結婚式二次会の会場探しのポイントは?

結婚式二次会の会場探しのポイントは?

監修者PROFILE

  • 監修者

  • 髙田公介(たかた こうすけ)

    株式会社リダンダンシーの代表。
          「ワンピの魔法」「リリアージュ」の運営者。
    広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。
    一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。

結婚式は披露宴だけでなく、その後開催される二次会も魅力のひとつです。
ただ二次会に参加しているだけではわかりませんが、二次会は会場選びが非常に重要です。
今回は二次会の会場探しのポイントを紹介します。

目次

会場を探す前に確認したいこと

二次会会場を探す前に確認しておきたいのが、会場によってさまざまなタイプがあるということです。タイプによってその特徴が異なるので、どのような二次会にしたいかを明確にしたうえで、会場を選びましょう。

また、呼ぶゲストの数を早めに決定しておきましょう。

ダイニングバー・レストランが一般的

結婚式の二次会会場として最も一般的なのが、このダイニングバー、レストランです。
会場の広さは、その店舗によってまちまちですが、飲食店なので料理や飲み物が充実している反面、余興用の設備が整っていないという可能性があります。

パーティスペースは余興設備が充実

パーティースペースも結婚式の二次会として利用されます。特徴はスクリーンやマイクといった余興設備が整っていること。そのかわり、場合によっては飲食物を持ち込まないといけないケースもあります。

披露宴会場と同じ場所なら移動が楽

披露宴と同じ会場でも結婚式の二次会は行われます。この場合の特徴は、なんといっても移動が楽な点です。ただし、披露宴から二次会まで時間がかかるため、周りになにもないと時間を持て余してしまいかねません。

参加するゲストの数を先に決める

結婚式の二次会は、披露宴参加者と同じ人数が参加するわけではありません。披露宴に参加しても二次会には参加しない。反対に、披露宴に参加しなくても二次会に参加するというケースがあります。二次会会場には収容制限があるため、参加ゲストの数を先に決めてから会場を選ぶようにしましょう。

収容人数はお店に直接確認する
二次会会場の収容人数は、何人のゲストが参加するかに基づいて確認しましょう。収容人数は、

  • 大人数で使える部屋があるかどうか
  • 何名から貸し切りになるか

を直接店舗に連絡して確認するのが大切です。

また、二次会によっては余興が開催されます。そのため、控室が必要であれば、そのスペースがあるかどうかも確認しておきましょう。

立地と建物で選ぶ

結婚式の二次会会場を選ぶ際は、立地と建物の外観・内観を確認してみましょう。
立地は2つの条件から、外観・内観はテーマとあわせて選ぶのがおすすめです。

立地は式場から近く公共機関が充実していること

二次会会場は式場から近いことが第一条件です。披露宴に参加してそのまま二次会に参加するゲストにとっては、式場から近いと喜ばれます。

また、公共交通機関が充実していることも大切です。特に二次会から参加するゲストにとっては、駅から二次会会場が近いと行き帰りが楽になります。

また、披露宴から二次会スタートまでは時間が空く傾向にあります。そのため、ゲストが暇を持て余さないよう、カフェをはじめとした近くに時間を潰せる施設があるとよいでしょう。

外観・内観は二次会のテーマと合わせる

披露宴はテーマに沿って行われます。二次会もテーマをもって開催するとゲストの印象に残るものになります。

たとえば、洋風でおしゃれな二次会にしたい、というテーマであれば、ヨーロピアンな外観の二次会会場を選んでみましょう。

同様に、内観もテーマに合わせて選びましょう。ラグジュアリーな雰囲気の二次会を開催したければ、ゆったりと腰掛けられるソファーがあるような会場を選ぶのがおすすめです。

実は大切!担当者の人柄

二次会の会場を探す際は、会場の担当者の人柄も欠かさずチェックしておきましょう。二次会は急な参加、欠席といったことが当日まで起こりえます。そのため、担当者がフレキシブルに対応してくれるかどうか、担当として慣れているかどうかなどをしっかりと見極める必要があります。

掲載の情報が本当かも確認しておく

担当者の人柄と同様に、会場側が掲載している情報が本当かどうかを確認しておきましょう。
オフィシャルサイトであっても情報が更新されていない可能性がありますので、必ず会場に直接出向いてチェックしましょう。

持ち込みが必要な場合もある

二次会では飲食物や余興に使うグッズを持ち込むことがあります。特にクラッカーは火気扱いになるため禁止されているケースがあります。また、飲食物に関しては、持ち込みに関して別途費用がかかる恐れがありすので、確認しておきましょう。

設備はいくつかのポイントをチェック

二次会では、

  • 受付スペース
  • 控室
  • クローク

といったいくつかの設備が必要になってきます。

受付可能なスペースが必要

受付は会費の受け取り、出席者の名簿チェックといった作業を行なうため、ある程度の広さが必要です。スペースがないとお金のやり取りが煩雑になってしまい、金銭の誤差が発生しかねません。受付ができるある程度のスペースがあるかどうかを、まずチェックしましょう。

新郎新婦向けの控室があるかどうか

受付についで、控室の有無も披露宴の二次会会場には欠かせません。
控室がない場合、パーテーションを用いて急造の控室を用意できるか、お店の人に確認してみましょう。

クロークがあるとゲストに喜ばれる

披露宴に参加したゲスト、特に遠方からのゲストの場合、引き出物をそのまま持っている可能性があります。このようなゲストに喜ばれるのがクロークの存在。クロークがあれば大きな荷物が預けられるため、紛失の心配もなくなります。

