レンタルドレス活用術
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カクテルドレスとは?結婚式・パーティーに参加するおすすめドレス
「カクテルドレス」とは「パーティードレス」の意味合いで使われることが多いです。
結婚式・披露宴、二次会、ホテルでのパーティーやディナーなど、フォーマルな席で着用されるドレスのことをいいます。
カクテルドレスはTPOに合わせて、「スマートエレガンス」なドレスコードが一般的です。
今回は、結婚式・披露宴やパーティーなどでカクテルドレスを選ぶ方におすすめのコーディネートをご紹介しましょう。
カクテルドレスとは
「カクテルドレス」の本来の意味は、「アフタヌーンドレス」と「イブニングドレス」の間の時間帯に着用するドレスです。
「アフタヌーンドレス」は夕方から開催されるパーティーに着用し、「イブニングドレス」は夜に開催されるパーティーに着用します。
「カクテルドレス」は夕方17時頃にフォーマルな席で着用されていた準正装のことをいいます。
カクテルパーティー(立食パーティー)で着用するドレスをまとめて「カクテルドレス」と呼ぶことも多いです。
基本的には、最も格式の高いドレスコード「フォーマル」よりも固すぎないキレイめの準正装です。
結婚式の二次会で着るような比較的自由度の高いドレスをイメージして頂ければ、分かりやすいでしょう。
冒頭にも述べたように、最近はカクテルドレスはパーティードレスの意味合いで使われることが多いです。
結婚式招待状に「カクテルドレス」と記載があった場合は、TPOに合わせたフォーマルドレスを選べば問題ありません。
カクテルドレスにおすすめのカラーや素材
カクテルドレスは会場の格式や雰囲気、時間帯、状況に合わせてカラーや素材を選ぶことが大切です。
例えば、新郎新婦の親族として、格式の高い結婚式に参列する場合は、フォーマル度の高いカクテルドレスが適しています。
肩や背中、胸元など肌の露出は極力抑えて、スカート丈は膝下の長めのドレスを選びます。
カクテルドレスの素材は、春夏はシルクやサテン、秋冬はベルベットなど、高級感のある厚みのある上品な生地が適しています。
友人や会社の同僚として結婚式に参加する場合は、ドレスの丈は膝丈くらい、シルエットは基本的には自由です。
カクテルドレスのカラーも基本的には派手すぎなけば好きなカラーを選んで問題ありません。
20代から30代は定番のネイビーだけでなくレッドやピンク、ブルーなどの明るいカラードレスが人気です。
40代女性にはネイビーやダークグリーンなど、引き締め効果のあるカラーがおすすめ。
ドレスは無地の方がフォーマル度が高いので、格式の高い会場では柄物のドレスは避けましょう。
カクテルドレスはワンピースが一般的ですが、アンサンブルやツーピースでも問題ありません。
ドレスのスカート丈やデザインは?
ドレスのスカート丈は、当日の会場の格式や雰囲気に合わせて選ぶようにしてください。
例えば、親族や目上の方々が多く出席する披露宴の場合は、膝下のスカート丈を選ぶと好印象です。
ホテルでのパーティーやディナーショーの場合は、膝丈もしくは膝上のスカート丈でも問題ありません。
カクテルドレスに限らず、どんなフォーマルドレスでも無地の方が格式が高くなります。
どんなに高級ブランドであっても、柄物の場合はカジュアルな印象になります。
高級ホテルや豪華な結婚式会場に参列する場合は、全身のカラーコーディネートを統一させると良いです。
カジュアルなパーティー会場や二次会の場合は、ミニ丈のカクテルドレスや適度な肌見せもOKです。
カクテルドレスに羽織物は必要?
昼間の結婚式にカクテルドレスを着用する場合は、必ずショールやジャケットなど、羽織物を用意してください。
真夏の暑いシーズンであっても、昼間の結婚式では肩や背中、胸元など、肌の露出を控えることが基本です。
特に目上の方が多く参列される披露宴は恥ずかしいマナー違反になってしまうので注意しましょう。
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オーガンジーとシフォンが重なったベージュのストール。シルバーの細かなラメ糸が縦に織り込まれていて、程よいツヤ感があり上品な華やかさもある。 |
七分袖の黒のボレロ。シンプルなデザインで装飾がないので、柄物や刺繍など、どのようなドレスにも合わせやすく万能。 |
靴・パーティーバッグ・アクセサリーは?
