レストランの服装マナーとは?女性におすすめコーディネート集

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  • 監修者

  • 髙田公介(たかた こうすけ)

    株式会社リダンダンシーの代表。
          「ワンピの魔法」「リリアージュ」の運営者。
    広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。
    一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。

お祝いや記念など特別な機会に、高級レストランで食事をすることもあるのではないでしょうか。しかし実際に誘われると「ドレスコードってなに?」「どんな服装をしていけばいいの?」と悩んでしまいますよね。

そこで今回は、レストランで食事をするときの服装、すなわちドレスコードをご紹介していきます。「具体的なイメージがわかない」という人のため、おすすめコーディネートもピックアップして紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
あわせて、レストランでの食事マナーやスマートな振る舞いについても解説しますのでこれを読めば自信を持ってレストランへ足を運べるようになりますよ!

目次

レストランで食事をするときの服装(ドレスコード)とは?

高級レストランで食事をするときには、服装の決まり、すなわち「ドレスコード」を求められる場合が少なくありません。

ドレスコードとは、時間、場所、場面といった要素を踏まえて、そのどれをとってもふさわしい服装のことです。
フォーマルなシーンやマナーを重んじるシーンでは「TPO」という言葉を耳にする機会もあるでしょう。
この「TPO」を踏まえたファッションこそが「ドレスコード」と言えるのです。

ちなみに「TPO」とは……

  • T=time(時間)
  • P=place(場所)
  • O=occasion(場合)

 

を指している言葉です。

高級レストラン、ホテル、パーティーといったシーンでは、お客様の服装にもある程度の統一性を求めます。
そこで、ドレスコードというルールが求められるようになったのです。
ドレスコードを意識して、ふさわしい服装に身を包むことはレストランやパーティーの格式を守るためにも必要不可欠です。

お店に迷惑をかけないためにも非常に重要なドレスコードですが、実はその中にも7つの種類があります。
ドレスコードの種類は、シーンやイベントによっても変わりますのできちんと理解しておきましょう。

そもそもドレスコードの求められる場所とは?

一般的にドレスコードがあるシーンやイベントには、例えば次のようなものが挙げられます。

  • 結婚式
  • 式典
  • パーティー
  • 企業のイベント
  • 同窓会
  • ホテルでの会食
  • レストランでの食事

もちろん、すべてのレストランで服装に対して厳しい規定があり、ドレスコードが求められるわけではありません。
次のような、いわゆる「高級な飲食店」では、お店の「高級」「格式が高い」というイメージを壊さないように注意してください。

  • ホテルの上層階にあるレストラン
  • 商業ビルの上層階にあるレストラン
  • 一言さんお断りのレストラン
  • 高級料亭

こうしたお店では、服装に気を配りドレスコードを意識するとよいでしょう。

ドレスコードの種類

ドレスコードは、具体的に次のような7つの種類に大きく分けられます。

  1. フォーマル…もっとも格式の高い服装(結婚式において主役となる花嫁さんのウエディングドレスなど)
  2. セミフォーマル…フォーマルに続いて格式の高い服装(結婚式に参列するゲストが着用するドレスなど)
  3. インフォーマル…セミフォーマルよりもカジュアル寄りの服装(二次会・パーティー用のドレスやワンピース)
  4. スマートエレガンス…カジュアルの中でもフォーマル寄りで、冠婚葬祭以外のシーンで着用する服装
  5. カジュアルエレガンス…スマートエレガンスよりもややカジュアルな服装
  6. スマートカジュアル…ラフすぎる服装ではない、きれいめカジュアルな服装
  7. ビジネスタイア…企業のパーティーや式典など、ビジネス関連のイベントで着用するための華やかな服装

「フォーマル」「セミフォーマル」「インフォーマル」といったドレスコードは、主に結婚式をはじめとした冠婚葬祭で着用されます。
フォーマルスタイルは、レストランで求められるドレスコードでは固すぎるととらえられる可能性もあるため、「スマートエレガンス」や「カジュアルエレガンス」あたりを意識するとよいでしょう。

レストランの服装は決まっていない?

