小さな頃のイメージが強い姪っ子や甥っ子が結婚すると聞いたときは、嬉しくなり喜ばしい気持ちになりますよね。
叔母として姪っ子や甥っ子の結婚式に出席する際はどんな服装マナーがあるのでしょうか?
両親に近い間柄でもあるので、フォーマル感の高い素敵な装いで参列したいですね。
今回は、叔母として姪・甥の結婚式・披露宴に参列際の服装マナーについて解説していきましょう。
目次
叔母として姪・甥の結婚式・披露宴に参列する際の服装マナー
▽ここがポイント
- 服装の格に注意する
- 落ち着きあるカラーを選ぶ
- 華やかさよりもフォーマル感
叔母として姪っ子や甥っ子の結婚式に参列する場合は、新郎新婦の親族として主催側となります。
つまり、ゲストをお迎えする立場になりますので、華やかさよりもフォーマル感を重視することが大切です。
腕や肩胸元などを露出を抑えるのはもちろんのこと
ドレス丈はロングまたはミディアム丈を選びます。
ドレスのカラーはネイビーやダークグリーンといった落ち着いたダークな色合いを選ぶと良いでしょう。
ドレス選びは会場の雰囲気、姪っ子甥っ子の希望も考慮して選ぶようにしてください。
服装選びのポイント
フォーマル感のある服装が基本ですが、服装の格に注意が必要です。
新郎新婦の両親よりも格上の服装にならないように服装を確認しておくことが大切です。
例えば新郎新婦の両親が洋装の場合は、ご自身も洋装にコーディネートするようにしましょう。
当日の服装は事前に、親族と話し合って新郎新婦の両親よりも格を下げるように意識してください。
叔母に最適な服装カラーは、ネイビー、ベージュ、ブラックといった落ち着きある色味です。
派手さよりも上品さを意識して、誰が見ても違和感なくフォーマル感を与えられるカラーを選びます。
ダークカラーは控えめな印象があり、着こなしやすいので選ぶ方は多いです。
叔母に人気のカラー、ネイビーはブラックよりも暗くならず、落ち着きのあるコーディネートになります。
ただし、落ち着きを意識しすぎると、ビジネス風に見えたり、地味すぎてしまうので要注意。
特に黒のワンピースドレスやスーツの場合は、全体的に黒になると喪を連想させるのでNGです。
せっかくのお祝いの席ですから、大人っぽい落ち着いたコーディネートに小物使いで適度な華やかさを添えましょう。
会場の雰囲気に合っていれば、鮮やかなカラードレスでも素敵に着飾ることができますよ。
トップスのレース地がお顔周りを華やかに見せてくれるネイビーのドレス。
ハイウエストの切り替えしで脚が長く見えるシルバードレス。
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胸元のレースと丈長のスカートが大人の女性らしい黒のロング丈ドレス。
肌の色を綺麗に見せてくれるベージュのドレス。
上品で光沢のあるシルバーは、50代以上の方によく似合う。
一見シンプルなドレスだが、ツヤのある袖は主張しすぎず上品な印象にしてくれる。
肌の露出は控えめに
新郎新婦の親族として出席しますので、服装選びは肌の露出を控えめにすることが大切です。
昼間の結婚式・披露宴では、肩や腕、胸元、大きく脚が出るのはNGです。
叔母として結婚式の主催側となりますので、肌の露出には十分に気をつけましょう。
ドレスのスカート丈はロングやミディ丈を選び、膝が必ず隠れる丈を選ぶようにしてください。
ロング丈のドレスは座った時も脚が見えず、フォーマル感を保つことができます。
ノースリーブは避けて、長袖や7,8分袖などを選び、羽織物はショール・ジャケットで肌の露出を抑えます。
羽織物(ジャケット)の選び方
昼間の結婚式では肌の露出を抑えるために、羽織物を合わせるのが服装マナーです。
フォーマル感を出すためにも、ドレス・ワンピースにジャケットを羽織ると重宝します。
ノースリーブドレスの場合は、羽織りは必須となりますので必ず用意しておきましょう。
羽織物には、ジャケット、ボレロ、ショールなどの種類があり、20代と30代まではボレロが人気です。
40代以上の親族として結婚式・披露宴に出席する場合は、きちんと見えるジャケットがおすすめ。
叔母として結婚式に参列する場合は、主催側としてフォーマル感も大切ですから、ジャケットが最適です。
ジャケット選びのコツは、フォーマルドレスに合わせやすいシンプルなデザインを選ぶこと。
フォーマルスーツやセットアップは日常的に着まわしがきくので持っていると重宝します。
ショールやストールも腕や胸元をカバーして品よくまとまるので、ドレスによっては活用すると良いでしょう。
ただし、ショール・ストールは肩から垂らしていると挨拶や食事中にズレ落ちる可能性があります。
必ず前で留めたり、腰回りで結んだりして留めておくことが大切です。
また、レースや鍵編みのショールの場合は、バッグのビジューやアクセサリーに引っかかることがあるので注意が必要です。
ショール・ストールの着崩れが心配な方は、ジャケットを合わせることをおすすめします。
黒の七分袖ボレロでかっちりとした印象。
