すらりとした大人の女性のイメージがあるパンツスーツ。
「今度の結婚式にパンツスーツを選びたいけど、大丈夫かな?」
「結婚式にぴったりなレディースパンツスーツが知りたい!」
上記のような気持ちを抱えている方は多いのではないでしょうか。
今回は、結婚式にパンツスーツを選んでも大丈夫かどうか、パンツスーツがOKの結婚式のシチュエーション、パンツスーツを選ぶ5つのメリットについて解説します。
さらに、結婚式にぴったりなパンツスーツの選び方、おすすめのパンツスーツ10選もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- パンツスーツがOKの結婚式のシチュエーション
- パンツスーツを選ぶ5つのメリット
- 結婚式にぴったりなパンツスーツの選び方
- 結婚式におすすめのパンツスーツ10選
結婚式にパンツスーツを選んでも大丈夫?
カジュアルな結婚式であればパンツスーツを選ぶことは問題ありませんが、高級ホテルなどで行われる格式高い結婚式や上司・主賓・親族として出席する場合は避けた方が無難です。
結婚式はフォーマルシーンのため、会場の雰囲気や出席時の立場などを考慮して選ぶ必要があります。
パンツスーツは、ドレスコードの中で「略礼装(インフォーマル)」にあたる服装であり、これはフォーマルなシーンの服装において最もカジュアルな装いです。
このため、次章でご紹介するようなカジュアルな結婚式などであれば、選んでもOKといえるでしょう。
ちなみに、通勤スタイルのようなビジネススーツは、結婚式でNGとされているので気を付けてくださいね。
パンツスーツを選んでも良い結婚式のシチュエーションとは?
パンツスーツを選んでも良い結婚式のシチュエーションは、以下の通りです。
- カジュアルな雰囲気の結婚式
- 「平服(へいふく)でお越しください」といわれている場合
- 結婚式の二次会
ガーデンウェディングやリゾートウェディングなど、カジュアルな雰囲気の結婚式であれば、パンツスーツを選ぶことでおしゃれなお呼ばれコーディネートに仕上げられます。
また、「平服(へいふく)でお越しください」と招待状などで伝えられている場合も、「礼服ほどかしこまった服装ではなくて大丈夫ですよ」という意味合いになるので、パンツスーツはOKです。
さらに、結婚式の二次会であれば、基本的に披露宴のときよりもカジュアルな服装が良しとされているため、パンツスーツも好印象となるでしょう。
一方、下記のような結婚式ではパンツスーツを避けた方が良いので、参考にしてくださいね。
- 格式高い会場での結婚式(高級ホテルや神社で行われるものなど)
- 上司や主賓として出席する場合
- 親族として出席する場合
- 【参考記事】
- 【結婚式】パンツドレスの年代別人気ドレス紹介と基本マナー
結婚式にパンツスーツを選ぶ5つのメリット
スカートと比べて動きやすい
結婚式にパンツスーツを選べば、スカートと比べて動きやすいというメリットがあります。
このため、受付を任されている方やお子様と一緒に参列される方、さらに準備などで動き回ることの多い余興を担当する方にもおすすめです。
また、立ったり座ったりを繰り返す結婚式では、スカートを選んだ際は裾が乱れないように気を付ける必要がありますが、パンツスーツではその心配もないので快適に過ごしたい方にも一押しですよ。
大人女性のシックな雰囲気を演出できる
パンツスーツには、大人の女性らしいシックな雰囲気を演出できるという魅力も挙げられます。
スカートタイプに比べて、スタイリッシュでかっこいい雰囲気を醸し出せるため、クールに決めたいときにぴったりです。
周りの装いに埋もれないコーディネートに仕上がるため、お呼ばれドレスにマンネリを感じている方こそ、パンツスーツを選ぶことで新鮮な気持ちで臨めるでしょう。
上下がセットアップになっているパンツスーツなら、簡単におしゃれなコーディネートをつくれますね。
「他ゲストと違った服装でお祝いしたい」という方は、ぜひパンツスーツを検討してみてください。