実は、レストランの服装は「こうでなければいけない」、「このスタイルなら間違いない」と言うような決まりがありません。
レストランによって雰囲気が違えば、上記のような種類からどのようなドレスコードを求められるかも違います。
「レストランの食事ならこの服装で間違いないだろう!」と思うようなファッションに身を包んだとしても、お店の雰囲気を理解していないと「フォーマルすぎて浮いてしまっている」「カジュアルすぎてマッチしない」というような事態になりかねません。

そのため、来店前には利用するレストランについてできる限り情報を集めておくとよいでしょう。
公式ホームページや、実際に利用した人のレビューなどを参考にすると、ドレスコードについてもイメージしやすくなるはずです。
系列店や同じ店舗でも、立地、来店する時間帯、営業日といった点が変わると、求められるドレスコードやマナーが変わる場合もあるため十分注意してください。

「平服」のドレスコードに注意

気を付けなければならないのが、「平服」というワードです。
レストランで行われるパーティーなど、華やかなシーンでドレスコードをチェックしているとき、「平服でお越しください」「平服でかまいません」という言葉を目にすることもあるでしょう。
カジュアルなパーティーやレストランでは、その気軽さを象徴するために平服という表現が使われますが、だからと言って普段着と変わらない服装を着用するのはNGです。

この場合の平服とは、上記のドレスコードの分類でいえば「インフォーマル」や「スマートエレガンス」にあたる服装を指します。
あくまで「フォーマルなシーンですが、カジュアル寄りの服装でいいですよ」という意味です。
言葉のイメージを鵜呑みにして本当にカジュアルな普段着を着用してしまうと、浮いてしまったり雰囲気を壊したりする可能性があるので十分注意しましょう。

レストランの服装でNGなファッションとは?

ここからはさらに詳しく、レストランではマナー違反ととられる可能性のある服装について解説していきましょう。

裸足やタイツ

カジュアルな中にもきちんと感を求められるシーンでは、ストッキングを着用するのがマナーです。
裸足でいることはマナー違反となりますので、なるべくお肌に馴染む色味で、お肌がうっすら透ける薄手のストッキングを用意しましょう。
模様入りのデザイン、ラメなどが入ったデザインは派手なイメージとなるため避けるのが無難です。
また、ブラックのストッキングは弔事をイメージさせることから縁起が悪いとされており、レストランでの服装には合いません。
さらに、ストッキングよりも厚手のタイツ類もカジュアルすぎるため避けたほうがよいでしょう。

カジュアルすぎる靴

ドレスコードが意識されるレストランでは、靴選びも重要です。
フォーマルシーンでも間違いのない靴と言えば、定番はやはりパンプス。
ワンピースなどカジュアル寄りの服装にもマッチするため、迷ったらパンプスを選びましょう。

かかとの出るミュールやつまさきの出るオープントゥは、フォーマルシーンではNGとされています。
カジュアルエレガンスなどの場合にはそこまで厳しく禁止されない可能性もありますが、やはりレストランによっては浮いてしまうケースもあるため避けた方が無難です。

サンダル、スニーカー、ブーツなどは、カジュアルなアイテムと考えられるためNGです。
そのほかにも、ローファーのようなローヒールの靴も向きません。

ただし、妊婦さんであれば無理にヒールのある靴を履く必要はありません。
転んで怪我をすることのないよう、歩きやすいローヒールを合わせてください。

露出の激しい服装

ドレスの中には肩や背中、足を大胆に露出するようなデザインのものもあるでしょう。
華やかな印象を受けますが、格式高いレストランにおいては露出の激しい服装はNGです。
極端なミニスカート、スリット、ベアタイプのドレスなどは避けてください。

もし「露出が多すぎないかな?」と不安になってしまうデザインなら、ストールやボレロ、ジャケットのようにさっと羽織れるアイテムを用意しておきましょう。

カジュアルすぎるデザインの服装

レストランで入場拒否になる可能性もあるのが、いわゆる軽装と呼ばれるカジュアルすぎる服装です。
Tシャツ、ジャージ、ダメージジーンズ、タンクトップ、スウェット、パーカーといった服装が軽装に含まれます。
これらのファッションは、いくら「カジュアルで構いません」と言われているようなレストランであってもあまりにラフすぎて、お店の雰囲気を壊してしまいかねません。
レストランでは不適切な服装として覚えておきましょう。

