結婚式にお呼ばれした時には、新郎新婦に失礼のないよう最低限のマナーは意識したほうが良いでしょう。
今回は結婚式で着用するネックレスにフォーカスして、基本マナーからおすすめのネックレスまでご紹介します。
顔まわりを明るく見せてくれるネックレスは、お祝いシーンらしい華やかさを添えてくれるアイテムです。
自分のコーディネートに合わせたものを忘れず用意しましょう。
まず、はじめにこのコラムでお伝えする内容をまとめます。
- 結婚式のネックレスは「パール、ゴールド、シルバーの上品系」を選ぶ!
- 結婚式のネックレスのマナーは「宝石が目立ちすぎないデザインを選ぶ」のが基本!
- 結婚式にふさわしくないネックレスは「ブラックパール」!
- 結婚式のネックレスを安く用意する方法は「レンタル」が◯!
また各テーマに沿って特に詳しく掘り下げてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
結婚式に用意したい!おしゃれなネックレスでコーデを引き締めて
それでは早速、結婚式のお呼ばれコーデにプラスしたいネックレスをご紹介していきます。
「お呼ばれドレスとネックレスのバランスに悩んでしまう」という方のため、ネックレスを際立たせてくれるお呼ばれドレスや、反対にネックレスなしでも◎なデザインも一緒にご紹介していきます!
定番の輝き!結婚式向きネックレス
結婚式のお呼ばれコーデに合わせるネックレスとして、定番と言えるのがパールのネックレスです。
上品に輝くパールは顔まわりを明るく見せてくれ、年齢を問わずに使いやすい結婚式にぴったりの宝石と言えます。
一方で、黒くシンプルなドレスに一連のパールネックレスを合わせたスタイルでは一見して弔事のように見えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
詳しくは後述しますが、黒いドレスを着用するなら華やかなデザインを選び、パールネックレスは二連や三連のものを選んでくださいね。
小ぶりなパールとゴールドカラーの竹ビーズ、チェーンネックレスを組み合わせた3連ネックレス。 | 中心には高級感のあるビジューが施されており、揺れる一粒パールが可愛らしいフェミニンな印象のネックレス。 |
所々にロンデルを挟んでいるので単調すぎず、ロンデルの輝きも相まってドレスを華やかに上品に彩ってくれる。 | トップにしずく型のパールのついた淡水パールのネックレス。 |
小ぶりで華奢なデザインが女性らしく、トレンド感もばっちり。 | 長さの違う2連のパールが顔周りを華やかにし、上品だがパーティーらしいデザインで幅広い年代で使いやすい。 |
パール以外もおすすめ!ゴールドやシルバーネックレス
定番のパールの他にも、上品なゴールドやシルバーのネックレスは結婚式にぴったりと言えるでしょう。
ゴールドとシルバー、どちらがよりマッチするかはお呼ばれドレスや小物のカラー、好みのテイストによっても変わります。
また、ゴールドネックレスはイエベ肌、シルバーネックレスはブルベ肌に馴染みやすいので、お肌に合わせて選ぶのもおすすめです。
注意したい点は、ゴールドとシルバーを混ぜていくつも使うとゴテゴテとした印象になってしまうことです。
ネックレス以外のアクセサリーをつける場合、ゴールド、シルバーとあれこれ織り交ぜすぎず統一感を意識して選びましょう。
パールとスネークチェーンがアシンメトリーにデザインされたY字ネックレス。 | 女性らしくどことなくクールなデザインは、シャープで個性的なネックレスをお探しの方におすすめ。 |
中央のみに付いたパールは軽やかなつけ心地で、ドレスの雰囲気を選ばずに合わせやすい。 | ウェーブ状のワイヤーに大小パールを散りばめたシルバーのネックレス。 |
ネックレス中央部分がシルバーの金具でお花と葉っぱのモチーフになったネックレス。 | シルバーの金具は落ち着いた色味で、幅広い年齢の方に使いやすい。 |
ネックレスを目立たせる結婚式ドレス
結婚式のネックレスがイメージできたら、続いてメインとなるお呼ばれドレスにも注目してみましょう。
デザイン性がある印象的なネックレスをつけるなら、首まわりに装飾が少なくシンプルなお呼ばれドレスを着用するのがおすすめです。
しかしネックレスを目立たせたいからと言って「胸元がざっくり開いているドレス」をチョイスするのはNG。