ゲストの人数が多い場合はトイレの数も確認

トイレは、ゲストの人数によって理想的な数が異なります。例えばゲストが50人以上来る場合、少なくとも男女別のトイレがひとつずつはあるようにしましょう。

喫煙所の有無

ゲストのなかには喫煙者もいるはずです。そのため、会場内が喫煙可能なのか、禁煙であればどこに喫煙所があるかを確認しておきましょう。

喫煙の可否がネットには掲載されていなかったら、直接問い合わせるのがおすすめです。

子連れのゲストが安心して参加できるようにキッズルームを確認

喫煙者と同様に、子どもと一緒に参加するゲストもいます。そのため、キッズルームがあるかどうかを確認しましょう。キッズルームのほかに、オムツ替えスペースがあると両親も安心して二次会に参加できます。

パフォーマンスをするならステージがあると◎

二次会では余興を開催するケースがあります。そのため、ゲストが歌やダンスを披露することも。その場合には、ステージがあるとパフォーマンスが映えます。

機材がどこまで揃っているか

二次会の余興には機材を用いることが多くあります。そのため、二次会会場の機材が整っているかどうかを確認しましょう。

照明機器

余興の盛り上げに欠かせないのが、照明の存在です。
照明機器をチェックする場合は、

  • 会場の明るさを調整可能か
  • スポットライトがあるか

という2点に着目しましょう。これ以外にも演出が必要になる照明機器があるなら、それも会場に確認しておくことが大切です。

マイクは3本が理想

大勢のゲストが参加する広い会場での二次会では、マイクが必要になります。
そのため、マイクがあるかどうかは必ず確認しましょう。
マイクは、

  • 司会者用
  • 新郎新婦用
  • ゲスト用

と3本あれば、使い分けができるため、スムーズに二次会を進められます。

その他音響機材とプロジェクタの有無

照明機器、マイク以外にも音響機材やプロジェクタの有無も確認しておきましょう。
デジタルオーディオプレイヤーやCDを持ち込めるかどうか、さらには余興でカラオケをするならカラオケ機器があるかどうかをチェックしてください。

また、プロフィールムービーやビデオレターを流すには、プロジェクターが必要です。この際、機器をスタッフが操作してくれるかも確認しておくのがおすすめです。

二次会にはさまざまな料金が発生する

披露宴の二次会には、さまざまな料金が発生します。
会場代はもちろん、持ち込み代、最低保証金など、各料金を明確にしておきましょう。

会場に支払う料金は新郎新婦の負担を確認

会場に支払う基本料金を決定するには、新郎新婦がどこまで費用を負担してくれるかを確認しましょう。
その費用に応じて、ゲストが支払う会費を決定するのが理想的です。

追加料金が発生するケース

会場を使用する基本料金に加えて、

  • 料理やドリンクをコース以外で注文した場合
  • 時間が延長された場合
  • 飲食物を持ち込んだ場合

といったケースでは、追加の料金が発生します。
追加料金は発生するかどうか、発生する場合はいくらかを明確にする必要があるので、会場側と打ち合わせをした内容を書面にするようにしましょう。

最低保証金がかかるケースがある

会場によっては最低保証金がかかるケースがあります。
最低保証金とは、貸し切りをする際にかかる最低料金の意味です。

例えば、最低保証が30万円、コース代金5,000円、60名以上から貸切可といった条件の場合、キャンセルが発生して55人になったとしても、最低保証金の30万円を支払う必要があります。

最低保証金は店によって取り決めが異なるため、トラブルに発生する可能があります。

二次会の会場選びは、可能であれば最低保証金の発生しない会場を、もし難しいなら、最低保証の条件を明確にしてから会場を決定しましょう

料理・ドリンク

二次会で出る料理は、

  • ビュッフェ
  • コース

いずれかが一般的です。
コースの場合、着席で料理を楽しむため、のんびりとくろぎながら、二次会が進められます。
一方、ビュッフェの場合はカジュアルで、品数も多いため華やかなやパーティのような二次会になります。

また、披露宴から参加している人にとって、二次会では食事をあまりとらないかもしれません。そのようなときのために、二次会ではドリンクを豊富に揃えておくのがおすすめです。

アレルギーにも配慮

二次会での食事はゲストの好き嫌いに合せたいところですが、それ以上にアレルギーも確認しておきましょう。ゲストへ参加を確認する際にはアレルギーの有無も確認して、二次会での食事に活かすようにしましょう。

会場でできる演出を確認する

二次会会場ではすべての演出ができるわけではありません。
会場によってできる演出とできない演出があります。先述のように、クラッカーは火気の取り扱いとされ、使用できない会場もあります。

また、BGMも著作権の問題によって使用できない可能性があるので、確認が必要です。

利用時間 / サービス

二次会は一般的に、2時間ほど開催されます。さらに、準備や受付、片付けといった前後の時間を考慮すると3時間は会場を借りるようにしましょう。

また、二次会はその日のうちにキャンセルが発生するケースや、進行が滞るトラブルが発生するといったケースがあります。このような際に柔軟に対応できるように、二次会会場によく選ばれている会場を選定しましょう。

また、担当者のスケジュールを把握して、連絡がとりやすい時間帯も確認しておくと、スムーズなやり取りが可能になります。

【まとめ】二次会の会場選びはさまざまな角度からみていく

二次会の会場選びは、収容人数や費用といった基本的な点も重要ですが、立地や設備といったさまざまな角度から選ぶようにしましょう。

また、担当者が二次会の開催になれている会場であれば、スムーズに二次会を進められるため、実際に会場に出向いて人となりや機材、設備を確認するのがおすすめです。

監修者PROFILE

髙田公介(たかた こうすけ)

株式会社リダンダンシーの代表。 「ワンピの魔法」「リリアージュ』の運営者。 広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。 一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。


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ワンピマガジン編集部

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