結婚式で友人代表スピーチを頼まれた!基本マナーと服装選びのポイント

結婚式に招待された際に、友人や同僚代表・上司として挨拶・スピーチを依頼されることも少なくありません。

「二人のためなら」と快諾した後に、「でも、どのようなことを話せばいいんだろう」「服装はどうするべき?」と悩み始める方もいるでしょう。

そこで今回は、出席する結婚式で挨拶・スピーチを依頼された際にどのようなことに気をつければいいのか、どのような服装で臨めばいいのかについて紹介します。


結婚式の友人代表スピーチで意識すべきこと

・気持ちを込めながらも短めに
結婚式では、分単位で進行が決まっています。
だらだらと長く話してしまうと、それらの進行がずれてしまうだけでなく、周囲の人からも「長いな」と思われてしまうでしょう。

事前に「〜分程度」と指定されている場合にはその時間に収まるように、指定がない場合には3〜5分程度をスピーチの目安にしましょう。

・姿勢は堂々と、はっきりとした口調で
挨拶・スピーチをする際には、しっかりと前を向き、堂々とした姿勢・はっきりとした口調で臨みます。
話しながら会場全体を見渡すと、より堂々とした印象を与えられるでしょう。

どれほど魅力的な内容だとしても、スピーチをしている本人がどこか落ち着かないようすだったり、下を向いてボソボソ話していたりすると、よい印象にはなりません。

また、焦ってつい早口になってしまう人もいるでしょう。
早口のスピーチは聞き取りにくいだけでなく、せわしなく落ち着かない雰囲気にもしてしまいます。
つかえながらでも、ゆっくり、丁寧にスピーチをするほうが好印象でしょう。

新郎新婦の名前を呼ぶときや、二人のエピソードについて話すときにはゲストのほうでなく高砂にいる二人を見ながら話すと、より気持ちが伝わりやすくなります。

・忌み言葉、重ね言葉に要注意
結婚式において「縁起が悪い」とされる言葉があります。

「終わる、離れる、別れる、壊れる」などの言葉は忌み言葉と呼ばれ、挨拶・スピーチに限らず結婚式の場では不適な言葉です。
また、「結婚式は1度だけであるべき」との意味から、「度々、再び、ますます」などの重ね言葉も避けるべきです。

スピーチ用の原稿を作るときに意識するのはもちろんのこと、完成した原稿内に忌み言葉・重ね言葉が含まれていないかを入念にチェックしましょう。

あわせて、忌み言葉ではないもののなるべくネガティブな表現がないようにできるだけ新郎新婦を褒める、ポジティブな表現を選んでください。

・名前を間違えない
基本的なことですが、新郎新婦どちらか一方しか知らない場合には、必ず相手(新郎・新婦)の名前を事前に確認しておきましょう。
結婚式の招待状には新郎新婦の名前が必ず記載されていますが、漢字の読み方まで確認しておかないと、どんなに内容の良いスピーチでも場がしらけてしまいます。

また、新郎新婦の友人の場合には、普段どおりの呼び方にしてもかまいません。

友人代表のスピーチというと「○○さん」という呼び方をするイメージがあるかもしれませんが、あえて名前の呼び捨てやあだ名を取り入れることであなたらしい内容になります。

・事前に新郎新婦に話してほしくないことはないか聞いておく
内容を考える上では、あらかじめ新郎新婦の意見を聞くことも大切です。

というのも、人によっては「あの話はしてほしくない!」というような内容もあるため。

相手のことをよく知る友人だからこそ色んな話をしたくなると思いますが、触れてほしくない話をしてしまうと、新郎新婦にとってもやもやが残る結婚式になってしまいます。

「このエピソードはスピーチの内容に入れて大丈夫かな?」と思うような話は、確認するか除外しておくとよいでしょう。

結婚式の友人代表スピーチの作り方

挨拶・スピーチを依頼されたら、以下の順番で文章を考えていくのがおすすめです。

1.お祝いの言葉
例:「○○さん、□□さん、ご結婚おめでとうございます。ご親族のみなさま、心より御祝いを申し上げます」

2.自己紹介
例:「ただいまご紹介にあずかりました、新婦○○さんの大学時代からの友人の□□と申します。」

3.新郎・新婦とのエピソード、二人の印象など
例:「□□さんと出会ったのは、大学生の頃です。□□さんはとても明るく、周囲からとても人気がありました」

4.結び(二人へのメッセージなど)
例:「これをもちまして、私からのお二人へのはなむけの言葉とさせていただきます」

先ほど紹介した忌み言葉・重ね言葉を意識しながら、自分にしか話せない内容で、二人を祝福しましょう。

結婚式の友人代表スピーチの内容作りで注意したいこと

結婚式のスピーチ内容を考えるにあたっては「どんなスピーチをすればいいの?」「ありきたりな内容ではだめだよね?」というように頭を悩まされてしまうのではないでしょうか。

そのときには、これからご紹介する内容を意識してみましょう。

・「起承転結」は意識しなくてもOK
スピーチや作文のような、人に聞いてもらう・読んでもらう文章を考えるにあたって「起承転結」を意識しなければならないと思ってしまうかもしれません。

