結婚式にお呼ばれしたら、気になるのが式当日の服装。
ドレスや靴、バッグなどコーディネートを一通り揃えるのは、ドレスマナーもあるためとても迷いますよね。
今回はそんな結婚式お呼ばれドレスのマナーや年代別のおすすめドレス、ドレスレンタルのポイントをレンタルドレス専門店ワンピの魔法が徹底解説します。
- 結婚式お呼ばれドレスは「NGドレス」を押さえておけば安心
- 年代別、立場別の「おすすめドレス」を知ると迷いなく選べる
- 結婚式お呼ばれドレスはレンタルするとコスパも良くトレンド感もプラスできる
以上の3つのポイントを軸に、結婚式のお呼ばれドレスを一緒にチェックしていきましょう。
お呼ばれした結婚式を控えている方、ゲストとしての服装に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
結婚式お呼ばれドレスのマナーとは
結婚式のお呼ばれに着るドレスには、「使わないほうがよい色」「立場別の選び方」など細かなマナーがあります。
まずはドレスの服装マナーから見ていきましょう。
結婚式お呼ばれにNGのドレスとは
結婚式のお呼ばれに着るドレスには、いくつかNGコーデが存在します。
もちろんカジュアルな式場やドレスコードが指定されている式の場合はこの限りではありませんが、最低限のマナーを守ってドレス選びをすると、当日周囲に不快感を与えず新郎新婦をおしゃれにお祝いできます。
まずは結婚式お呼ばれに向かないドレスからチェックしていきましょう。
全身白のドレス、写真に写ると白く見えるドレス
花嫁と同じ色である白のドレスは、結婚式お呼ばれの服装としてはNG。
ドレスカラーに白やライトグレーなど、白っぽい色を使うのはもちろん、ボレロやストールなども真っ白を身にまとうのは避けた方が無難です。
結婚式や披露宴では写真撮影を行いますが、その際に白っぽく見える色は控えましょう。
全身黒のコーディネート
喪服を連想する真っ黒のドレスに黒いストッキング、持ち物もすべて黒といった全身黒のコーディネートは結婚式向きではありません。
黒のドレス自体はNGではありませんが、華やかなドレスが求められるため羽織ものや足元、バッグなどの小物で色味をプラスすることをおすすめします。
フェイクファーやアニマル柄のドレス
フェイクファーやアニマル柄のドレス、羽織ものなどのアイテムは殺生を連想させるため結婚式ではNGです。
露出が激しい、場にそぐわないドレス
格式高いドレスには背中が大きく開いたものや胸元がひらいたものもありますが、行き過ぎたミニスカートや派手すぎる色のドレスといった結婚式の場にそぐわない格好はNGです。
カジュアルすぎるドレス
式場の雰囲気に合う格好が求められるため、大人の場合は私服のような格好だと周囲から浮いてしまいます。
フォーマルなワンピースでも構いませんが、あまりにもカジュアルな格好は避けてドレスアップを心がけましょう。
結婚式お呼ばれにOKのドレスとは
次は、ドレスマナーを守った、OKな結婚式お呼ばれコーディネートをご紹介します。
ドレスには名称がいくつかあるため、迷わないようにチェックしておきましょう。
会場の雰囲気に合うドレス
まずは会場、式場の品格に合うドレスです。
ガーデンパーティや立食パーティなどカジュアルな結婚式も最近では増えていますが、その場合は格式高い格好ではなくてもOKです。
ただし、あまりにも着崩すのはNGなため同じ参列者に当日のドレスを確認するか、インスタグラムなどSNSの結婚式お呼ばれコーデを参考にするとよいでしょう。
季節感、時間帯に合うドレス
結婚式など式典に参列する場合のドレスにはいくつか種類があります。
- アフタヌーンドレス…正礼装、昼のパーティに着用するドレス
- イブニングドレス…正礼装、夜のパーティに着用するドレス
- セミアフタヌーンドレス…準礼装、夕方から夜のパーティに着用するドレス
- カクテルドレス…準礼装、夜のパーティに着用するドレス
これらはどれも「フォーマルドレス」に分類され、特に格式高い結婚式などで着用する場合が多いです。
