結婚式や披露宴、パーティーといった特別な場面で「イブニングドレス」の名前を見かけることは多いかもしれませんね。
こうした特別な場面で着用する服装には、ドレス選びやマナーが重要なポイントとなります。そこで本記事では、
- イブニングドレスとアフタヌーンドレス、カクテルドレスは「昼と夜」で違いがある
- イブニングドレスは上品な色選び、シンプルなスタイルだと高級感がアップする
- イブニングドレスの年代別、シーン別のおすすめコーディネート
以上の3つを中心に、イブニングドレスを徹底解説します。
上品かつ華やかな着こなしのコツをお届けするので、これからドレスを着用する予定のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
昼と夜との結婚式お呼ばれドレスの違い
結婚式にお呼ばれすると、ドレスを選ぶこととなります。その際に、夕方から夜にある式典や結婚式などで着用するのが「イブニング(夕方から夜)」の名前が入ったイブニングドレスです。
昼間の結婚式お呼ばれドレスは基本的にはイブニングドレスは着用せず、カクテルドレス・アフタヌーンドレスを着用します。
昼間の場合は、肌の露出を抑えて、ノースリーブの場合はボレロ・ショール・ジャケットなどの羽織物が必須条件です。
そのため、アフタヌーンドレスは昼間の式典に合わせて、露出が控えめなデザインが多いドレスといえます。
一方で、夕方から夜にかけて行われる結婚式ではイブニングドレスやカクテルドレスを着用します。
イブニングドレス、カクテルドレスは肌露出が多いデザインのものもありますが、着用してもかまいません。
ただし、昼の結婚式お呼ばれドレスとは異なり、無地のドレスや暗い色のドレスだと、会場の暗さで地味に見えてしまう可能性があるので、サテン生地などの光沢のあるものを選んだり、羽織やバッグ、アクセサリーは華やかなものを選ぶようにしましょう。
イブニングドレス(正礼装)とは
イブニングドレス(evening dress)とは、その名の通りに夕方から夜に着用される正式の礼服です。
スカートの裾は床に付くほどロング丈、そしてドレスの生地はサテンやベルベットなどの高級素材が多いです。
イブニングドレスを着用する機会は晩餐会(ばんさんかい)、観劇、舞踏会などがあり、夜会服として着用されます。
通常、私達が結婚式・披露宴のお呼ばれに選ぶドレスは露出が少なく、華やかさは控えることがマナーとされています。
しかし、イブニングドレスの場合は、夜のドレスアップ用に着用するドレスのため、女性らしい華やかさが重要です。
イブニングドレスは夜会服のため、デザインはゴージャスな雰囲気のものが多いです。
基本的には袖なしで肩が大きく開き、胸元・背中が開いた、肌見せがキレイなドレスになります。
イブニングドレスは、大人の女性が輝いて見えるドレッシーな印象を与えます。
アフタヌーンドレス、カクテルドレスとの違い
イブニングドレスと他のドレスとはどんな違いがあるのでしょうか。具体的にご紹介します。
イブニングドレスとアフタヌーンドレスとの違い
アフタヌーンドレスとは、格式の高い儀式や冠婚葬祭などに出席する場合に着用するドレスです。「アフタヌーン」の名前の通り、昼間の行事に着用します。
一般的にはアフタヌーンドレスは、そこまで目にするものではありません。例えば昼間に行われる皇室の行事などで、参列者が身にまとっているのがアフタヌーンドレスです。
正式な行事に着用するものであり、着こなしにも厳格な決まりがあります。
イブニングドレスとの違いは、「肌露出が控えめ」「一方で足元はしっかり見えるミモレ丈」などが挙げられます。また、アフタヌーンドレスは光沢のない生地が使われていることが多く、夜の式典に着用すると少し重たく見えてしまうでしょう。
そのため、夕方や夜の正式な場でアフタヌーンドレスを着用するのはNG。また、格式の高い正礼装であるため、一般的な結婚式でもアフタヌーンドレスを着用する機会は少ないです。
イブニングドレスとカクテルドレスの違い
カクテルドレスは一般的に結婚式・披露宴、パーティーなどで着用するパーティードレスの意味合いで使われます。
カクテルドレスはイブニングドレスよりも簡略化した略礼装となり、スカート丈は膝丈、膝上のデザインもあります。
カクテルドレスがドレスコードの場合は、ノースリーブワンピース、スーツ、アンサンブルも着用可能です。
ただし、昼間の結婚式・披露宴でカクテルドレスを着用する場合は、肩や腕、脚など肌の露出を抑えて羽織物が必要となります。
結婚式お呼ばれにふさわしいドレスは?
