監修者PROFILE
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髙田公介（たかた こうすけ）
株式会社リダンダンシーの代表。
「ワンピの魔法」「リリアージュ」の運営者。
広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。
一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。
結婚式やパーティーに招待されたとき、意外と悩むのが「ストッキングのマナー」。
「黒ストッキングって大丈夫？」「そもそも履かないとダメ？」と迷う方も多いですよね。
この記事では、パーティードレスに合わせるストッキングの色マナーや、NG例、伝線対策、おすすめのコーディネートまでわかりやすくご紹介。
マナーを押さえて、安心して華やかな一日を迎えましょう！
結婚式におけるストッキングの基本的なマナーとは？
結婚式にお呼ばれしたとき、基本的には「ストッキングを着用する」のがマナーとされています。
素足はカジュアルすぎる印象を与えるため、たとえ夏場でも肌色のストッキングを履くのが正式な装いです。
色は「ナチュラルベージュ」が基本。できるだけ自分の肌になじむ自然なカラーを選びましょう。
光沢が強すぎるものや、ラメ入り、カラーストッキングはフォーマルな場にはふさわしくありません。
また、きちんと感を大切にするためにも、ストッキングに穴や伝線がないか事前に確認を。
ドレスや靴に合わせて、控えめで上品なストッキングを選ぶのが、大人のマナーです。
しっかり引き締めて美脚へ導くグラデーション着圧。自然な透明感で肌を美しくみせる(足首着圧13hPa)
結婚式でNGなストッキングの色や柄とは？
結婚式では、フォーマルな場にふさわしくない色や柄のストッキングは避けるのがマナーです。
ここでは、黒ストッキングやカラータイツ、柄物ストッキングなど、NGとされるアイテムについて詳しく解説します。
黒ストッキング
黒のストッキングは、結婚式などお祝いの席には基本的に不向きとされています。
黒は「喪」を連想させる色でもあり、フォーマルな場ではマナー違反と受け取られることがあるため注意しましょう。
ただし、ドレスコードが「ブラックフォーマル」指定の場合や、ナイトウェディングなど一部のケースでは例外も。
基本はナチュラルカラーを選び、迷ったときは黒以外を選ぶのが安心です。
カラータイツ
カラータイツも、結婚式などフォーマルな場には基本的にNGです。
鮮やかな色やダークカラーはカジュアルな印象が強く、格式ある式場やパーティーにはふさわしくありません。
寒い季節でも、できるだけ肌色に近いストッキングを選びましょう。
どうしても防寒したい場合は、ベージュの厚手ストッキングや、裏起毛タイプなど目立たない工夫をすると◎。
華やかな場では、上品さを意識することが大切です。
柄物、網タイツ
柄入りストッキングや網タイツも、結婚式では着用を避けましょう。
ドット柄や花柄など一見かわいいデザインでも、カジュアルすぎる印象になったり、会場の雰囲気に合わなかったりするため避けた方が無難。
網タイツも同様で、露出感が強く華やかすぎる印象を与えてしまいます。
結婚式では、あくまで「控えめで上品な装い」が基本。
迷ったときは無地のナチュラルストッキングを選ぶのが安心です。
【結婚式】ストッキングが苦手な人向けの対処法
「ストッキングが苦手」という方も少なくありません。
妊娠中や体調が不安定なとき、肌が敏感なときは、はかない工夫をするのもひとつの方法です。
ストッキングが苦手な方におすすめの対処法を以下にまとめました。
- ソフトサポートタイプを選ぶ
締めつけ感が少なく、肌あたりがやさしいタイプがおすすめ。 - オープントゥやサンダル用ストッキングを使う
つま先部分が開いているため、圧迫感を軽減できます。 - 無理な場合は服装でカバーする
ロングドレスやパンツスタイルを選び、足元を自然に隠す方法も◎。
マナーに配慮しつつ、自分の体調に合わせて無理のないスタイルを選びましょう。
結婚式など長時間ストッキングを着用する際に知っておきたい伝線対策
結婚式では長時間ストッキングを履くことが多いため、伝線対策は欠かせません。
ここでは、事前にできる対策や、万が一のときに備えておきたいポイントをご紹介します。
予備を持参する
ストッキングはふとした拍子に伝線することがあるため、予備を持参しておくと安心です。
会場に向かう途中や着替えの際など、意外とタイミングを問わず破れることも。
バッグに1足忍ばせておくだけで、もしもの時も慌てずに対処できます。
式場によっては予備のストッキングを用意してくれていることもありますが、基本は自分で用意しておくのがマナーです。
伝線しにくいタイプを活用
最近では、伝線しにくい加工がされたストッキングも多く販売されています。
「ノンラン」「強化タイプ」などの商品は、万が一穴が空いても広がりにくく、長時間の着用にも安心。
特に結婚式など動きが多い場では、こうしたアイテムを選んでおくとストレスを減らせます。
少し厚みのある30デニール前後のタイプも伝線しにくく、肌なじみが良いものを選べばフォーマルな場にも対応できます。
手袋を使う
ストッキングを履くときに手袋を使うと、爪や指先による引っかかりを防げるため、伝線対策に効果的です。
専用の着用用グローブが販売されているほか、綿手袋や薄手のビニール手袋でも代用可能。
特に爪を伸ばしている方や、ネイルアートをしている場合は、手袋を使うことで安心して履けます。