時間帯が大まかに決まっているため、結婚式で着用する際は時間帯に合わせて選ぶのがベター。とはいえ、最近の結婚式では厳密にドレスを着分ける必要はなく、ある程度フォーマル感のあるドレスであれば着用できます。
また、季節感をプラスするのもポイントです。真冬に肩の開いたドレスのみだと寒々しい印象を与えてしまいますし、夏場の結婚式でアウターを着込むのも野暮ったい雰囲気になります。
立場に合うドレス
友人の結婚式と家族など近しい間柄の結婚式に参列するのでは、同じお呼ばれでもドレスに違いが出ます。
親族の結婚式は新郎新婦と近い関係であればあるほど、「ゲストをお呼びする主催側の立場」としての振る舞いが求められるでしょう。
この場合は、フォーマル感のある落ち着いたドレスがおすすめです。
のちほど立場別のドレス選びのポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式お呼ばれに「パンツドレス」はOK
よく耳にする結婚式お呼ばれドレスのお悩みに「パンツドレスはOK?」というものがあります。
パンツドレスの着用は基本的には問題ありません。
ただし、会場の雰囲気や列席者の顔ぶれなどは確認した方が安心です。
例えば親族の結婚式として「ゲストを迎える立場」であれば、パンツドレスはややカジュアルな印象を与えるかもしれません。
また、格式高い会場だとパンツドレス自体がNGの場合も。
友人間の気さくな結婚式や、おしゃれを楽しめる雰囲気の式場であればパンツドレスは着用できるため、会場の雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。
アシンメトリーなソフトブラウンチュールが引き立つ、LAGUNAM00Nブランドらしいの黒のパンツドレス。 | 袖とペプラムから覗くレースがフォーマル感漂うネイビーのセットアップ。 |
黒のオールインワンにライトベージュのレース袖のついたパンツドレス。 | 首元から流れるドレープが、後ろ姿を印象的に彩るベージュのセットアップパンツドレス。 |
- 【参考記事】
- 【結婚式】パンツドレスの年代別人気ドレス紹介と基本マナー
【20代】結婚式お呼ばれドレス
ドレスマナーを一通りおさらいしたら、年代別のおすすめドレスを見ていきましょう。
まずは20代の結婚式お呼ばれドレスです。
選び方のポイント
結婚式に参列することが多い20代。初めての結婚式お呼ばれを経験する方も多いでしょう。
結婚式お呼ばれドレスは華やかなデザインがおすすめ。光沢感やレース素材のドレスはほどよい大人感を演出してくれるため、若々しさを活かしながらトレンドの雰囲気もプラスできます。
20代におすすめの結婚式お呼ばれドレス
20代女性に人気があるのは、ピンクやグリーンなど明るめカラーのドレスです。
素材はオーガンジーやレースなど軽やかなものを選ぶと、かしこまりすぎずおしゃれ見えします。
カラードレスは慣れていない方にとってはハードルが高いかもしれませんが、少しくすんだダスティなものを選ぶとこなれた印象を楽しめます。
輝きのあるチュール素材にシルバー✕グリーンの糸で花柄刺繍を施したパフスリーブドレス。 | つや感の綺麗なサテンキャミワンピースと花の刺繍のあしらわれたトップスのセットドレス。 |
大きめの線画フラワーデザインの刺繍が華やかでエレガントな印象のベージュドレス。 | 前後2WAYで着られるアイボリーのブラウスに、上品な光沢感の美しいイエローのキャミソールドレスのセットアップ。 |
キラキラとしたスパンコールとアネモネの刺繍が全体にあしらわれた、愛らしさ溢れるサーモンピンクのドレス。 | 3重に重ねた総レースが奥行きのある可愛らしさを出してくれるグレーのドレス。 |
【30代】結婚式お呼ばれドレス
20代よりも上品さ、落ち着いた大人っぽさをプラスしたい30代の結婚式お呼ばれドレス。
選び方とおすすめのドレスをチェックしていきましょう。
選び方のポイント