いざドレスを選ぶシーンとは、「結婚式お呼ばれ」である方は多いです。そのため、「色んな種類のドレスがあるけれど、結局結婚式にはどのドレスを着ていけばいいの?」と悩んでしまいますよね。
結婚式お呼ばれには「カクテルドレス」「パーティードレス」がおすすめです。正式なイブニングドレスはややゴージャスな印象があり、一般的な結婚式の場だと浮いてしまうこともあるでしょう。アフタヌーンドレスも同様に、かなり格式の高い場面でしか着用しません。
現在見かけるイブニングドレス、アフタヌーンドレスはこのような正式なデザインではなく、簡略化されたものが多いです。SNSやネットで検索してみて、ややカジュアルなデザインのものであれば結婚式お呼ばれにも着用できます。
ただし、結婚式お呼ばれとひと口にいっても雰囲気はさまざま。会場の雰囲気や新郎新婦の意向、場所によるドレスコードによっても変わってくるため、事前にどんな雰囲気かを確認しておくと安心です。
例えば「友人の結婚式」だとパーティードレスを、「親族の結婚式」だとパーティードレスよりもイブニングドレスやアフタヌーンドレスの印象を残した、よりフォーマルな上品デザインのドレスを選ぶとよいでしょう。
もちろん、結婚式の基本マナーとして、「白いドレス」「総レースのデザイン」「全身黒のコーディネート」はNGです。
また、お色直しのドレスカラーが分かっている場合は、花嫁への配慮としてその色を避けるほうが無難です。
イブニングドレスの選び方
イブニングドレスの色や素材、デザインは多種多様です。いざイブニングドレスを目の前にしても「どうやって選べばいいの?」と悩んでしまうことも多いでしょう。
そこで、ここからはイブニングドレスの選び方を4つの方法で解説します。
色で選ぶ
イブニングドレスの色は赤、濃紺、深いパープルといったハッキリとした色合いが多いです。
薄いピンクやブルーなど淡いカラーよりも、深みのある濃い色などメリハリのあるカラーが好まれています。
またドレスカラーにはトレンドもあるため、着用シーンに合わせて雰囲気を変えると着こなしも楽しくなるでしょう。のちほどおすすめのイブニングドレスをご紹介するので、自分に合う色を見つけてみてくださいね。
素材で選ぶ
イブニングドレスの素材は、ラメ、サテンなどの光沢のある生地、高級シルク、レース、オーガンジーが人気です。
また色に合わせて素材を変えるのもおすすめで、黒や濃紺などのイブニングドレスには、ラメ入りの生地を選ぶと重たくなりすぎず、華やかに見えます。
他にもベルベット、ジョーゼット、シフォンベルベット、モアレ、タフタなどが挙げられます。厚みのある生地は秋冬のシーンに、軽いシフォンや光沢のあるサテンは春夏のシーンに選ぶと、季節感ともマッチするでしょう。
会場の雰囲気や目的にあわせて選ぶ
会場の雰囲気、目的にあわせて選ぶのもおすすめです。例えば、先ほど色の選び方をご紹介しましたが、ネイビーや深みのあるベージュはよりフォーマル感が出るため、親族婚のお呼ばれや格式の高いホテル会場などで見栄えします。会場の雰囲気が分からない場合は、InstagramなどのSNSで写真をチェックするとよいでしょう。
より華やかな雰囲気に仕上げたい友人の結婚式お呼ばれでは、ボルドーやブルーなど華やかな色味のあるイブニングドレスもおすすめです。
デザインはシンプルなほうがより上品な印象に仕上がります。
トレンド感や年代で選ぶ
イブニングドレスを始めとするドレスにはトレンドがあり、トレンド感を押さえると垢ぬけた素敵な着こなしも楽しめます。
「年齢よりもしっかりとした、大人の着こなしを楽しみたい」のならシンプルな王道のイブニングドレスを、「トレンド感を取り入れて若々しいドレススタイルを目指す」のなら、流行りのロング丈やオーガンジーなどの透け感のあるデザインもおすすめです。
イブニングドレスに合わせる小物の選び方
イブニングドレスの選び方を押さえたら、全体のコーディネートに使う小物の選び方をチェックしていきましょう。
靴・バッグ(小物類)の選び方
ドレスに合わせるパーティーバッグは、基本的には小ぶりなものを選びます。やや重たくなりがちなイブニングドレスの場合、サテンやシルクなど光沢のある素材、ビジューの装飾が付いたデザインがおすすめ。
昼間に開催される結婚式のように、控えめのデザインではなく、華やかさを意識しましょう。
ロング丈のイブニングドレスに合わせる靴は、つま先とかかとが覆われたパンプスを合わせるとフォーマルに。
最近は、フォーマルシーンでもサンダル、ミュール、オープントゥの靴も多くなってきましたが、格式の高い会場では避けましょう。