レストランでは服装に釣り合うマナーも大切

レストラン

服装に気を使う必要のある格式高いレストランでは、服装だけでなく食事のマナーにも十分気を配る必要があります。
ここからは入店から退店まで、順を追ってレストランマナーをチェックしていきましょう。

入店~着席までのレストランマナー

入店時には、迎えてくれたスタッフへ挨拶を返す、もしくは会釈をしてください。
そして、入り口で予約をしている名前を告げます。
自分が予約をした場合には、先頭に立って名前を伝えてください。

大きな荷物を持っている場合には、席へ案内される前に預かってもらえることがあります。
どうしても持ち込まなければいけない荷物があったときには、スタッフにたずねてみましょう。
できればレストランに着く前に別の場所へ預けておき、手荷物は背もたれと背中のあいだに置けるくらいのサイズに収めておくとよいでしょう。

入店前の段階で意識しておくべき配慮として、メイクのチェックが挙げられます。
「メイクが崩れないように整えておく」というだけでなく「食器やグラス、カトラリーを汚す可能性のあるメイクは落としておく」のも大切です。
特に色移りの激しい口紅は、レストランの大切な食器類を汚してしまう可能性が高いため注意しましょう。

レストランによってはレディファーストを重んじるお店もあります。
その際には入店時から男性がドアを開けて女性を先に通すなどのエスコートをされ、席へ案内されるときにも、女性が上座や窓の外の景色が見やすい席に通されます。
遠慮や謙遜はせず、スマートに受け取りましょう。

席につく時は、自分で椅子を引くのではなくスタッフが引いてくれるのを待ちます。
腰掛けるときも同様に、自分で椅子を引いてテーブル側へ引き寄せるのではなくスタッフが押してくれるのを待ちましょう。
椅子とテーブルのあいだに身体を入れ、そのままストンと体重を落とすように腰かけると美しく見えますよ。

オーダー~食事までのレストランマナー

注文が決まったらオーダーをしますが、最初の料理が運ばれて来たら、テーブルの上にあるナプキンを手に取って、膝の上に広げます。
ナプキンは料理が衣服にこぼれるのを防ぐ役割や、口についた汚れを拭き取る役割を果たしてくれます。
口元を拭くときには、ナプキンを二つ折りにして内側で拭くように意識します。

テーブルに並べられたフォークやナイフは、左右とも外側のものから一つずつ手に取り使っていきます。
前菜もメインも、フォークとナイフ両方を使いましょう。
スープは右側にあるスプーンだけを使います。
最初にコース料理のお皿の数に合ったカトラリーが用意されるため、順番に使っていけば問題ありません。

食事中はなるべく音を立てないように、お料理を静かに口へ運ぶのがマナーです。
すする音などは、マナー違反としてとらえられるので注意してください。

また、日本では「食べるときには食器をきちんと持つ」というマナーがありますが、フレンチやイタリアンでは食器を持ち上げることはマナー違反とされています。
スープも持ち上げて口をつけるのではなく、少しだけ傾けて手前にスープを寄せ、スプーンですくって口をつけてください。
熱いスープを食べる時は、つい息を吹きかけて冷ましたくなるかもしれませんが、こちらもマナー違反となります。

パンはそのままかぶりつくのではなく、必ず一口大にちぎりながら食べます。
パンくずがこぼれてしまっても、自分で取り除く必要はありませんのでそのままにしておきましょう。

食べ終わったらナイフやフォークは元の位置に戻すのではなく、お皿の右側、5時の方向に揃えて置いておきましょう。
この置き方は、スタッフへ「食事が終わりました」と伝えるためのサインです。
食事中にグラスを持つなど、いったんナイフとフォークを手放すときには、お皿に八の字になるように置きましょう。

食事中のレストランマナー

料理が届きコースが始まってからは、なるべく席から立たないようにします。
トイレに行きたくなった時や、やむを得ず席を立つ時は、同席の人にことわって、すみやかに用事を済ませましょう。
静かに立ち上がり、膝の上のナプキンは椅子の背にかけます。
テーブルの上にそのまま置かないよう注意してください。