自然に体型カバーができる
パンツスーツで結婚式に参列することで、自然に体型カバーを叶えることもできます。
スカートタイプの場合、脚のラインを露出することになりますが、高めウエスト位置のパンツスーツなどであれば脚を長くすっきりと見せてくれるでしょう。
また、ウエスト周りなど、気になる部分を拾わないようなシルエットのパンツスーツを選ぶことで、快適さとスタイルアップを両立することもできますよ。
どの箇所をカバーしたいのかを考えながら服装を考えてみれば、自分にぴったりのパンツスーツを見つけられます。
スカートが苦手な場合も好みのスタイルでお祝いできる
「脚を見せることに抵抗感がある」「スカートは気恥ずかしい」と感じている方も、パンツスーツであれば好みのスタイルでお祝いすることができます。
いくらフォーマルシーンの結婚式であっても、自分の身につけたくない服装では、心からお祝いすることは難しいですよね。
パンツスーツは、「自分らしい服装でお祝いしたい!」という気持ちを叶える選択肢になってくれるでしょう。
防寒対策にもぴったり
防寒対策ができることも、結婚式にパンツスーツを選ぶメリットの1つです。
パンツスーツは足元まで裾が続くデザインのため、脚を露出することがほぼなく、スカートタイプと比べて冷たい空気を感じづらいです。
スカートタイプのようにドレスが風に揺れて気になることもないので、秋冬の寒い季節にぴったりですね。
「おしゃれと防寒対策の両方を叶えられるようなコーディネートにしたい」と考えている方は、ぜひパンツスーツを検討してみてください。
結婚式にぴったりなパンツスーツの選び方
シーンに合った色選び
結婚式はフォーマルな場面といえるため、パンツスーツもシーンに合うような上品な色選びをすることがポイントです。
「初めてパンツスーツを選ぶから外したくない!」という方は、黒やネイビーなど落ち着いた濃いめの色合いが、きちんと感もありつつ着こなしやすいでしょう。
ただ、全身を暗い色で固めないように、小物などでアクセントを加えることが大切です。
一方、ベージュやグレーなど、女性らしい柔らかい雰囲気も感じられる色合いであれば、大人の女性にぴったりコーディネートができます。
ちなみに、結婚式では「バイカラー」と呼ばれる上下で色の違うアイテムは「別れる」というイメージを気にする方もいるため、避けた方が無難です。
カジュアルな結婚式ではOKとされることも多いので、会場の雰囲気や参列者を考慮して検討してみましょう。
周りに好印象を与えるデザイン選び
結婚式にぴったりなパンツスーツのデザインは、洗練された雰囲気を感じるものです。
ハレの日に相応しいフォーマルな印象のパンツスーツであれば、結婚式のお呼ばれに一押しです。
また、周りから好印象を狙うなら、ボトムスの種類など細かい部分も意識したいところ。
例えば、腰回りや太ももはゆったりとしていて、裾に向かって細くなる「テーパードパンツ」であれば、脚を長く細く見せる効果が期待できます。
対して、全体的に幅が広い「ワイドパンツ」であれば、エレガントでこなれ感のある着こなしが叶えられるでしょう。
さらに、レース袖のトップスやハートネックカットのトップスなど、どこかこだわりを感じられるような1着を選ぶことで、結婚式に相応しい華やかな装いに仕上がりますよ。
シーズンに合った素材と色選び
結婚式でパンツスーツを着こなすためには、シーズンに合った素材と色選びが重要です。
暑さを感じる春夏は、軽やかな素材を選ぶことで快適に過ごせるでしょう。
パンツスーツの色は、ベージュやグレーなど上品かつ明るいトーンのものを選ぶことで、春や夏らしい軽快さを演出することができます。
一方、寒さを感じる秋冬は、ツイードなどしっかりとした生地感のパンツスーツを選ぶことで季節に合った装いにつながるでしょう。
色合いも、黒やネイビーのような落ち着いたトーンのものを選ぶことで、秋冬らしい雰囲気を醸し出すことが可能です。
