気をつけて
室内に入ったら、下座に座るのがマナーです。特に入口に一番近い下座に座るのがベスト。
もし上座をすすめられたとしても、「本日はご挨拶にうかがったので、こちらの席で結構です」と一旦お断りしましょう。
それでもご厚意で上座をすすめられたら、お礼を言ってから座るようにしましょう。
言葉遣いにも注意!
慣れない結婚の挨拶の場だからこそ、言葉遣いにも注意しておきましょう。
緊張のあまりうまくいかないこともありますが、質問を受けたらはきはきと笑顔で答えるのが社会人としてのマナーです。
また、気を付けておきたいのがパートナーとのお互いの呼び方です。
普段はあだ名で呼び合っているかもしれませんが、ご両親の前であるため「○○さん」「○○くん」と呼び方を決めておくと安心できます。
結婚の挨拶にまつわるQ&A
最後に結婚の挨拶にまつわるよく聞かれるポイントをまとめました。
この記事を振り返る意味でも、一つずつチェックしていきましょう。
結婚の挨拶って何を話せばいいの?
結婚の挨拶は、女性側と男性側の挨拶で内容が異なります。
基本的に最初に女性側の実家に「結婚を許可いただけるか」をお伺いし、許しを得てから「結婚を許してもらった相手を紹介する」形で男性側の実家に向かいます。
そのため、まずは結婚をする旨、結婚を許していただけるかを話し合いましょう。
そのあとは場の雰囲気にもよりますが、「どんな仕事をしているのか」「結婚後はどこで暮らすのか」といった質問を両親から受けることがあります。正しくきちんとお答えしましょう。
親から結婚を反対されている場合は?
万が一結婚の許可が得られない場合は、一度の挨拶で許可をいただくまで粘る必要はありません。
話し合いが難しい場合は一旦引き下がり、結婚する二人で今後どうするかを話し合う必要があるでしょう。
結婚に反対されても、何度も足を運び誠意を見せるのも手段のひとつです。
また、どの点が「結婚を許せないのか」を相手と話し合って見つけ、問題を解決することも大切です。
結婚の挨拶で出してはいけない話題とは?
結婚の挨拶では「やってはならないNG行為」「出してはいけない話題」があります。
- 女性側の実家よりも男性側の実家に先に挨拶に行く
- くだけすぎたお互いの態度
- 相手の親をお父さん、お母さんと呼ぶ
これらは案外やってしまいがちな失敗例。
まず、結婚の挨拶は基本的に女性側の実家を優先します。
そこでご両親から結婚の許可をいただき、男性側に「結婚する相手」として女性を紹介する流れです。
特別な理由がない限り、この順番通りに結婚の挨拶を進めるとよいでしょう。
「気楽に」と言われた!どこまでカジュアルダウンしてOK?
ご両親によっては「堅苦しいことはなし!気楽に行こう」とカジュアルな場を提供してくれることもあります。
その場合はある程度カジュアルな服装、気さくな会話を楽しむとよいでしょう。
ただし、あくまで結婚という二人にとって重要な区切りとなることを報告する場です。
スーツを着用しなくても清潔感、きちんとした格好を選び、手土産も用意するとよいでしょう。
まずはきちんと「結婚を決めた」と報告し、けじめを付けた上でご両親と楽しく歓談するのがおすすめです。
【まとめ】結婚の挨拶はきちんとした対応を!
結婚とは、お互いの家族が繋がりあうものです。
相手のご両親とも家族になる大切なものなので、結婚の挨拶はすでに親しい関係だとしても、けじめとしてしっかり行いましょう。
当日は予想外の出来事や悩みが出てくるかもしれません。
事前の準備はしっかりと、余裕を持っておくと慌てず対応ができます。
二人の今後の結婚生活がよいスタートを切れるように、結婚の挨拶を済ませておきましょう。