食事中の会話はマナー違反というわけではありませんが、かといってあまり大きな声では話さないようにしましょう。
レストランに響くような会話や笑い声は控えてください。

食事中にナイフやフォークを落としてしまった時は、慌てて拾いたくなってしまうかもしれません。
しかし、格式高いレストランでは自分でカトラリーを拾う行為もマナー違反となります。
スタッフへ声をかけて、新しいものに取り替えてもらいましょう。

食後~退店までのレストランマナー

食事が終わったら、だらだらと長居しすぎずすみやかに退店しましょう。

支払いは事前決済や電子決済などさまざまなやり方があると思いますが、そのレストランが対応しているか必ず確認しておきましょう。
使う予定のクレジットカードが使えなかった……とあっては残念ですから、予め
きちんと確かめておいてください。

支払い時にはスタッフに目で合図をするか、声をかけて「お会計を」と伝えます。
支払いの際に、スタッフに声をかけるためにキョロキョロとあたりを見回したり、レジを探して店内をウロウロ歩き回ったりするのは厳禁です。
自分から動いて支払うのではなく、余裕をもって構えておきスタッフに来てもらうのがよいでしょう。

レストランでの食事におすすめの服装・コーディネート一覧

レストランでの食事をするシーンはさまざまあると思いますが、シーンが変われば最適な服装も変わります。
ここからは、実際にレストランへ着ていくのにおすすめの服装をご紹介していきましょう。

お祝いや記念、おめでたいシーンには華やかなカラードレスを

レストランで食事をするのは、誕生日、お祝いといったおめでたいシーンが多いのではないでしょうか。
大事な時間を美味しい食事とともに楽しむときには、場を彩るような華やかなカラードレスを着用するのがおすすめです。
きれいな色味のカラードレスは、爽やかな印象を引き立て、その場を明るいイメージにしてくれるでしょう。
爽やかなカラードレスならディナーだけでなく、ランチタイムのレストランでも馴染んでくれそうですね。
ドレスはワンピースよりも上品な印象にしてくれるので、フォーマルさ、エレガントさを強調したいときにも活躍します。
夏はブルー系、春はピンク系というようにシーズンごとにデザインを変えても楽しむのもいいですね。

kaene ドレス kaene ドレス
配色レースのデザインが上品で美しい、ブルー×ピンクのロング丈ドレス。 キラキラとしたスパンコールとアネモネの刺繍が全体にあしらわれた、愛らしさ溢れるサーモンピンクのドレス。

上品なスタイルならグレー系のドレスでシックに

ディナータイムのレストランや、フォーマルな雰囲気を重んじるイベントへ参加するときは、華やかさだけでなく「上品さ」「落ち着き」を求められることもあるでしょう。
大人の落ち着きを感じさせるカラーを選びたい、だけど地味になりすぎるのは避けたい、フォーマル感だけでなく抜け感も大事にしたい……。
そんなときにおすすめなのが、グレーやグレージュのドレス。
ブラックほど固すぎず、それでいてクールさや落ち着きも与えてくれる絶妙カラーなんです。
より明るい雰囲気にしたいなら、小物に華やかなカラーをチョイスして印象を変えてみるのもいいかもしれません。
組み合わせ次第で多彩な顔を見せてくれるのも、グレーのドレスの魅力です。

LILY BROWN ドレス kaene ドレス
輝きのあるチュール素材にシルバー✕グリーンの糸で花柄刺繍を施したパフスリーブドレス。柔らかいチュール素材で身体に沿う着心地。 甘くなりすぎない幾何学レースで女性らしいバランスをとった総レースのドレス。

カジュアルだけどしっかりエレガントな優秀ワンピース

恋人とのデートや友人たちとの食事会のように、力の入りすぎないレストランでのイベントでは、よりカジュアルなワンピースも活用しましょう。
だからといって「ワンピースであればどんなデザインのものでもいい」というわけではなく、やはり上品さやエレガントさは意識したいところ。
身体のラインにフィットするしなやかな素材や、光沢のある素材、美しいレースやチュールを取り入れたワンピースなどがおすすめです。
ジャケットやショールを合わせるなど、トータルコーディネートを意識して組み合わせるのもいいですよね。

例えば装飾の少ないすっきりとしたワンピースに、上品なアクセサリーを合わせればシンプルながら品を感じさせるスタイルを実現してくれるでしょう。
もちろんシルエットやデザインに技ありのワンピースを主役にしても◎