露出の多いドレスは、お祝いの場では下品な印象を与えかねません。できるだけ避けてください。
ウエストはゴム仕様で体にぴったりとフィットし、スカートは綺麗に広がるプリンセスのようなシルエット。 | 柔らかなシフォン生地にはほんのりとラメが混じっていて、重くなりすぎず上品な華やかさがある。 |
すっきりとしたシルエットと黒一色のシックなデザインが、モードな雰囲気も漂う一着。 | 一見シンプルなデザインながら、胸元のスタンドネックやふんわりと折り返した袖口、後ろ下がりのフィッシュ&テールのデザインなど細部にこだわりが感じられる。 |
ネックレスなしにするならドレスのデザインにこだわって
結婚式では上品で華やかな雰囲気のドレスが好ましいとされているため、ネックレスなどアクセサリーを取り入れたコーデが一般的です。
しかし、絶対にネックレスをしなければならないというわけではなく、ネックレスなしのスタイルでも問題ありません。
ネックレスをつけない場合は、首まわり、顔まわりが華やかな雰囲気のお呼ばれドレスを選びましょう。
特に黒のドレスは、弔事を思わせてしまう可能性があるため、レースやフリル、リボンなどの装飾や光沢のある素材が使われた華やかなものを選んでください。
ちなみに、和装の場合にもネックレスは不要とされています。
クールさと華やかさを併せ持つ何層にも重なるフリルは、着るだけで存在感が出る。 | 顔映りの良いひまわりのような色鮮やかなドレス。 |
すっきりとしたシルエットと黒一色のシックなデザインが、モードな雰囲気も漂う一着。 | スカート部分のウエストタックや広がりの少ないフレアシルエットは、腰回りをすっきりと見せ、シンプルでありながら、スタイルがよく見える為に計算され尽くされたデザイン。 |
ネックレスと組み合わせたい結婚式向きアクセサリー
ネックレスの他にも、結婚式らしい華やかさを演出するアクセサリーはいくつかあります。
ピアスやイヤリングは、顔まわりを明るく華やかに魅せてくれますし、ヘアアクセサリーはエレガントな印象を引き立てます。
ショートやボブなど、ヘアアレンジが限られてしまう人なら特に、ヘアアクセサリーを取り入れることで、いつもと違うフォーマルな印象に。
ネックレスと組み合わせるときのポイントは、素材やカラーに共通点を取り入れることです。
例えばネックレスがパールなら、イヤリングやピアス、ヘアアクセサリーにもパールのものを選ぶことで統一感のあるスタイルが完成します。
ゴールドの繊細なチェーンが動く度に軽やかに揺れて、耳元に可憐な可愛らしさを添えてくれる。 | ビジューが集まった丸いフォルムが可愛らしく、下に揺れるしずく型のビジューがアクセントとなっている。 |
マットゴールドに凹凸を刻んだ花びらの繊細なデザインは、立体感と奥行きがあり可憐な雰囲気に。 | ゴールドのワイヤーにベビーパールとクリスタルビーズを散りばめたヘッドドレス。 |
お花やリボンのモチーフはビジューがキラキラと輝き、大きめなコームで存在感がありエレガント。 | 中央のフラワーモチーフとリーフ柄のデザインをポイントに、パールやビジューの散りばめられたゴールドのバレッタ。 |
結婚式向きネックレスの基本マナー
結婚式はフォーマルなシーンだからこそ、さまざまなマナーやルールが存在しています。
お呼ばれドレスと同様、ネックレス選びでも基本マナーを意識していないと「失礼なスタイル」となってしまうため注意しましょう。
どんなネックレスならマナー違反にならない?
結婚式用のネックレスを選ぶ際、基本的には
- 華奢、小ぶりなさりげないデザイン
- パール、ゴールドやシルバーなどの上品な素材
というポイントを意識していれば、問題ありません。
厳粛な挙式か、それともカジュアルなパーティーか、また一般のゲストなのか親族なのかという点でも変わってきますので、状況にあわせて検討することが大切です。
ちなみに「二連のネックレスはマナー違反」という説もありますが、弔事の際のマナーですので結婚式で気にしすぎる必要はありませんよ。
親族が注意したいマナーはある?
派手なイメージのネックレスは、ゲストであればまだ問題なくとも、親族の立場では避けた方が無難です。
親族は主役となる新郎新婦に近い存在ですから、自分もゲストを迎える側であるという認識で上品で落ち着いた印象の、控えめなものを選んでください。
ネックレスの長さはどれくらいがいい?