昼間の披露宴の場合は、靴、パーティーバッグもキラキラ感は抑えることが大切です。
基本は3センチ程度のパンプス、上品な光沢のあるパーティーバッグを合わせましょう。
夕方から開催される二次会の場合は、多くの場合新郎新婦の友人が集まることが多いです。
フォーマル度を落として、ノースリーブのカクテルドレスやミニ丈でもOK。
鮮やかなカラーのカクテルドレスで華やかに装い、靴、パーティーバッグもキラキラ感を増しましょう。
昼間の結婚式には白いパールを選び、照明に反射してしまうようなきらびやかなアクセサリーは避けましょう。
夜のパーティーではゴールドやダイヤモンドなどビジューが大きめのキラキラ光る素材もOKです。
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光沢感のあるサテンのベージュのバッグ。白パールとビジューのシンプルなポイントは、コーディネートに少しアクセントを加えたい方に。 |
中央のストーンがワンポイントになった、プリーツ生地のネイビーのバッグ。やや小ぶりで丸みのあるデザインが可愛らしい。 |
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外側と内側で大きさの異なるパールや、華奢なゴールドのチェーンは女性らしくおしゃれ感が増して見える。 |
長さが調整出来るので、コーディネートに合わせて楽しめる。華奢なゴールドのチェーンは、女性らしくおしゃれ感が増して見える。 |
結婚式・披露宴におすすめのカクテルドレス
結婚式・披露宴には「ドレスコード」がありますので招待状の記載をよく確認してください。
高級ホテルや豪華な披露宴の場合は、準礼装(セミフォーマル)が一般的です。
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上品な光沢のある生地のブラックのドレス。ウエスト切替のないコクーンシルエットが自然に体に沿い、スタイルUP効果も◎ モードで都会的なドレス。 |
オーガンジーとシフォンを組み合わせ、立体的でシアー感のある素材が優雅な抜け感を演出。インナーにはラメニット素材を使用しており、動くたびにキラキラと輝く。 |
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程よい光沢感が上品な、シフォン生地のドレス。袖のフリルが肩周りをカバーして、トップ部分の縦切り替えデザインはスタイルアップ効果も◎ |
上品な光沢感のあるシアー素材を使用したフレンチスリーブのドレス。前側のデザインがアシンメトリーになっているのがポイントで、シンプルながらもデザイン性がある。 |
二次会・1.5次会におすすめのカクテルドレス
二次会、1.5次会に最適なカクテルドレスも固すぎないセミフォーマルドレスを選びます。
夕方から夜にかけて開催される場合、シルクやサテンなどの上品な光沢のある素材がおすすめ。
ノースリーブの華やかなカクテルドレスにも肌色のストッキングを着用しましょう。
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マーメイドワンピースのピンクベージュのセットアップ。膝下から広がるマーメイドシルエットは身体のラインを美しく見せてくれる。 |
シンプルなAラインのドレスにレース×リボンコードのビスチェがセットになった黒のドレス。深めのVネックが顔周りをすっきりと見せて大人の女性らしさを醸し出してくれる。 |
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さらりとしたマットツイル素材に、ラメがちらりと輝くレースを組み合わせたコンビネーションドレス。 |
繊細なチュールにゴールドの糸が織り込まれたベージュのドレス。 |
パーティーにおすすめのカクテルドレス
パーティーなどで特にドレスコードがない場合は略礼装(インフォーマル)が適しています。
また「平服」「カジュアルな装い」といった指定がある場合もセミフォーマルで問題ありません。
ただし、格式の高い式典、晩餐会、公式行事などでの服装は露出や派手さ、輝きは控えましょう。
出席者に目上の方が多いパーティーやビジネスシーンでのパーティーでは清潔感のあるコーディネートが最適です。
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ふんわりとしたオフホワイト色の袖と黒のワッフル生地のワンピースを組み合わせたマーメイドドレス。柔らかなカラーと体に沿うシルエットが女性らしさを引き立てる。 |
前後2WAYで着られるアイボリーのブラウスに、上品な光沢感の美しいイエローのキャミソールドレスのセットアップ。短めのトップスにマーメイドラインが映え、スタイルアップ効果も◎ |
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大人っぽい花の刺繍があしらわれたレースとチュールが縦に切り替えられた淡いオレンジのドレス。計算されたデザインで細見えする美シルエットな一着。 |
レースケープとプリンセスラインを組み合わせたミントグリーンのドレス。縦に入る切替と絞られたウエストが体のラインを細く見せ、スタイルアップ効果も抜群。 |