30代の結婚式お呼ばれドレスは、大人っぽくありながら落ち着いた上品さをポイントに選ぶのがおすすめです。
品格のあるデザインやフォーマルめなドレスだと、年相応の美しさを身につけられます。
合わせるアクセサリーなどはシンプルなものでも十分見栄えするため、高級感のあるパールや小ぶりなものをドレスと合わせてみましょう。
30代におすすめの結婚式お呼ばれドレス
30代の女性にはベージュやブラウンなど落ち着いた色味のドレスが人気です。
大人っぽい色味のドレスは肌のトーンもぱっと明るく見せてくれるため、全体のくすみ感や暗くなりがちなドレスコーデに悩む方にもおすすめできるでしょう。
ドレスはレースや袖のシルエット、スカートのボリュームなどディテールにもこだわることで、個性的なおしゃれさを保ちながら結婚式にふさわしい着こなしが楽しめますよ。
繊細な花柄の総レースが上品で可愛らしいネイビーのドレス。 | レーストップスに巻きスカートを合わせたピンクベージュのドレス。 |
ラメ糸の混ざったクロシェレースと上品な光沢感があるサテンを合わせた、グレーがかったピンクベージュのドレス。 | パネルレースを全身にまとったコクーンシルエットのドレス。 |
シルバーラメの煌めくブラウンのチュールドレス。 | シルバーラメの煌めく黒のチュールドレス。 |
【40代】結婚式お呼ばれドレス
40代の大人女性向け結婚式お呼ばれドレス、選び方のポイントやおすすめのドレスを実際にチェックしていきましょう。
選び方のポイント
あまりにもかわいらしいドレスだと気後れしてしまう40代女性の結婚式お呼ばれドレス。
キュートに傾きすぎず、なおかつ年齢を感じさせないエイジレスなドレスを選ぶのがポイントです。
ドレスのデザインはスカートのボリュームが抑えめ、ロング丈のものなどシックなものがおすすめ。
ネイビーやブラック、チャコールなど暗めのトーンは着やすい上に見栄えがするため、ドレス選びに悩んでいる方は試してみてくださいね。
40代におすすめの結婚式お呼ばれドレス
40代女性にはやや暗めカラーのドレスが人気です。
ただし、結婚式という華やかな場なのでアクセサリーや羽織ものなど、小物の素材やカラーを明るいものにして全体のバランスを取りましょう。
ドレス丈はロングタイプのものが、袖はあってもボリュームがありオーガンジーなど軽い素材のものだと、重たい印象を避けて明るい結婚式お呼ばれコーデになります。
繊細で大人っぽい花模様のあしらわれたオーガンジーと、ラメ糸を織り込んだジャガードを組み合わせたネイビーのドレス。 | リーフ柄とヴィンテージ感のある生地を組み合わせたブラウンのジャガードのドレス。 |
大胆な刺繍レースを使用したブラウスとキャミワンピースがセットになったエレガントな印象のセットドレス。 | 艶感のあるサテン素材と花柄レースを組み合わせたパープルのドレス。 |
大柄なダマスク柄の刺繍が大胆に施された高級感のあるシルバーのドレス。 | 両サイド裾のプリーツが動くたびに揺れるグリーンのドレス。 |
【50代】結婚式お呼ばれドレス
友人としての立場から、親族や上司としてお呼ばれすることも多い50代。
立場ごとにドレスを選ぶ必要がある50代の結婚式お呼ばれドレスを見ていきましょう。
選び方のポイント
50代になると、結婚式へは友人としての参列から家族の結婚式、上司として参列することも多くなります。
立場によって選ぶドレスは変わりますが、年齢を考えたきちんと見えるフォーマルドレスがおすすめです。
また、ドレス以外にもセットアップやアンサンブルを着用することもあります。
会場や挙式の雰囲気に合わせて選ぶのがポイントです。
50代におすすめの結婚式お呼ばれドレス
50代女性の結婚式お呼ばれドレスは、丈が長めでスマートなシルエットのドレスがおすすめです。
フォーマル感を出す格好が似合うため、肌の露出は控えめにしてシックな色味を選ぶとよいでしょう。
また、きちんとして見えるジャケットとドレスのアンサンブルスタイルもおすすめです。