パンツスーツを選ぶときは、シーズンに合った素材と色選びを意識することで、よりおしゃれなコーディネートを完成できるので、ぜひ試してみてください。
パンツスーツを選ぶ際の3つのポイント
エレガントなシルエットを選ぶ
パンツスーツを選ぶときは、エレガントなシルエットを探すことで、女性らしい魅力を演出できるコーディネートに仕上がります。
スカートタイプと比べるとクールな印象のあるパンツスーツだからこそ、きちんと感を重視しすぎてしまうと、ビジネススーツのような雰囲気になってしまうかもしれません。
結婚式はみんなでお祝いする日なので、華やかでこなれ感を感じるような品のあるパンツスーツを選んでみてくださいね。
少し余裕のあるサイズを選ぶ
パンツスーツを素敵に着こなすには、少し余裕のあるサイズを選ぶことが大切です。
ウエストやお尻、太ももなどにゆとりを感じるようなパンツスーツを選べば、タイトな印象を与えません。
特に、長時間座る結婚式では、サイズのきついパンツスーツを選んでしまうと、窮屈な気持ちのままお祝いをしなければいけなくなることに。
ただ、あまりにも大きすぎるサイズを身につけることは、結婚式には似合わないルーズな印象になるので、商品のサイズをチェックしながら自分にぴったりのものを見つけてくださいね。
丈のバランスを意識して選ぶ
パンツドレスを選ぶ際、丈のバランスも意識してみましょう。
丈が引きずるほど長すぎるものや、足元が大きく見えてしまうような短すぎるものは、どちらもだらしない雰囲気になってしまいます。
バランスの良い丈を選ぶポイントは、ヒールの高さを考慮すること。
一般的に、結婚式にはヒールの高さが5cm以上のパンプスを選ぶことが基本です。
パンプスを履いていることをイメージしながら、立っているときに裾がヒールに1~2cmかかる程度を目安に選んでみましょう。
結婚式にぴったりなおすすめパンツスーツ10選
色で選ぶおすすめパンツスーツ
結婚式におすすめなパンツスーツの色は、黒やネイビーなどの落ち着いたトーンや、ベージュやグレーなどの明るめトーンがおすすめです。
黒やネイビーなどの色は知的で高級感のある装いに仕上げられるうえ、着やせ効果も期待できるので、スタイルアップを狙いたい方にぴったり。
一方で、結婚式はハレの日だからこそ、「全身真っ黒でお葬式みたい」と思われないように、バッグやアクセサリーなどで華やかさをプラスすることも忘れないようにしましょう。
ベージュやグレーなどのパンツスーツは、洗練さを感じながらどこか優し気な印象のあるコーディネートに仕上げることができます。
淡い色味は、写真撮影の際に顔映りを明るく見せてくれるような効果が見込めるので、「とびっきりの1枚を撮りたい」という方に一押しです。
色でパンツスーツを探すときの注意点としては、花嫁だけが身につけられる「白」を選ばないこと。
真っ白なパンツスーツはもちろん、ライトベージュなども光の当たり加減で白に見える場合もあるので気を付けてくださいね。
デザインで選ぶおすすめパンツスーツ
パンツスーツをデザインで選ぶ場合は、スタイルアップとこなれ感を叶えられる1着を探してみましょう。
スタイルアップを狙えるパンツスーツとしては、例えばIラインが強調されているものが挙げられます。
アルファベットの「I」のように、全体的にボリュームを抑えてコーディネートされたパンツスーツであれば、全身をすっきりと見せられる大人っぽい装いに仕上がりますよ。
素敵なパンツスーツを見つけるコツは、目に留まるようなこだわりのある1着を探すこと。
例として、ロングジレのような一目見て「おしゃれ!」と感じるアイテムを合わせているものなら、洗練された印象を与えながらスタイルアップ効果も期待できます。
一方、「ペプラムシルエット」と呼ばれる、ウエスト部分で切り替え、裾に向かってスカートのように広がったトップスであれば、フェミニンなイメージを演出できますよ。
さらに、くびれを演出しながらお腹周りもカバーできるので、体型カバーとこなれ感を両立したい方におすすめです。