LAGUNAMOON ワンピース PREFERENCE ワンピース
アシンメトリーなソフトブラウンチュールが引き立つ、LAGUNAM00Nブランドらしいの黒のパンツドレス。 中央に流れる刺繍レースが優美な明るいネイビーのドレス。ややタイトめのスカートに、柔らかなシフォンを重ねたデザインは後ろ姿も綺麗に見せてくれる。

スタイリッシュな雰囲気で食事を楽しむパンツスタイル

かつては「女性の正装=スカート」と考えられてきていましたが、近年ではさらに自由な考え方が根付き、パンツスタイルも広がってきています。
格式を大切にする式典などではスカートのほうが無難な場合もありますが、レストランの食事では比較的カジュアルなシーンであればパンツでかっこよくまとめるのもいいでしょう。
特にビジネス関係の会食やイベントの場合には、スマートなイメージを引き立てるパンツスタイルがマッチします。
プライベートではスカート派という人も、ビジネスシーンではパンツスタイルに……というように、シチュエーションを変えて楽しむのもいいかもしれません。

LAGUNAMOON ドレス REPLETE ドレス
水玉チュールから透けるレースのレイヤードデザインが可憐なブラックのオールインワン。 黒のオールインワンにライトベージュのレース袖のついたパンツドレス。

レストランではアクセサリーにも気を配ろう

レストランの雰囲気を壊さないスタイルのためには、服装だけでなくアクセサリーにも注意を払う必要があります。

食事中、お料理を口に運ぼうとしたり、なにか取ろうとした時、ネックレスやブレスレットが食器やお料理についてしまうのは避けたいもの。
食器を傷つけてしまう可能性もあるため、アクセサリーは長さにゆとりのあるものではなく、身体にフィットするものを選んでください。
また、ファー素材が使われているアクセサリーも避けましょう。
毛が抜け落ちる可能性があるファーは、レストランでは不衛生に感じられてしまう可能性があります。

アクセサリーのデザインはやはりエレガントさを引き立てるためにも、華奢なものを選びましょう。
シルバーやゴールド、ピンクゴールドの線の細いデザインなら服装を問わずに活用できるでしょう。
コーディネートのアクセントにしたいなら、パールやビジューが使われているアクセサリーもおすすめです。

パールとビジューのツイストネックレス(ゴールド) ブラック×ネイビーのストーン付きパールイヤリング
大小のパールの間を、ビジューがねじるように囲むデザインのネックレス。 小ぶりなパールの集まった丸いフォルムと下に揺れるパールが、存在感がありながら可愛らしい雰囲気。

バッグは邪魔にならないサイズ感を意識して

レストランによっては、荷物置き場が用意されていないケースもあります。
大きな荷物を持っていると、不格好な上にレストランにも迷惑がかかってしまうため、バッグはできるだけ小ぶりなものを選んでください。
目安としては、食事中座席の背もたれと背中のあいだに置いておけるサイズ感のものをチョイスしてください。

また、バッグもアクセサリーと同様に、毛が抜け落ちて不衛生に感じられる可能性の高いファー素材は避けてください。
あわせてドレスコードを意識するときには麻、布、ナイロンといったカジュアルすぎる素材のバッグも適切とは言えません。
フォーマルなイメージの素材やデザインの、小ぶりなバッグをさりげなく合わせましょう。

ゴールドのフェイクレザークラッチバッグ レースのシルバークラッチバッグ
シンプルで華美になりすぎないので、こなれ感のあるドレスにさらっと合わせるのがおすすめ。 華やかなレースを、四角いフォルムとシルバーの金具で甘さを抑えた大人っぽい印象に。

レストランの服装に合うヘアスタイル

レストランでは、髪の毛はまとめるようにしてください。
お料理を食べるとき、長い髪はもちろんのことボブなどの長さの髪でも、顔にかかって食べにくくなる可能性があります。
そのたびに髪の毛を触ったり押さえたりする仕草は、あまり好印象とは言えないでしょう。
長い髪ならアップスタイルにするなど、工夫してスマートに食事ができるよう気を配りたいものです。