ストールや羽織りものでラグジュアリーな雰囲気を出すと、よりキレイめな印象に仕上がります。
ラメ糸の混ざったクロシェレースと上品な光沢感があるサテンを合わせた黒のドレス。 | 大人っぽい花の刺繍レースとチュールが切り替えられた黒のドレス。 |
存在感のあるラメクロシェレースを全体に使用した特別感のあるドレス。 | サイドレース切替が綺麗な縦のラインを演出してくれる上品なネイビーのドレス。 |
デコルテや袖のレースが軽やかなネイビーのドレス。 | 中央に流れる刺繍レースが優美なシルバーのドレス。 |
【立場別】おすすめ結婚式お呼ばれドレス
結婚式のお呼ばれには家族の結婚式や仕事関係での挙式、友人の結婚式などさまざまなシチュエーションがあります。
ドレス選びもどの立場でお呼ばれしたのかで少し異なってくるため、次は立場別におすすめの結婚式お呼ばれドレスを見てみましょう。
親族として結婚式に参列する場合
親族として結婚式に参列する場合は、お呼ばれであっても「ゲストをお迎えする立場」になります。
特に近い関係の母親や兄弟姉妹であれば、和装で参列することも多いです。
既婚の方は着物やアフタヌーンドレス、未婚の方ならワンピースや振袖がおすすめ。
ドレスデザインは肌の露出を控えたロング丈のもので、全体的にフォーマルな印象のあるものが適しています。
上品な光沢のあるオーガンジーのボレロとサテンのキャミワンピースのセットドレス。 | マットな光沢感のサテンドレスに、刺繍とスパンコールを散りばめたトップスを重ねたベージュのドレス。 |
マットな光沢感のサテンドレスに、刺繍とスパンコールを散りばめたボレロをレイヤードした黒のドレス。 | フリルのトップスとレースのスリットスリーブが女性らしいライトグレーのドレス。 |
同僚や部下、上司など仕事関係の結婚式に参列する場合
仕事に関連した職場の結婚式などにお呼ばれされた場合は、カジュアルな印象を押さえた「きちんと感のあるフォーマルドレス」や、「セミフォーマルのドレス」がおすすめです。
式場の雰囲気や格式にもよりますが、基本的にドレスマナーを守ったものであれば問題ありません。
参列者の雰囲気に合わせることが無難なため、色味は落ち着いたネイビーや深みのあるグリーンやボルドーなど、大人っぽい印象にまとめるとよいでしょう。
3重に重ねた総レースが奥行きのある可愛らしさを出してくれるブラウンのドレス。 | 大柄なダマスク柄の刺繍が大胆に施された高級感のあるシルバーのドレス。 |
軽やかな総レースのフィット&フレアドレス。 | 前後2WAYで着られるアイボリーのブラウスに、上品な光沢感の美しいイエローのキャミソールドレスのセットアップ。 |
友人の結婚式に参列する場合
友人の結婚式に参列する場合は、特に気にするマナーはありません。
服装マナーでご紹介したNGドレスを避け、結婚式という場面にふさわしいおしゃれを楽しみましょう。
もし花嫁花婿からお色直しのカラードレスの色を聞いている場合は、その色を避けたカラードレスがおすすめです。
あまり難しく考える必要はないため、会場の雰囲気に合う華やかな結婚式のお呼ばれドレスを選ぶとよいでしょう。
レーストップスに巻きスカートを合わせたピンクベージュのドレス。 | 上品な光沢のあるオーガンジーのボレロとサテンのキャミワンピースのセットドレス。 |
シルバーラメの煌めくブラウンのチュールドレス。 | 立体的で存在感のあるフリルケープが目を惹くグレーのドレス。 |
二次会のみ参列する場合
結婚式二次会は挙式や披露宴と異なり、もっとカジュアルな場です。
式のあとすぐに開催される場合は、参列者はほとんど結婚式のお呼ばれドレスを着用したまま参加します。
二次会のみで参列する場合は、特別なドレスコードがない限りカジュアル、フェミニンなドレス、またはパンツドレスでもOK。
ただしあまりにも砕けた格好や普段着と変わらない服装は参列者の中で浮いてしまうため、ある程度のドレスアップは心掛けましょう。