イブニングドレスに合わせる靴は、パンプスの素材はドレスと同色の布製が正式な装いになります。
ヨーロッパで格式高い「舞踏会(オーパンバル)」では、純白のイブニングドレスにオペラ・グローブ、服と共布の夜会靴をあしらうのが決まりとなっています。
羽織物の選び方
イブニングドレスは袖なしのノースリーブデザインを一枚で着用することが多いです。
上品に肌見せすることが華やかになりますので、ショールやジャケットは必ずしも必要ではありません。
腕と胸元や背中が大きく開いたベアトップ・キャミソール・ホルターネックなど、装飾性の高い華やかなデザインを選びましょう。
肌の露出を抑えたい方は長袖で襟が詰まっているイブニングドレスを選ぶと良いです。
ただし、屋外でのパーティーの場合は薄手のストールやケープなどを羽織ると良いでしょう。
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光沢のあるネイビーの長袖ボレロ | シャリ感のあるシアーオーガンジー素材のオフホワイトの3WAYストール。 |
ヘアメイク、ヘアアクセサリーの選び方
イブニングドレスはゴージャスで華やかなデザインにマッチするヘアメイクを合わせます。
ヘアスタイルは肩にかかるセミロングまで伸びている場合、アップスタイルやハーフアップでまとめるのがおすすめです。ショートヘアでも会食がある場合は、顔にかからないようサイドの髪をすっきりとまとめておくと清潔感もアップします。
メイクも、ドレスそのものが華やかで高貴な印象があるため、普段はあまりメイクをされない方もメリハリのあるメイクが最適です。
アイラインやリップラインもはっきりしたメイクをすると、ドレス負けせずに華やかな印象になります。
ラメやグリッター入りのキラキラしたアイシャドウやハイライトも取り入れると素敵です。
ヘアアクセサリーは、「華やかなもの」。イブニングドレスは十分ゴージャスな印象を与えるため、ヘアメイクはワンポイントを添えるだけでも素敵な仕上がりを目指せます。
ただ結婚式の場合は、「派手すぎるもの」「生花を使ったもの」「ファーや黒真珠」は選ばないようにしましょう。結婚式の場合は花嫁への配慮が必要で、また黒真珠などは喪服を想像させるので式典の場には不向きです。
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シルバーのビーズとビジューのブーケかんざし。 | アシンメトリーに散りばめられたパールがこなれ感のあるヘッドドレス。 |
アクセサリーの選び方
イブニングドレスを着る際の重要ポイントはアクセサリー使いです。
夜の華やかな雰囲気を演出するために、大きめのビジューや照明でキラキラ輝く宝石を合わせると素敵です。
ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドといったゴージャスなジュエリーもOK。
ラインストーン、クリスタル、ゴールドといった会場の照明でキラキラと輝くアクセサリーが最適です。
アクセサリーは本物の宝石でなくてもイミテーションジュエリーでも問題ありません。
ただ結婚式の場合は、「花嫁と被りそうなティアラ」などはNGです。周りに不快感を与えないよう、清潔感と品を保ったものを選ぶと会場の雰囲気にも合わせられるでしょう。
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シルバー×パールのシンプルなネックレス。 | ボリュームのあるシルバーのイヤリング。 |
グローブの選び方
イブニングドレスの特徴として、ロンググローブを着用することが基本的なマナーです。
現在のイブニングドレスを着用するシーンによってはグローブが不要なこともありますが、主流の場合は着用するのが基本だと頭に入れておきましょう。
イブニングドレスがノースリーブの場合は、肘までのロング丈の手袋を付けると正装になります。
半袖や長袖の場合は手袋は必要ありませんので、一枚で着用して問題ありません。
イブニングドレスの袖丈に合わせて、ロンググローブの有無を決めましょう。
【シーン別】イブニングドレスのおすすめコーディネート
イブニングドレスがドレスコードのパーティーに出席することになると、衣装選びに時間とお金がかかります。
ゴージャスなイブニングドレスを購入する際は、「数回しか着用しないのにもったいないなぁ」と感じる方も多いでしょう。
そんな時にはオンラインでドレスをレンタルできる「レンタルドレスサービス」がおすすめ。