ネイビーのドレスにベージュの羽織物を合わせると、きちんと感が出て顔周りが明るくなる。
織目が横に入ったシャンタン素材で、きちんと感のある正統派な印象。
織り目が横に入った黒のシャンタン素材は、きちんと感の高いフォーマルな印象に。
織目が横に入ったシャンタン素材で、生地に張りがあるので、きちんと感のある正統派な印象。
織り目の入ったシャンタン素材や裾と袖のフリルがエレガントで高級感のあるデザイン。
小物は上品なパール・コサージュを取り入れる
結婚式はお祝いの席ですから、全体的に地味だと感じた場合は、小物使いを工夫すると良いですね。
例えば、品のあるパールのロングネックレス、コサージュは顔周りを明るくする効果があります。
胸元に華やかなパールネックレスを付けると、お祝いの席での写真撮影に相応しいですね。
結婚式でのパールネックレスは二連や三連を着用しても問題ありませんが、年配の方は避けるべきと考える方も多いのが事実です。
そのため、ご親族としての立場で結婚式に出席する場合は、一連のパールネックレスにしておく方が安心です。
ネックレスはロングよりもショートタイプの一連がよりフォーマルな印象を与えます。
高品質な貝パールは、上品な光沢感。
中央にボリューム感があるので、ネックラインをきれいに見せてくれる。
ミディアム丈のやや長めのネックレスなので、ハイネックのドレスにも合わせやすく、ドレスの内側にネックレスが入ってしまうこともなく使いやすい。
首後ろのパールが小ぶりでボリュームが抑えられているので、可憐さと華やかさを合わせ持った首元に。
シルバーのパールが多く、チェーンの色もシルバーなので大人っぽい印象。
大小のパールとストーンが重なり合い、華やかでパーティーらしい。
靴・バッグなどの小物使い
叔母として結婚式に参列する場合は、靴は高いヒールのものでなくても、高さ3センチくらいのパンプスが適しています。
ストッキングは肌馴染みの良い肌色を選び、素足や厚めのタイツ、アニマル柄などは避けるようにしてください。
親族の結婚式は、パーティーバッグはパールや刺繍が適度に装飾された華やかなデザインを選びましょう。
ボリュームのあるブラックパールに存在感がある。
和紙のような質感の生地に小さなラメの入ったピンク色のバッグ。
パールとビジューがキラキラと輝き上品で華やかさがある。
パールとラインストーンが華やかなバッグ。
シルバーのビーズのビジューが散りばめられたバッグ。
レース地に直線に入った金具がシャープなポイントのシルバーのバッグ。
髪型とヘアメイクは?
ロングヘアやミディヘアの方は、ヘアは美容院でセットしてもらうケースが多いと思います。
まとめ髪やハーフアップにセットしてもらう方がフォーマル度も高くなります。
ショートヘアであれば、ご自身で巻いてからヘアアクセサリーを添えてセットすれば素敵です。
メイクも華やかになるように目元にパールや顔全体にハイライトを入れると明るくなるでしょう。
叔母の結婚式ドレスはレンタルが便利!
- ▽ここがポイント
- 会場の雰囲気に合わせて選べる
- 叔母としての立場のマナーあるドレスが豊富
- まとめてコーディネートできる
叔母として恥じないような素敵なコーディネートで出席したいけど、全部揃えるのは難しい…とお悩みの方は多いかと思います。
フォーマルドレスと羽織物、靴やパーティーバッグなどを揃えると出費も多くなり大変です。
そんなときは、24時間自宅からレンタルできるドレスレンタルショップを活用すると便利です。
結婚式・披露宴の会場に合わせて、叔母にふさわしいフォーマルドレスが豊富に揃っています。
ドレスに合わせてジャケットやショール、パーティーバッグなども合わせてレンタルも可能です。
フォーマル感重視したロングドレスや着まわし力の良いネイビードレスが人気です。
きちんと感を演出できるジャケットも合わせてレンタルすれば、コーディネートに悩みません。
甥っ子さん姪子さんの多い方は、フォーマルドレスを着るシーンが多くなるので、レンタルの方が着回ししやいですね。
プロのコーディネーターによる叔母としての立場のマナーあるドレスを紹介しているので役立ちます。
叔母・伯母の立場に相応しい華やぎのあるドレスを選んで甥っ子・姪っ子の門出をお祝いしましょう。
会場の雰囲気に合わせた叔母の服装の選び方
叔母として結婚式・披露宴に出席する場合は、個人的な好みで服装を選ぶだけでなく、会場の雰囲気や新郎新婦の希望も汲んで決めることが大切です。
最近は、結婚式会場のバリエーションが増えて、ホテル、結婚式場、ガーデンウェディング、海外ウェディングなど、様々な場所で行われています。
結婚式の会場の雰囲気に合わせて、叔母の最適な服装選びをしましょう。
格式高いホテルの場合
格式高いホテルでの結婚式・披露宴は叔母として格のある服装で出席します。
最近の傾向は、母親の立場では和装が多いですが、
叔母の立場であれば洋装でも大丈夫です。
華やかさよりも「フォーマル感」を意識してドレスを選びましょう。
フォーマル度が高いロング丈のドレス、素材は上品な光沢があるシャンタン素材は高級感があり素敵です。