黒のオールインワンにライトベージュのレース袖のついたパンツドレス。 | 首元から寄せられたたっぷりのドレープがAラインに広がるブルーグレーのドレス。 |
立体感のあるオフホワイトの生地に黒のサテンのスカートが組み合わさったドレス。 | 繊細なチュールにゴールドの糸が織り込まれたベージュのドレス。 |
【マタニティドレス】おすすめの結婚式お呼ばれドレス
結婚式にお呼ばれするタイミングの中で、妊娠中や授乳中はドレス選びを迷いがちです。
身体が大きく変化する時期であり、産後は赤ちゃんと参加することも多いため身軽な格好が求められます。
次は、マタニティドレスと授乳中のドレスについてチェックしていきましょう。
選び方のポイント
マタニティドレスはできるだけ身体に負担をかけず、最適に過ごせるドレス選びが大切。
短い期間でも体型が変わる時期のため、ドレスを購入するならマタニティ適応のものか、レンタルがおすすめです。
マタニティドレスには授乳できるデザインもあるため、時期に合わせて選ぶと安心です。
通常の結婚式お呼ばれコーデではある程度高さのあるヒールパンプスをはくのが一般的ですが、マタニティ期ではローヒールやノーヒールで構いません。
安定感のある足元と身体を締め付けないドレスを選ぶようにしましょう。
マタニティ・授乳期におすすめの結婚式お呼ばれドレス
身体の変化を隠したいという方は、スマート見えする黒やネイビーなど引き締めカラーを選ぶのがおすすめ。
また、くすみピンクなど肌なじみのするカラードレスは、マタニティ・授乳期を過ぎても着回しできます。
締め付け感のあるペンシルスカートやノースリーブは避け、身体のラインをふんわりカバーしてくれるドレスだと気兼ねなく結婚式お呼ばれのおしゃれを楽しめるでしょう。
繊細な花柄の総レースが上品で可愛らしいネイビーのドレス。 | 光の当たり方によって見え方が変わるシャンブレー生地を使用した、上品な光沢感のあるドレス。 |
繊細な花柄の総レースが可憐なライトグレーのドレス。 | さりげない光沢感が特徴の楊柳ニットのベージュのドレス。 |
結婚式お呼ばれおすすめの黒ドレス
結婚式お呼ばれドレスの中で、意外にも人気が高いのが「黒ドレス」です。
年齢や場面を選ばず着こなせる黒ドレスは、普段ドレスアップしない方にとっても取り入れやすい色ですよね。
しかし、「結婚式は黒ドレスNG」といわれることも多いです。
ここからは迷うポイントである結婚式お呼ばれの黒ドレスについて解説します。
結婚式お呼ばれに黒ドレスはOK?
結婚式お呼ばれに黒ドレスは「基本的にはOK」が答えになります。
黒のドレスを着てはならないというドレスマナーはなく、最近では「何色にも染まらない」という思想から、花嫁のブラックウェディングドレスが注目されているほどです。
ただ、注意しておきたいのが黒ドレスを選んだときの着こなしです。
黒ドレスを着用するなら、足元やボレロなどの羽織ものは黒を避け、重たくなりがちな黒ドレスをカバーする華やかなアイテムを選びましょう。
全体で黒を占める割合が多すぎなければ、黒ドレスは結婚式のお呼ばれには最適です。
結婚式お呼ばれ黒ドレスの選び方
黒ドレスは暗く見えてしまうため、素材はレースやオーガンジーなど軽やかなものを選ぶと良好バランスに。
サテンなど光沢のある生地も、黒ドレスではしっかり見栄えします。
合わせるアイテムは黒や濃いグレーなど暗めカラーを避けて、明るいものを選びましょう。黒ドレスはシンプルな印象がある分、アクセサリーは普段よりも華やかなものがおすすめです。
シルバーラメが映える黒のチュールドレス。大人なチュールドレスが着たい20代〜30代後半の方に◎。 | 繊細で大人っぽい花模様のあしらわれたオーガンジーと、ラメ糸を織り込んだジャガードを組み合わせた黒のドレス。 |
繊細で大人っぽい花模様のあしらわれたオーガンジーと、ラメ糸を織り込んだジャガードを組み合わせたネイビーのドレス。 | つや感の綺麗なサテンキャミワンピースと花の刺繍のあしらわれたトップスのセットドレス。 |
結婚式お呼ばれドレスは「レンタル」でもOK?