しかし実際には「絶対に起承転結を作らなければ」というわけではありませんから、強引に展開を作ることはないのです。

それよりも「うれしい気持ちを伝えたい」といった、あなたの素直な気持ちを優先するようにしましょう。

・難しい言葉を使わなくてもOK
結婚式のスピーチというかっちりした場だからこそ、つい力んでしまうこともあるのではないでしょうか。

だからといって無理に難しい言葉を使う必要はありません。

かしこまるあまりに普段使わないような言葉を過度に使ってしまうと、あなたらしさが消えてしまう可能性もあります。

せっかく新郎新婦たっての希望であなたにオファーがきたのですから、ぜひあなたらしい内容や表現を考えましょう。

・「笑いをとらなきゃ」と考える必要はない
「せっかくスピーチをするなら、面白い内容にしないと!」と考えてしまうこともあるでしょう。

もちろん、ユニークなスピーチは楽しく聞くことができますが、あまりにウケを狙いすぎるのもよくありません。

特に、笑いを取りたいからといって新郎新婦の失敗談などを話すのは避けておいたほうがよいでしょう。

前述のような「触れてほしくない話」の可能性があるためです。

あくまで主役は新郎新婦ですから、新郎新婦を下げて笑いを取るのはNGです。

結婚式のスピーチは服装選びも重要

ウェディングブーケと食器
スピーチを頼まれたからと言って「特別な服装」をする必要はありませんが、周囲の注目を集めるだけに、服装選びにもこだわりたいところ。

昼の結婚式の場合、女性は「アフタヌーンドレス」が、夜の結婚式の場合には「イブニングドレス」が最適です。

カジュアルすぎる服装、露出の多い服装など結婚式でNGと言われている服装についても意識しながら、会場の雰囲気も考慮して服装を選びましょう。

kaene ドレス je-super ドレス
配色レースのデザインが上品で美しい、ブルー×ピンクのロング丈ドレスは、袖のギャザーや顔映りの良いカラー、花模様のレース素材など女性らしさの詰まった一着。 デコルテや袖のレースが上品なくすみピンクのドレスは、丈の異なるスカートやサイドのレースが動くたびに揺れて美しい。

結婚式のお呼ばれドレスの選び方

結婚式には、新郎新婦の親族も参加します。
そのため、スピーチをする場合には、以下のポイントを意識するとなお良いでしょう。

・明るさ/爽やかさ
明るく爽やかなドレスを選ぶと、親族にも「友達に恵まれているな」と好印象を与えることができます。
色は、派手すぎない淡いピンク、水色などがいいでしょう。

kaene ドレス kaene ドレス
黒の糸で織り込まれた花模様と爽やかな水色のカラーは、幼すぎず落ち着き感のある雰囲気にしてくれる。 上品な透け感とすっきりとしたラインが大人っぽく、フェミニンでデザイン性の高いドレスが着たい20代後半〜30代前半の方におすすめ。

・落ち着き、品格
しっかりとした印象、落ち着きのある印象を与える服装を選べば、新郎新婦の親族の方に「しっかりした友達がいるから安心」という印象を与えることができます。
色は、紺・ネイビー、ベージュのドレスがおすすめです。

しかし、全体的に暗い印象になってしまうのは避けたいものです。
落ち着きを感じさせるドレスを選ぶなら、ボレロや靴、アクセサリーなど小物に華やかさを持たせることを意識しましょう。

・ヘアスタイルもきっちりと
スピーチでは、前後にお辞儀をするシーンもあります。
そのたびに長い髪が揺れ、顔にかかってしまうとみっともない印象を与えてしまうでしょう。
髪の長い人は、すっきりとしたまとめ髪にしておくことをおすすめします。
華やかなヘアアクセサリーをうまく活用すれば、よりドレッシーな雰囲気に仕上がりますよ。

フラワーとミニパールのバレッタ グレーのリボンパール付きバレッタ
フラワーモチーフに小粒のパールが散りばめられたバレッタは、クリーム色の柔らかい色合いとお花のデザインで上品・可愛らしいものがお好きな方におすすめ。 中央には様々な色や形のビジューが散りばめられて上品な華やかさがあり定番のデザイン。

パールとビジューのフラワーコーム メタルフラワーのゴールドバレッタ
ビジューがキラキラと輝き、大きすぎないがエレガントで存在感があり、品があるデザインなので、幅広いご年代の方にも使いやすい。 ゴールドの小花があしらわれたダイヤモチーフのバレッタ。透かしのあるデザインと小さなビジューがキラキラ光り、控えめな中にも上品な華やかさがある。

服装選びに迷ったら、ネットのレンタルドレスショップ「ワンピの魔法」にご相談ください。
電話やメールで、服装に関するアドバイスをさせていただきます。

監修者PROFILE

髙田公介(たかた こうすけ)

株式会社リダンダンシーの代表。 「ワンピの魔法」「リリアージュ』の運営者。 広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。 一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。


著者PROFILE

ワンピマガジン編集部

「ワンピの魔法」は20代~60代の女性にご利用頂けるWEB上のレンタルドレス専門店。 上品でエレガントなドレスを中心に扱っており、フォーマルな場に適したドレスが多く、口コミなどでも顧客満足度が高いショップです。 すでに14万人以上が利用し、商品レビュー数も60,000件以上。 初めての方にも安心してレンタルしていただけるレンタルドレス専門店です。