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伸縮性の良く動きやすいハイストレッチダンボール素材で、パンツの背中部分にはゴムが入っているのでシルエットも綺麗。 | Iラインシルエットがモードな2ピースのパンツドレス。トップスの背中がV字に開いておりパールのアクセントがおしゃれなデザイン。 |
シーズンで選ぶおすすめパンツスーツ
シーズンでパンツスーツを選ぶときは、季節のイメージを思い描きながら探してみてください。
春や夏の場合は、ライトグレーやベージュなど、明るく爽やかな印象を与えるような色合いのパンツスーツがぴったりです。
ただ、軽やかな印象を与えたいからといっても、胸元が見えるインナーなど過度な露出はNG。
結婚式というフォーマルシーンであることを忘れず、きちんと感を忘れないコーディネートにすることが大切です。
秋や冬の場合は、ブラックやネイビーなど深みのある色合いを選ぶことで、周りからあこがれるような大人っぽいコーディネートに仕上げられます。
「ちょっと物足りない」「地味すぎるかな」と感じたときは、ストールで華やかさをプラスすると、一気にハレの日にぴったりのファッションが完成しますよ。
また、パンツスーツを身につけるときは、どの季節であっても肌色に近いベージュ系のストッキングを身につけるのがマナーです。
パンツスタイルの場合、ストッキングは膝下丈のものでも問題ありませんが、素足や靴下、もこもこのタイツなどはNGであることを押さえておきましょう。
結婚式とパンツスーツに関するQ&A
Q1. パンツスーツで結婚式に出る場合、ヒールは必要ですか?
結婚式はフォーマル感のある装いで参列することがマナーなので、パンツスーツの場合であってもヒールのあるつま先が隠れたパンプスを選ぶ必要があります。
多少ヒールの高いパンプスの方がすらりとした印象を際立たせるので、5~7cm程のヒールがおすすめですよ。
「ヒールに履きなれていないから心配」という場合は、安定感のある太めのヒールや5cm以下のヒールを選んでみると良いでしょう。
一方で、妊婦さんなどヒールを履くことができない状況の場合は、無理をせずフォーマルな雰囲気のぺたんこパンプスの方が安心です。
Q2. パンツスーツをおしゃれに見せるコツはありますか?
パンツスーツをおしゃれに見せるには、華やかなアクセサリーやバッグをアクセントに添えてみましょう。
シンプルな印象を感じやすいパンツスーツだからこそ、パールのネックレスやビジュー、スパンコールなどがあしらわれたバッグなどをプラスするのがおすすめです。
特に、黒やネイビーといった落ち着いた色合いのものは、小物にこだわらなければ地味に見えてしまうこともあります。
ぜひ、パンツスーツの魅力をより引き立てながら、ハレの日にもぴったりな装いに仕上げてみてください。
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動くたびに光を反射してキラキラと輝き、顔周りとデコルテラインを華やかにしてくれる。 | 付け方は自由自在で、パールを前に持ってきてパールネックレス風にしても良いし、ゴールド側を前にしチョーカー風にしても良い。 |
まとめ
今回は、結婚式にパンツスーツを選んでも大丈夫かどうか、パンツスーツがOKな結婚式のシチュエーションなど以下4点について解説しました。
- パンツスーツがOKな結婚式のシチュエーション
- パンツスーツを選ぶ5つのメリット
- 結婚式にぴったりなパンツスーツの選び方
- 結婚式におすすめのパンツスーツ10選
パンツスーツは、カジュアルな結婚式や結婚式の二次会などにおすすめの服装です。
「動きやすくリラックスした服装で参加したい」「周りと被りたくない」と考えている方は、この機会にパンツスーツにトライしてみましょう。
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