結婚式やパーティーなど、華やかなシーンに欠かせないドレス。数あるデザインの中でも、花柄ドレスは女性らしさを際立たせる華やかさが最大の魅力です。
フェミニンで上品な印象を与え、場を明るくしてくれる花柄ドレスは、幅広い年代の女性から人気を集めています。
そんななか、「花柄ドレスは結婚式に着ていっても大丈夫?」「二次会ではどんな花柄デザインがおすすめ?」など、TPOに合わせた選び方に迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、結婚式、パーティー、二次会など、シーン別にふさわしい花柄ドレスの選び方やコーディネートのポイントをご紹介します。
ぜひ参考にして、あなたの魅力を最大限に引き出す花柄ドレスを見つけてください。
ドレスの花柄にはどんな種類がある?
花柄にはさまざまな種類があるのも魅力です。TPOや好みに合わせて好きな花柄を選びましょう。
ここでは、ドレスの花柄の種類をひとつひとつ解説します。
小花柄
かすみ草やマーガレット、アネモネやスミレ、ライラックにパンジーなど、生地一面に小さな花がたくさん散りばめられているのが「小花柄」です。
規則正しい小花柄もあれば、裾やフロント、一部分にだけ小花柄が描かれている場合もあります。
主張しすぎないデザインながら、可憐でフェミニンな印象です。
大花柄
「大花柄」は、洋服の生地に対して大ぶりに大きめの花が描かれている柄を指します。
ヒマワリやシャクヤク、バラ、ハイビスカスなど大きめでインパクトのある美しい花が描かれることが多い大花柄は、花がメインとなるものが多いので、ゆったりとした優雅なイメージが華やかです。
レトロ花柄
‘70年代~’90年代を連想するような、古くてノスタルジーな雰囲気を持つ花柄を指す「レトロ花柄」。
ドレスの場合は、和柄というよりはヨーロッパ調だったり、カントリー調だったりと、上品で温かみやヴィンテージ感が感じられる柄が似合います。
刺繍柄
「刺繍柄」は、ドレスの生地に刺繍されているものや、透かし模様にレースのような花柄刺繍がされているものを指します。エンブロイダリーとも呼びます。
生地に刺繍された花は可愛さの中にもゴージャス感が感じられ、エンブロイダリーレースの場合は、アルカイックな雰囲気と清楚さがなんとも美しい模様に。
ボタニカル柄
花や実、木の葉、茎など、「植物の、植物から生まれた」という意味を持つ「ボタニカル柄」も花柄に含まれます。
ナチュラルで、大人っぽく落ち着いた印象なのでフェミニンすぎるのが苦手な方におすすめです。
花柄ドレスを結婚式で着るときのマナー
さまざまな種類の花柄がありますが、TPOに合わせたドレスマナーはあるのでしょうか?
結婚式では、他のシーンよりも細かなマナーがあるので注意が必要です。ポイントをひとつずつ項目を見ていきましょう。
色数を抑えて上品で華やかなデザインを選ぶ
花柄でも、色数が多すぎたり、コントラストの強いプリント柄はカジュアルな印象になります。
結婚式はフォーマルな場なので、ジャガードや生地と同色のレースデザインなど、一見無地にみえるような花柄ドレスがベターです。
花嫁とかぶる色柄は避ける
花柄であっても、白色やオフホワイトなど、花嫁のウェディングドレスと似た色のドレスは避けましょう。
カラーはそれを守っていれば、好きな色を着用してOKです。
会場の雰囲気や時間帯に合わせる
ホテルや結婚式場などのフォーマルな会場で行われることが多い結婚式。会場に合わせた色合いで上品な花柄ドレスを選びましょう。
格式の高い会場では、やはりマナーを意識した控えめな小花柄や、トーンを抑えた上品な花柄ドレスを選ぶとよいでしょう。
カジュアルなレストランなどでは、少し色数を増やして華やかな花柄ドレスもOKです。
また、時間帯に合わせて色味や質感を選ぶのもドレスのマナーです。
昼の結婚式では、明るい色合いや淡いパステルカラーの花柄ドレスに。夜の結婚式では、少し光沢のある素材や濃いめの色合いの花柄ドレスが良いでしょう。
TPOに合わせた花柄ドレスの選び方
それでは、結婚式以外のシーンにおすすめの花柄ドレスの選び方を見ていきましょう。
祝賀会やパーティー
祝賀会の花柄ドレスマナー