ラグジュアリーな雰囲気に合った品格ある素材とデザインを選びましょう。
神前式であれば和装が人気ですが、この場合、新郎新婦の両親が和装であれば問題ありません。
叔母の服装が新郎新婦の両親よりも格上の服装になってしまうのはNGです。
叔母だけが和装で出席すると、新郎新婦の両親と間違えられてしまうので注意しましょう。
専門式場での場合
専門式場で姪っ子や甥っ子の結婚式がある場合は、フォーマルに近いドレススタイルがマナーです。
落ち着いた大人の雰囲気で高級感あるレースを施したドレスは品よくエレガント。
袖と裾丈は長めを選ぶと安心ですが、透け感のあるデコルテや袖にはジャケットを羽織ると良いでしょう。
華美でない無地やレースの生地にパールネックレスを身に付ければ、叔母としてふさわしい服装になります。
締めつけ感がない、軽い着心地のネイビーのドレス。
背中の中央から前側までつながるペプラムのようなデザインと裾のフリルが女性らしい。
しっかりとした生地で高級感のあるフォーマルドレスなので、お子様の結婚式などきちんとした晴れの日におすすめ。
光沢のあるシャンタン素材のトップスがお顔周りにきちんと感を出すので、ご親族様のお式にも対応できる。
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シンプルな形のドレスだが、花柄の装飾部分にシルバーの糸を織り交ぜてあり、エレガントな印象に。
生地が薄くさらりと着られるの暑い時期のパーティやセレモニーにもおすすめ。
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レストランやガーデンウエディングの場合
最近は、レストランやガーデンウェディングなど温かみあるオリジナル結婚式が増えています。
格式あるホテルに比べるとアットホーム雰囲気となるのが特徴です。
ビュッフェ形式の食事、フラワーシャワーなどの演出があり、ドレスには動きやすさも重視します。
叔母の立場では、もちろんフォーマル感は必要ですので着丈が長めのドレスを選びましょう。
動きやすさと座ったりすることも考えて、長めの丈の軽やかな洋装が新郎新婦から喜ばれます。
全体的にコーディネートがブラック一色になると暗くなってしまいます。
ドレスはレースや光沢感ある生地を選んだり、羽織物やバッグ靴に明るいカラーで選びましょう。
沖縄やハワイですのリゾートウェディングの場合は現地の正装を着るケースが一般的です。
女性はムームー、綺麗なカラードレスが多いですが、事前に甥っ子さんや姪っ子さんに確認しておきましょう。
カシュクールの胸元は、すっきりと見え、バストラインをきれいに見せてくれる。
ベージュのサテンに水色のバラの花柄は、存在感もあり上品でエレガント。
発色が良く派手すぎないグリーンは、イエローベースの肌の人に似合いやすい。
落ち着いたパープルだが、胸元のスパンコールが動くとキラキラとしていて、パーティらしい華やかなドレスを着たい40代の方におすすめ。
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落ち着いた配色ながら、デザイン性や左サイドのスリットなど、細部へのこだわりが感じられる一着は、大人の色気漂う40代後半以降の方に着てほしい。
花柄が散りばめられたワンピースは華やかで1枚で着られるが、二の腕の気になる方は、ポンチョを羽織ると露出が抑えられて安心。
久しぶりの結婚式!参列者の基本マナー
- ▽ここがポイント
- 挨拶をする
- 受付でお祝いの言葉を述べる
- ご祝儀を渡す
久しぶりの結婚式でマナーや流れを忘れてしまった方も多いかもしれません。
ここからは、叔母として親族の立場で参列する場合の基本マナーをおさらいしましょう。
会場に到着したら、新郎新婦の親族同士は挨拶をして、基本的な礼儀を欠かさないようにしましょう。
受付では担当者に「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べるのがマナーです。
披露宴にはご祝儀を持参していきますが、きちんと袱紗(ふくさ)に包んで持っていき渡すようにしましょう。
受付担当者の前で袱紗を開け、表書きが相手に読める向きにして渡します。
袱紗の色は、赤やオレンジなどの暖色系は慶事用、紺や緑などの寒色系は弔事用、紫色は慶事・弔事どちらにも兼用できて便利です。
- 【参考記事】
- 結婚式にお呼ばれしたときの当日の流れとマナー
まとめ
叔母として姪っ子や甥っ子の結婚式・披露宴に出席する場合は、親族という立場の主催側となります。
来賓へのご挨拶、親族紹介の顔合せなど気を遣う場面が多くありますので、服装も品格やマナーが大切です。
叔母としては友人の結婚式よりもフォーマル感を意識して、地味過ぎずに落ち着いた雰囲気にまとめると良いでしょう。
会場別の雰囲気を意識しながら、コーディネートを決めていきましょう。
ぜひ、素敵なコーディネートで甥御さん・姪御さんの晴れの門出をお祝いしてくださいね。