ネックレスは、長いものよりは短いものの方がフォーマルとされています。
鎖骨にかかる程度の長さを参考にするとよいでしょう。
目安は、だいたい40㎝前後です。
ただしカジュアルなパーティーや、親族でない一般のゲストであれば長めのネックレスでもマナー違反ではありません。
結婚式にふさわしくないネックレスもある?
中には、結婚式にはふさわしくないデザインのネックレスも存在します。
特にパールや宝石の種類とデザインに十分注意してください。
結婚式ではパールの種類が重要
結婚式のネックレスとして、パールネックレスが定番であることはご紹介した通りですが、パールは種類が豊富だからこそ中には不適切なものもあります。
一つひとつの形が揃っていない「バロックパール」や、表面に加工がされている「コットンパール」は比較的カジュアルなアイテムとされています。
結婚式のようなフォーマルな場では、形の揃ったパールや加工のないパールが適切です。
パールの大きさについては、7㎜~8㎜が標準サイズとされています。
また、その名の通り黒い色が特徴的な「ブラックパール」は、弔事を連想させるためあまり好ましくありません。
マナーとしては問題ないという考え方もあるものの、できれば避けましょう。
大きなダイヤなど宝石が目立つネックレスに注意
日中の結婚式では大きなダイヤをはじめ、ボリュームのあるビジューや宝石がキラキラ輝くネックレスは不向きとされています。
これは、写真撮影の際に宝石が周りの光を反射してしまうためです。
宝石のついたネックレスが絶対にいけないというわけではないので、光りすぎないものを選びましょう。
ちなみに、夜の結婚式であれば多少の光り物も問題ありません。
ただし主役はあくまで新郎新婦ですから、ギラギラと派手すぎるネックレスは避けましょう。
カジュアルすぎる、派手すぎるネックレスはNG
パールのネックレスでも大きなパールが何重にも重なり、じゃらじゃらと派手すぎるネックレスは避けてください。
ブランドロゴが大胆に取り入れられたようなデザインも同様に、避けた方が無難です。
さらに、カジュアルなネックレスも結婚式には不適切とされています。
ヒモ製や布製のネックレス、ファーやレザーを使ったネックレスなどは、フォーマルスタイルには合いませんので避けましょう。
結婚式にふさわしいネックレスを安く用意するには?
ネックレスは高価なものであれば数万円、数十万円にもなるため、出費が大きな問題となってしまいますよね。
なるべく安くトータルコーデを叶えたいのなら、ネックレスはもちろんお呼ばれドレスやバッグ、そのほかのアクセサリーも、まとめて安く用意できるサービスを活用しましょう。
レンタルで理想の結婚式用ネックレスを手に入れよう
結婚式のお呼ばれコーデに使えるアイテムはひとたび購入するとなると、使用する機会が限られていながら費用がかさみやすいのがネックですよね。
使用後にはクリーニングに出してきれいな状態にした上で、丁寧に取り扱わなければいけないため保管場所に困る人も少なくありません。
そうした問題を解決するのがレンタルサービスです。
「ワンピの魔法」では、結婚式のお呼ばれに使えるアイテムを格安でレンタルできます。
お呼ばれドレス、羽織りもの、ネックレスやアクセサリー、バッグ……とトータルで用意できるので、組み合わせを参考にしながら選べるのもうれしいですよね。
サイズ感や素材感、着用したときの雰囲気を詳しく知りたいときには、電話でのサポートサービスも利用できるため不安なく自分に合ったアイテムを見つけられますよ。
結婚式コーデを華やかにしてくれるネックレスをドレスにプラスしよう
今回ご紹介したように、結婚式コーデにはネックレスを取り入れることで一層華やかでフォーマルな印象となります。
- 結婚式のネックレスはパールなど、上品なデザインが定番
- パールの中にもブラックパールなど、結婚式には合わないものもあるので注意
- ネックレスありはシンプルに、ネックレスなしなら首まわりのデザインが凝ったドレスを選ぶ
- 親族は短め、控えめのデザインを意識する
- 強い輝きの宝石や、花嫁さんよりも目立つデザインのネックレス、反対にカジュアルすぎるネックレスはNG
このようなポイントを意識することで、結婚式にぴったりなコーデを叶えられるでしょう。
リーズナブルに結婚式のフルコーデを叶えたいなら、レンタルサービスの「ワンピの魔法」を利用してトレンド感満載のお呼ばれドレスやネックレス、小物類を揃えましょう。