お祝いの席となる祝賀会は、華やかな準礼装が最適です。
結婚式お呼ばれの装いのように、色数は抑えながらも大ぶりの大花柄や小花柄、レトロ柄など上品で華やぐ花柄を選びましょう。露出は上品な程度にとどめるのがマナーです。
シックな黒ドレスよりは、淡いパステルや上品なベージュ系カラー、グリーンなど明るい色がおすすめです。
パーティーの花柄ドレスマナー
記念パーティーやレセプションパーティーなど、結婚式ではないパーティーの場合のドレスマナーは、各パーティーのドレスコードを参考にしましょう。
ドレスコードがない場合は、招待されたパーティーの業界や主催者のカラーに沿ってイメージするのも大切です。
基本的には、結婚式のようなフォーマル感を意識しましょう。会社関係者として出席する場合はジャケットを着用するときちんとした印象になります。
ただ、アパレル業界などのパーティーでは、そのブランドのアイテムを取り入れたコーディネートをするのがマナーです。そのブランドの花柄ドレスがあれば、色やデザインにこだわらず積極的に着用しましょう。
音楽会や講義など発表する場
音楽会や講義など、発表の場で花柄ドレスを着用する場合は、場の雰囲気や発表内容によってマナーやドレスの選び方が違ってきます。
クラシックコンサートだと、落ち着いた色合いの花柄ドレスやロングドレスで舞台映えするものを選びましょう。
講演会や講義は、ビジネスシーンだとフォーマルに近い方がよく、花柄が入っている場合は小花柄や同色レースなどにとどめ、ジャケット・カーディガンを羽織るのが好印象です。
卒業式・謝恩会
学生生活の節目を祝う式典である卒業式や恩師に感謝の意を伝える謝恩会。花柄ドレスを着用する場合は、保護者と制服がない場合の正装に分かれます。
卒業式・謝恩会の花柄ドレスマナー
基本はフォーマルを意識しながらも、上品で華やかさをプラスしてもOKです。
先生や保護者も見守る中なので、露出を控えめにするなど節度を守ったおしゃれをしましょう。
フォーマルを意識して、花柄は小花柄や控えめのレース刺繍柄などが上品な印象にマッチします。
保護者の花柄ドレスマナー
出席する保護者は、一般的に黒やネイビー、グレーなどのアンサンブルやドレスやスーツ着用がマナーです。
花柄を取り入れる場合はブラウスのワンポイントや、ジャガードスカートなどアクセント程度にとどめ、落ち着きと清潔感を保った装いにしましょう。
シーン別おすすめの花柄ドレスをご紹介!
それでは、シーン別のおすすめ花柄ドレスをご紹介していきましょう!
迷った際には、ぜひ参考にお役立てくださいね。
結婚式にお呼ばれ
結婚式にお呼ばれ・招待された場合の花柄ドレスは、単色ベースで上品な色使いのものがおすすめです。
そして、シフォンやレース、ジョーゼットなど、フォーマルな場にふさわしい素材を選びましょう。
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スパンコールがキラキラと輝き、花柄のレースが美しいドレス。中央のサテンのパイピングとマーメイドラインがスタイルアップに。 | 小花刺繍のあしらわれたチュールに繊細なラメチュールを組み合わせたミントカラーのドレス。 |
結婚式の二次会
レストランウェディングやカフェウェディングなど、カジュアルな会場になることが多い結婚式の二次会。明るい色合いや華やかなデザインの花柄ドレスがおすすめです。
各種パーティーの場
パーティーのカラーについてはドレスコードや華やかで良い場合、明るめカラーのものを選ぶようにしましょう。
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アイボリーの生地にブルーのポップな花の刺繍が目を惹くロングドレス。 上品なシアー感が女性らしさを引き立てる。 |
柔らかなジャガード生地に黒の大花柄があしらわれたライトベージュのワンピース。ネックは控えめなスタンドカラーで上品で優雅。 |
卒業式・謝恩会
制服がなく花柄ドレスを着用する学生の場合は、上品ながらも華やかに。式典にはジャケットを羽織るのも良いです。そして保護者として出席する際には、フォーマルで上品な装いを。
発表会