「ワンピの魔法」は最新モデルから定番のドレスまで、さまざまなテイストのパーティードレスが見つかります。
イブニングドレスも年代別やカラー、シーンに合わせて選ぶことができるので検索もスムーズ。
お好きなドレスを3泊4日間リーズナブルな価格でレンタルできるのが嬉しいポイントです。
ここからは、「ワンピの魔法」からシチュエーション別におすすめのイブニングドレスをご紹介しましょう。
結婚式・披露宴に最適なイブニングドレス
結婚式・披露宴にイブニングドレスを着用する場合は、適度に肌見せできる華やかなデザインがおすすめです。
昼間の結婚式とは異なり、夕方から夜に開催される結婚式・披露宴はきらびやかな装いが特にマッチします。
ただ、このようなイブニングドレスはもっともフォーマルな会場や格のある服装となるので、一般的な夕方から夜にかけて行われる結婚式お呼ばれの場合、昼間のカクテルドレスやアフタヌーンドレスでも問題はありません。
ただその場合、昼の結婚式のドレスとは異なり、無地のドレスや暗い色のドレスだと、会場の暗さで地味に見えてしまう可能性があります。
サテン生地などの光沢のあるものを選んだり、羽織やバッグ、アクセサリーを華やかなものを選ぶようにしましょう。
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モスグリーンのジャガードドレス。シアーな袖と首元に抜け感があるデザイン。 | スパンコールの散りばめられた花柄刺繍の華やかなトップスと光沢のある黒のワンピースとのセットドレス。 |
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輝きのあるサテンとラメレースのマーメイドドレス。 | 甘くなりすぎないジオメトリック柄のレースを使用した総レースドレス |
二次会・1.5次会におすすめイブニングドレス
結婚式二次会、1.5次会にイブニングドレスを着用する場合も、一般的な夕方から夜にかけて行われる結婚式の場合、カクテルドレスやパーティードレスでOKですので、華やかなデザインや色味のドレスを選択しましょう。
アクセサリーはキラキラ光る大きめのビジューやラインストーンが付いたもの、パーティーバッグも輝きのあるデザインを選びましょう。
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ラメ混のツイードワンピースにチュールブラウスをレイヤードしたブルーのセットドレス。 | リーフ柄とヴィンテージ感のある凸凹の生地を組み合わせたジャガードドレスとチュールインナーのセットドレス。 |
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存在感のあるスパンコールとお花柄のレースドレス。 | 存在感のあるスパンコールと花柄の刺繍のあしらわれた黒のドレス。 |
パーティー・ディナーに最適なイブニングドレス
高級ホテルでのディナーやパーティー、ディナーショーでは、会場が華やかなになるイブニングドレスが最適です。深いレッドやグリーン、ブルーなどのカラードレスを選ぶと、若々しいコーディネートになります。黒や濃紺などのダーク系カラーは素材選びに注目して同色の刺繍やサテン・シルク生地など光沢のあるドレスがおすすめです。
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Iラインのキャミソールドレスにシアーサテンのトップスを重ねたネイビーのドレス。 | チャコールグレーのキャミワンピとチュールボレロのセットドレス。 |
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背中に大きなリボンのついたデザインが他にはないダスティピンクのドレス。 | 繊細な刺繍レーストップスとキャミソールワンピースのセットドレス。 |
【年代別】イブニングドレスのおすすめコーディネート
ドレスを着用する立場や雰囲気は年代によっても変わります。それぞれに違った魅力が出せるイブニングドレスを年代別にご紹介します。
【20代におすすめ】イブニングドレス
20代の方だと、「初めてドレス選びをする」機会も多いもの。選び方に迷ったら、黒やネイビー、グレーなどの暗めなスタンダードカラーがおすすめです。
どの色もフォーマルなシーンの定番色であり、羽織ものやパンプス、バッグやアクセサリーなどの合わせるアイテムとコーディネートしやすいのが特徴です。アクセサリーをより華やかに見せる効果も期待できるため、全体の着こなしが楽しくなります。