結婚式お呼ばれドレスは、購入すると着る機会が少ない割りに高額とコストパフォーマンスが気になることも多いです。
レンタルで用意する方も多いのですが、「結婚式のドレスをレンタルするのはいいのかな?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
結婚式お呼ばれドレスのレンタル事情について、レンタルドレスを行う当サイトの目線で詳しく解説します。
ドレスレンタルのメリット、デメリット
結婚式お呼ばれドレスをレンタルするのは、結論からいうと「OK」です。
多くの方がレンタルを利用していますし、ドレスレンタルにはメリットがたくさんあります。
しかし、デメリットもいくつかあるので、総合的に「自分には合っているかどうか」を考えておきましょう。
ドレスレンタルのメリット
- 価格を気にせずドレスを選べる
- 着る機会が少ないため最小限のコストでレンタルできた
- ドレスレンタルで浮いたお金でヘアメイクにもお金をかけられる
- クリーニングや手入れが不要
さまざまなメリットがありますが、「着るときだけレンタルできる」というのはレンタルドレスの最大のメリット。
ドレスは決して安い値段ではないため、着る機会が少ないという方はレンタルドレスに向いています。
また、予算を決めておくと購入する際に選べないアイテムも出てきますよね。レンタルドレスなら価格が控えめのため、値段に関係なくドレスを選べます。
ドレスレンタルのデメリット
- 何度も着る場合はレンタル料金が高くなる
- 人気のドレスがレンタルできないことも
- レンタルアイテムのため、着用中はかなり気を遣う
レンタルドレスはクリーニングなどが必要ない場合がほとんどですが、クリーニングでも落とせない広範囲の汚れがあったり、大きく損傷したときには支払いが発生することもあります。
また、デメリットとしては予約が埋まっているとレンタルできないため、人気のサイトやドレスはあらかじめ早めの準備が大切です。
結婚式お呼ばれドレスをレンタルするときのポイント
結婚式お呼ばれドレスのレンタルをしたいけれど、「レンタルしたことがそもそもない」という方もいます。
そこで、レンタルドレス専門店の目線でレンタルするときに気を付けておきたいことをご紹介します。
レンタルは「早め」に計画する
レンタルドレスのデメリットでもご紹介しましたが、必ずしもレンタルが可能というわけではありません。
特に人気のドレスは週末に予約が集中したり、5月などの結婚式繁忙期でも予約がすぐ埋まってしまうことも多いです。
そのため、レンタルを考えたら早めに計画しておきましょう。
レンタルドレスは前日から受け取れる場合もあるため、事前に手元に送ってもらい全体のコーディネートを活用すると安心です。
レンタルドレスワンピの魔法では、予約可能な日程をドレスごとにカレンダーで表示しています。
予約できなかった場合は色違いのドレスや予約可能なドレスのみを表示するシステムも充実しているため、レンタルしやすいのがポイントです。
レビューや相談を活用する
レンタルドレスのサイトには、ドレスの着用感などが実際に利用したユーザーからレビューとして表示されていることがあります。
このレビューはリアルな口コミなので、参考にするとよいでしょう。
例えばサイズ感はドレスのブランドによって若干違いがあります。
結婚式お呼ばれは「失敗できないコーデ」が求められるため、口コミを活用してドレス選びをすると安心です。
レンタルドレスワンピの魔法でも、商品紹介とおすすめコーデをスタッフの視点で解説しています。
また、電話とメールでドレスの選び方からコーディネートまでを徹底サポート。着用動画を用意しているドレスもあるため、ぜひチェックしてみましょう。
返却方法も事前にチェック
レンタル方法も大切ですが、気を付けておきたいのは返却方法。
レンタルドレスはほとんどが「クリーニング不要」ですが、どの程度キレイにして返却するのかはサイトや店舗によって基準はさまざまです。
結婚式の前後が忙しい方は、簡単に返却できるレンタルドレス店を利用するのがおすすめ。
返却用のキットやレンタル期間に余裕があるところだと利用しやすいため、事前に確認しておきましょう。
結婚式お呼ばれのコーディネートマナーとは
結婚式お呼ばれのドレスマナーの他にも、ヘアスタイルやドレスと合わせる小物など、全体コーディネートにもいくつかおすすめがあります。