ストッキングの生地に優しく触れることを意識するだけでも、長持ちにつながります。
静電気対策をする
ストッキングとドレスの間に静電気が起きると、まとわりついて動きづらくなることがあります。
対策としては、静電気防止スプレーをドレスの裏地やストッキングに軽く吹きかけるのがおすすめ。
また、保湿成分のあるボディクリームを脚に塗っておくのも効果的です。
冬場や乾燥する季節は特に静電気が起きやすいため、事前にしっかりケアしておくと快適に過ごせます。
爪やかかとの保湿ケアをする
意外と見落としがちですが、爪の角やかかとのガサガサもストッキングの伝線の原因になります。
履く前にハンドクリームやボディクリームで手足を保湿しておくと、生地への引っかかりを防げます。
特に乾燥しやすい冬場は、前日のうちに保湿ケアをしておくと安心。
ネイルの先端が鋭くなっていないか、かかとにひび割れがないかもチェックしておくと、伝線予防につながります。
ホコリや汚れを払ってから着用する
ストッキングを履く前に、足元にホコリやゴミが付いていないか確認しましょう。
小さなゴミや砂粒がストッキングと擦れると、伝線の原因になります。
特に床に直接足をつけていた場合は、タオルやウェットティッシュなどで軽く拭いてから履くのが安心。
見た目には分かりづらい汚れでも、生地にダメージを与えることがあるため、ちょっとした気配りが長持ちのコツです。
伝線してしまったときの応急処置を知っておく
様々な対策をしても、ストッキングが伝線してしまう可能性はあるので、応急処置を知っておくと役立ちます。
もし伝線してしまった場合には、透明のマニキュアが便利です。
伝線部分に透明のマニキュアを塗ると、それ以上穴が広がるのを防ぐことができます。
ポーチに入れておくと安心ですね。
塗った後はしっかり乾かしてから履くようにしましょう。
【結婚式向け】ストッキングが苦手な人におすすめのコーデ
どうしてもストッキングを履くのがつらいときは、足元をカバーできるコーデを選ぶのも一つの手。
ここでは、パンツスタイルやロングドレスなど、ストッキングをはかないコーデでもマナーを保てる着こなしをご紹介します。
パンツスタイル
足首までしっかり隠れるパンツスタイルは、膝下丈のストッキングでもOKの便利な選択肢です。
きちんと感のあるテーパードパンツやワイドパンツに、華やかなブラウスやレースのトップスを合わせれば、結婚式にふさわしいフォーマル感も演出できます。
ヒールのあるパンプスやきれいめなバッグを組み合わせれば、より上品な印象に。
体調に不安がある方や、寒い時期でも足元をしっかりカバーしたい方にもおすすめのコーデです。
ストッキングにこだわらず、自分らしいおしゃれを楽しみたい方はぜひ検討してみてください。
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| Iラインシルエットがモードな2ピースのパンツドレス。 | スパンコールがキラキラと輝くパフスリーブボレロとオールインワンのセットドレス。 |
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| 花柄レースのオールインワンに、シアーオーガンジーの羽織を重ねたレイヤードタイプのパンツドレス。 | アシンメトリーなチュールフリルが引き立つ、LAGUNAM00Nブランドらしいチャコールグレーのパンツドレス。 |
ロングドレス
足元をしっかり隠せるロングドレスも、ストッキングをはきたくない方におすすめのスタイルです。
ふくらはぎや足首が見えない丈のドレスなら、ソックスタイプのストッキングでも気づかれにくく、マナー違反になりにくいのがポイント。
とくに妊娠中や体調が優れないときは、無理をせず快適に過ごせる装いを選びましょう。
光沢感のある生地や、ウエストマークでメリハリをつけたデザインを選ぶと、上品さも演出できます。
ロングドレスに合わせた華やかな小物やヘアスタイルで、全体をバランスよく仕上げるのがコツです。
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| ベージュの生地に刺繍のあしらわれたホワイトチュールが重なるロングドレス。 | ファーヤーン刺繍(あえて毛羽があるふんわりとした刺繍)が印象的なブルーグレーのドレス。 |
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| 繊細な柄が織り込まれたピンクカラーのレースドレス。 | 繊細なスパンコール入りのレースとサテン生地を組み合わせた、ラグジュアリーなグレーのドレス。 |
まとめ
結婚式におけるストッキングのマナーは、フォーマルな場にふさわしい装いを意識することが大切です。
黒や柄物は避け、ナチュラルカラーを選ぶのが基本。
もし苦手な場合は、パンツスタイルやロングドレスなどで無理せず工夫しましょう。
ストッキングの伝線対策も押さえて、安心して当日を迎えてくださいね。
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髙田公介（たかた こうすけ） 株式会社リダンダンシーの代表。 「ワンピの魔法」「リリアージュ』の運営者。 広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。 一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。 |
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