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モカ色のコクーンシルエットドレス。 | ローズ刺繍のレースを贅沢に使用したセットアップドレス。 |
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煌びやかなビジューパールボタンが特別感溢れるマーメイドシルエットのブラックのドレス。 | オーガンジーとシフォンを組み合わせ、立体的でシアー感のある素材が優雅な抜け感を演出するAラインドレス。 |
【30代におすすめ】イブニングドレス
30代の方におすすめのイブニングドレスは、上品で清潔感があり、透明感のある着こなしがさまになるデザインです。
色味のおすすめは、黒やネイビーなどの定番カラー、深みのあるボルドーやグレー、くすんだパープルなど落ち着いたものが選びやすいでしょう。
ただし、アクセサリーやヘアメイクは華やかなものを選び、ゴールドやシルバーなどの明るい色味の差し色を全体に加えると軽やかな印象になります。
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花模様のレースにミニスパンコールがあしらわれたグレーのドレス。 | チュールトップスとマーメイドワンピースのセットアップ。 |
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大柄なダマスク柄の刺繍が施された高級感のあるローズピンクのドレス。 | チャコールグレーのレースボレロとキャミワンピのセットドレス。 |
【40代におすすめ】イブニングドレス
40代ではドレスを着用する機会は、結婚式お呼ばれ以外にも式典や食事会などの機会が増えます。格式高くシンプルなイブニングドレスは、40代の方も明るすぎず落ち着いた印象で、シックに着こなせるおすすめドレスです。
色選びは深みのあるものを、素材や生地感はドレスデザインに見劣りしない高級感のあるものを選びましょう。サテンやシルクなど、光沢感のある素材だと上品な仕上がりになります。
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中央に流れる刺繍レースが優美な明るいネイビーのドレス。 | 上品な光沢のある生地のブラックのドレス。 |
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ネイビーのサテン地にブルーグレーのレースを重ねたロングドレス。 | ローズ刺繍レースを贅沢に使用した、トップスとキャミソールドレスのセットアップ。 |
イブニングドレスの服装マナー
最後にイブニングドレスのドレスマナーをまとめました。少しの心遣いで着こなしの上品さがぐっとアップするため、ぜひ試してみてくださいね。
上品さを引き立てる丈、シルエットを選ぶ
イブニングドレスの特徴は、クラシカルなシルエットとロング丈のドレス。正式な装いでは床に届くぐらいのロング丈がイブニングドレスといわれていますが、結婚式お呼ばれや式典、パーティーではそこまでロング丈にこだわる必要はありません。
ただし、過度に短い丈や横に広がりすぎるフレアタイプは避けておきましょう。会場では会食をする機会も多いため、身動きが取りにくくなったり他の参列者の目に余るようなデザインは控えましょう。
会場では上品な印象の振る舞いを
イブニングドレスの高貴さを引き立てるのは、着ている方の振る舞いです。ドレスを今以上に着こなすために、あまり大声で話さないようにしたり身振りにも気を使ったり、物音を大きく立てるような動作を避けてみてはいかがでしょうか。
ドレスは堅苦しい印象を持つ方もいるかもしれません。しかし、イブニングドレスは女性らしく華やかなイメージをより引き立ててくれるアイテムです。
マナーを押さえて、ぜひ着こなしを楽しんでみてくださいね。
まとめ
今回は、イブニングドレスの特徴やおすすめコーディネート、注意点などをご紹介しました。
私達の日常生活の中でイブニングドレスを着用するシーンは決して多くはありません。
しかし、近年は夕方から夜にかけて結婚式や披露宴、パーティーが開催されることも多いです。イブニングドレスがドレスコードの場合は、昼間の服装マナーとは大きく異なるので注意しましょう。
イブニングドレスは適度な肌見せをして、女性らしく華やかに演出することが求められます。ぜひ、素敵なイブニングドレスを選んで、素敵な夜会をお楽しみください。