音楽祭など舞台が華やかな場では、ロング丈やマキシ丈で優雅な雰囲気に。講義などの場ではそのテーマに合わせてフォーマルやカジュアルと使い分けましょう。
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存在感のあるスパンコールとお花柄のレースドレス。ミントカラーが柔らかく可愛らしい印象。 | ボタニカルデザイン刺繍が特徴的なラベンダーに近いチャコールのドレス。二の腕周りがゆったりとしておりフェミニンなデザイン。 |
花柄ドレスのコーディネート術
ここでは、さまざまなシーンで使える花柄ドレスのコーディネート術をご紹介します。
花柄ドレスは、ドレス自体が華やかなので小物の合わせ方には注意が必要です。
ドレスを引き立たせる、効果的な小物の選び方をマスターしましょう。
羽織・アウター
ドレスの雰囲気を損なわないシンプルさが重要です。
フォーマルならシフォンボレロなどで上品さを、カジュアルならデニムJKやカーディガンで抜け感を作るのがポイントです。
ドレスの花柄に使われているカラーを元に、統一感を忘れないようにしましょう。
バッグや小物・靴
ドレスと異なる色味でメリハリをだすのがコーディネートのポイント。バッグと靴は色を揃えましょう。
結婚式などのフォーマルシーンには小ぶりのバッグやクラッチバッグで上品に、カジュアルな場面ではショルダーやトートもOKです。
バッグにベルトやスカーフでアクセントを持ってくるとエレガントさとおしゃれな雰囲気がUPします。
結婚式では足先が見えないパンプスがマストです。適度なヒールと、光沢感あるパンプスを選びましょう。
甘め花柄ドレスには、つま先がシャープなパンプスを持ってくると大人フェミニンな印象に。
アクセサリー
ドレスのデザインとシーンで選び分けると◎。
シンプルな小花柄ドレスにはポイントとなる大ぶりアクセサリー、大花柄には繊細で控えめな小ぶりのアクセサリーを選んでバランスを取りましょう。
フォーマルシーンにはパールやビジューなどの上質で高級感のあるジュエリーを合わせ、エレガントにまとめると良いですよ。
カジュアルシーンには、ウッドやビーズなどの軽やかな素材を取り入れるのがおすすめです。
花柄ドレスに合うヘアメイク
コーディネートが決まった後は、それに合うヘアメイクも重要ですね。
花柄ドレスに合うような、ヘアアレンジとメイクをそれぞれ解説しましょう。
ヘアアレンジ
花柄ドレスの華やかさを引き立てるヘアアレンジは、ドレスのデザインやシーンに合わせて選びましょう。
アップスタイルは、首元をすっきりと見せ、ドレスの柄を際立たせます。編み込みやシニヨンを取り入れると、より上品な印象に。
ダウンスタイルは、ゆるく巻いた毛先をふんわりさせると、花柄ドレスの可憐さもプラスされてフェミニンな雰囲気になります。
控えめなコサージュやヘアアクセサリーをプラスするのも良いですね。
メイク
花柄ドレスに合わせるメイクは、ドレスの色味や柄に合わせて、全体のバランスを考えましょう。
明るい色のドレスには、目元も明るく、ほんのりチークで血色感をプラスすると華やかで可愛らしい印象になります。
濃い色のドレスには、落ち着いた色のアイシャドウやリップを合わせると、上品で大人っぽい印象になります。
花柄ドレスに使われている色を、メイクの色とリンクさせると、統一感が生まれます。
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「大切なシーンだから、せっかくなら印象的なパーティードレスを着たい」と購入したドレスが、その後結局一度も着用することのないままタンスの肥やしになってしまう……ということもめずらしくありません。
是非一度、レンタルドレスを検討してみてくださいね!
【まとめ】花柄ドレスはさまざまなシーンで大活躍!TPOをおさえて楽しもう
結婚式からパーティー、二次会、発表会まで、華やかな花柄ドレスはさまざまなシーンで活躍します。
TPOに合わせた選び方で、華やかに上品に彩りましょう。
花柄は女性をより一層、おしゃれにフェミニンに仕上げてくれるお役立ちドレスです。
小物やヘアメイクで個性をプラスし、自分らしい花柄ドレススタイルを楽しんでくださいね。