男性のレストランでの服装も覚えておこう

男性も、レストランで食事をするときにはフォーマルな服装を意識しましょう。
男性の場合は、ジャケットにシャツ、スラックスといったコーディネートが無難です。
スーツでも構いませんが、レストランやシーンによってはフォーマルすぎるイメージになってしまう可能性もあります。
式典やパーティーとは無関係な、あくまで食事をメインにしたシーンであれば、落ち着いたカラーのジャケットにスラックスをあわせれば間違いないでしょう。
足元には、革靴をあわせます。

遊び心を足したいときには、ジャケットやスラックスの丈で遊んだり、カラーや柄物の靴下をさりげなくのぞかせたりするのもいいですね。

レストランへ行く服装はレンタルサービスで揃えよう

このように、男性も女性も高級レストランや会食ではドレスコードを意識しなければいけません。
かと言って、「レストランへ行くならこのような服装なら間違いない」という「正解」もなく、TPOを踏まえて自分でスタイルを選ばなければいけないので悩まされてしまうでしょう。
デートや会食、パーティーなどのイベントがあるたびにそのシーンに合った服装やアクセサリー、バッグを揃えるのは大変です。
経済的に大きな負担になりやすく、それでいて「日常的に着用する機会がない」とタンスの肥しになってしまう可能性もあります。

そんな負担を避けるためには、ドレスやワンピースのレンタルサービスを活用しましょう。
レンタルサービスとは、インターネット上で好きなデザインのドレスやワンピースを選ぶだけでスムーズに手元に届くサービスのこと。
購入すると高額になりやすいパーティードレスやエレガントなワンピースも、レンタルならば費用負担を抑えられます。

「ワンピの魔法」では、レストランでの食事はもちろん、結婚式のお呼ばれや式典のようなフォーマルシーンでも活躍するドレスやセレモニースーツ、ワンピースを多数取り扱っています。
種類も豊富なため、レストランの雰囲気やタイプに合わせてぴったりな服装をチョイスできるでしょう。
アクセサリー、バッグ、ジャケットやボレロといったアイテムも揃っていますので、トータルコーディネートを叶えられます。
いくつもの店舗を行き来しながらイメージに合うアイテムを探さなくても、上品でエレガントなデザインのものだけが集められていますので、コーディネートも楽に決まりますよ。
コーディネートの組み合わせに自信がない方は、セット商品をレンタルしたり電話での相談サービスを利用したりするのもおすすめです。

まとめ:自分らしいレストランコーデを見つけよう!

レストランでの食事の際には、ドレスコードを意識した服装を選ぶことが大切です。
時間やシーンに注意しつつ上品さや華やかさを感じられるドレス、ワンピースに身を包みましょう。
アクセサリーやバッグ、ヘアスタイルなどもスマートな食事をさまたげる原因になりかねないため、適切なものを選んでください。

すべてのアイテムを購入するとなると費用がかさんでしまいますが、そんな時はレンタルサービスを賢く利用するのがおすすめです。
「ワンピの魔法」では、レストランでの食事にぴったりなスタイルを完成させるファッションや小物を豊富に取り扱っています。
豊富なデザインの中から、お好みのスタイルを探してみてくださいね。

レストランでは服装だけでなく、食事のマナーにも十分気を配ってレストランの雰囲気を壊さないよう注意しましょう。
素敵な時間を心から楽しんでくださいね!

監修者PROFILE

髙田公介(たかた こうすけ)

株式会社リダンダンシーの代表。 「ワンピの魔法」「リリアージュ』の運営者。 広島で不動産広告業のディレクターを経験した後、2016年11月に現在のレンタルドレス店で代表に就任。 一人でも多くの方々に、気持ちよく”お呼ばれの日”を過ごしていただくため、スタッフをまとめるだけでなく、webサイトの監修やドレスの徹底管理などさまざまな面で日々奔走。


著者PROFILE

ワンピマガジン編集部

「ワンピの魔法」は20代~60代の女性にご利用頂けるWEB上のレンタルドレス専門店。 上品でエレガントなドレスを中心に扱っており、フォーマルな場に適したドレスが多く、口コミなどでも顧客満足度が高いショップです。 すでに14万人以上が利用し、商品レビュー数も60,000件以上。 初めての方にも安心してレンタルしていただけるレンタルドレス専門店です。