季節別・カクテルドレスの選び方
ここからは、春夏・秋冬別にカクテルドレスの選び方を見ていきましょう。
春夏の場合
春夏のカクテルドレスは生地が薄いシフォンドレスやノースリーブスタイルがおすすめ。
春夏のドレスデザインは鎖骨をきれいに見せる透けたレース素材も人気です。
黒やネイビーのドレスを選んだ場合は、小物類を工夫して全身コーデが暗くならないように注意しましょう。
シルバーやベージュ系のショール、パンプス・パーティーバッグを合わせると効果的です。
パーティーの場合は白やベージュのセットアップも人気ですが、披露宴・二次会では花嫁と被ってしまうのでNG。
春夏のカクテルドレスは、明るく清潔感のあるドレスを選ぶと季節感もあり、好印象を与えます。
どうしても暗い印象になってしまう場合は、顔周りにパールネックレスやピアス・イヤリングをプラスすると効果的です。
白いパールのアクセサリーは年代や場所、時間帯に関わらず大活躍するアイテム。
どんなカラードレスにも合わせやすく、1セット持ってると重宝するのでおすすめです。
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ライトグレーのペプラムチュールトップスとマーメイドワンピースのセットアップドレス。ふんわりと柔らかいフリルが重なり合いぱっと華やぐ一着。 |
大きな花模様がドレス全体を華やかにボリュームのあるベルスリーブが個性のある印象もプラスしてくれる。ふんわりとしたAラインシルエットは体のラインを拾いにくく、ご妊娠中の方にもオススメ。 |
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花柄とドットの2種類のレースをバランス良く組み合わせた、スレンダーラインのネイビードレス。骨格ストレートとウェーブの方におすすめ。 |
シルバーラメのカットソーに光沢のあるオーガンジーを重ねた黒のドレス。胸元に寄せた大きめのフリルがシンプルなIラインドレスをキャッチーな印象に仕上げてくれる。 |
秋冬の場合
秋冬のカクテルドレスは厚みのあるシャンタン素材やシルク素材がおすすめです。
秋冬のドレスは黒やブラウン、ネイビー、ダークグリーン、パープルといった落ち着いた色味を選ぶと良いです。
ただし、全身モノトーンでコーディネートするとオフィススタイルのような地味さが出てしまいます。
お祝いの席や華やかなパーティーでは、喪服のような全身黒のコーディネートは避けましょう。
派手さは抑えながら上品な色味やデザイン、小物使いを工夫してください。
スカートが苦手な方やクールなスタイルがお好みの方はワイドパンツのスーツもおすすめです。
フォーマルドレスでは、柄物よりも無地の方がフォーマル感を出すことができます。
秋冬のドレスは花柄のワンピースも多くありますが、会場の雰囲気や格式に合わせて選びましょう。
寒い時期のパーティーでも厚みのある黒いタイツはカジュアルになってしまうのでNG。
カクテルドレス・パーティードレスには必ず肌色のストッキングを着用しましょう。
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リーフ柄とヴィンテージ感のある生地を組み合わせたブラウンのジャガードのドレス。ハイウエスト切り替えになっておりスタイルアップ効果も高い。 |
Iラインのキャミソールドレスにシアーサテンのトップスを重ねたネイビーのドレス。ドレスはストレッチ性があるので、フィット感がありシルエットも綺麗に見せてくれる。 |
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トップスの立体的な刺繍がポイントの黒×ブラウンのドレス。花刺繍にはポイントでスパンコールが散りばめられ、キラキラと光りアクセントに。 |
ネイビーのサテン地にブルーグレーのレースを重ねたロングドレス。柔らかなシフォンを重ね合わせた袖は、ふんわりと二の腕を包み込んでくれる。 |
まとめ
今回は、カクテルドレスの意味やおすすめコーディネートをご紹介しました。
一般的にはカクテルドレスはパーティードレスと同じ意味を表しています。
カクテルドレス・パーティードレスは会場の格式や時間帯、目的に合わせて選ぶことが大切です。
派手さや露出は控えて上品で清潔感のあるコーディネートを完成させましょう。
監修者PROFILE |
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髙田公介(たかた こうすけ)
株式会社リダンダンシーの代表。
「ワンピの魔法」「リリアージュ』の運営者。
広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。
一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。 |
著者PROFILE |
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ワンピマガジン編集部
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