ドレスマナーだけだと不安を覚える方向けに、コーディネートマナーもチェックしていきましょう。
【結婚式お呼ばれ】アクセサリーのマナー
アクセサリーはしていく方がいい?と悩む声も多いですが、ネックレスやピアス、イヤリングなどはあった方が華やかに見えるためおすすめです。
定番のアクセサリーは白のパール。
このとき、黒のパールやチェーンなどを使うのは避けておきましょう。
また、腕時計や揺れるピアス、ロングピアスなどはNGです。
カジュアルな雰囲気が強いアクセサリーではなく、上品な印象を目指すとドレスと相性よく使えます。
大粒パールをベビーパールとクリスタルビーズで包んだデザインのイヤリング。 | ビーズとパールが施されたリーフモチーフのシルバーカラーのネジ式イヤリング。 |
大小異なるサイズの淡水パールを組み合わせたネックレス。 | 華奢ながらも存在感のある両づり2連ネックレス。 |
【結婚式お呼ばれ】羽織りもののマナー
肌の露出を抑えるために、羽織りものをするのはOK。
特にノースリーブのドレスは肩をカバーするために羽織ものは必須です。
羽織もので気を付けたいのは季節感と時間帯。
例え真夏の結婚式だとしても、昼間の式では肌の露出は控えめに、ボレロやストールなどを活用しましょう。
羽織りものはカジュアルな結婚式や着用するドレス次第では不要な場合がありますが、かさばりそうな場合はストールを1枚用意するのがおすすめ。
冬場ではクロークなどを利用して、コートでカバーできるようなら羽織ものは必要ありません。
シンプルでコーディネートに馴染むカシミアタッチのアイボリーストール。 | 生地にシルバーのラメの入ったオーガンジーのブラウンのストール。 |
ラメ入りのチュール地にシフォン生地の重なった黒のストール。 | ジャケットライクなベージュのショートボレロ。 |
【結婚式お呼ばれ】バッグやシューズなど小物のマナー
結婚式お呼ばれドレスに合わせるバッグは、小ぶりでシンプルなデザインのクラッチバッグやハンドバッグがおすすめです。
毛足の長いファー生地のバッグや、アニマル柄のものは殺生を連想させるため結婚式の場では使いません。
足元はベージュのストッキングが基本であり、シューズはヒール5cm以上のパンプスが良く選ばれています。
先ほどもご紹介したように、妊娠中や授乳中といった事情がない場合はある程度のヒールがあるシューズを選ぶとよいでしょう。
また、黒ストッキング、オープントゥタイプのパンプスはNGです。
カジュアルに傾きすぎないように、足元もしっかりとコーディネートしましょう。
ラインストーンとビジューのついたシルバーの小ぶりなクラッチバッグ。 | 微粒子のラメをちりばめた、上品な印象のがま口の黒のバッグ。 |
前面に小花の刺繍が施されたベージュのサブバッグ。 | ツヤ感の綺麗なオフホワイトのサテン生地にフラワーのビーズ刺繍のあしらわれたポシェット型のバッグ。 |
【結婚式お呼ばれ】ヘアスタイルのマナー
ヘアスタイルはショートヘアの場合は無理にアップスタイルしなくてもよいですが、基本的にアップもしくはハーフアップでまとめます。
お食事をする場合は、特にサイドの髪の毛は邪魔にならないようまとめておくと清潔感が出るでしょう。
ヘアをまとめる際に、コサージュやバレッタを使用するのもOKです。
ただし、あまり派手すぎないデザインのものを使い、生花は花嫁と被るためNG。
最近では小ぶりなヘアアクセサリーをちりばめたシンプルなまとめ髪が人気なので、SNSなどで人気ヘアスタイルをチェックするのもおすすめです。
アシンメトリーに散りばめられたパールがこなれ感のあるヘッドドレス。 | たくさんの白い花が散りばめられた可愛らしい印象のヘッドドレス。 |
淡水パールにクリアビーズ、ゴールドのリーフモチーフのついたバレッタ。 | キャメル色のリボンの中央に様々な形や色のビジューが散りばめられた上品なバレッタ。 |
【まとめ】結婚式お呼ばれドレスはマナーを守って楽しくおしゃれに
結婚式お呼ばれにおすすめのドレスからドレスマナー、立場別、年代別のドレス選びの方法をご紹介しました。
さまざまなドレスがありますが、何よりも大切なのは新郎新婦をお祝いする気持ちです。
ドレスマナーは必ずしも当てはまらない場合もありますし、式によってはカジュアルで服装にも選ぶ幅が広いこともあります。
最低限のマナーは守って、楽しく華やかな格好で大切な晴れの日をお祝いしましょう。