結婚式のお呼ばれと言えば、おしゃれで上品なドレスに身を包むのが一般的ですよね。
冬の結婚式の場合には、ドレス選びの際に季節感を意識するとともに寒さ対策も十分行いましょう。
この記事では、結婚式におけるマナーや冬の結婚式を快適に過ごすコツをご紹介します。
- 12月、1月、2月の結婚式では、素材感やカラーにあたたかさを感じさせるお呼ばれドレスを選ぶ!
- アウターやインナー、ストール類も用意して万全の寒さ対策を!
- ただしタイツやファー素材のものはマナー違反になるので注意!
- 冬にしか使えないアイテムはレンタルで用意すれば損しない!
本文では、これらのポイントについてさらに詳しく解説していきます。
目次
冬の結婚式におすすめのお呼ばれドレスを紹介!
それではさっそく、12月から2月の冬シーズンにおすすめしたい結婚式のお呼ばれドレスをご紹介していきます。
季節感を意識したお呼ばれドレスで、TPOに合ったおしゃれを楽しみましょう。
温かみのある素材で季節感を引き立てるお呼ばれドレス
冬の結婚式お呼ばれでは、生地のしっかりした温かみのあるドレスを意識して選びましょう。
ベロア生地など温かさを感じさせてくれる質感は、冬ならではのおしゃれを楽しめますよ。
もちろんサテンやレース、オーガンジーといった結婚式らしい素材を使ったドレスも◎。
上品でエレガントな印象にしてくれる定番素材のため、季節にかかわらず活躍してくれます。
ただし、過度に透け感がある涼しげなデザインは、あまり冬向きのドレスとは言い難いでしょう。
また、いくら「冬らしいから」と言ってもカジュアルな印象になるニット素材は避けてください。
カジュアルな素材は、結婚式というシーンには不適切と考えられてしまいますので注意しましょう。
存在感のあるラメクロシェレースを全体に使用した特別感のあるドレス。 | 襟ぐりのメロウ加工とすっきりとしたフレアスカートが甘すぎず、キラキラしているが派手すぎずに、上品な華やかさがある。 |
スッキリした細身デザインとハイウエスト切り替えでメリハリのある女性らしいシルエットに。 | トレンドのシアー感のあるデザインで、バックスタイルのリボンがポイントになり360℃どこから見ても可愛らしい。 |
首元から流れるドレープが、後ろ姿を印象的に彩るベージュのセットアップパンツドレス。 | 首元のレースの可愛らしさも、シックな色味と小花のナチュラル感で甘さを抑えた雰囲気に。 |
冬ならではの色味のカラードレス
淡い寒色のドレスなどはすっきりと爽やかな印象を引き立ててくれますが、冬の結婚式で着用すると寒々しいイメージになりすぎてしまいます。
そこでおすすめなのが暖色のカラードレスです。
冬だからこそ、ボルドーやブラウン、マスタードなどあたたかみを感じさせてくれるカラーのドレスを選べば、冬ならではの好印象なスタイルを実現できるでしょう。
もちろん「冬の結婚式に寒色のカラードレスはNG」と言うことではありません。
ネイビーなどの深い色であれば、寒色を取り入れても冬らしいコーデが実現できますよ。
一見シンプルなデザインながら、胸元のスタンドネックやふんわりと折り返した袖口、後ろ下がりのフィッシュ&テールのデザインなど細部にこだわりが感じられる。 |
ハイウエスト切り替えの緩やかなマーメイドシルエットのスカートは、女性らしさとスタイルアップ効果を叶えてくれる。 |
胸元や裾、袖口のフリルが程よく甘いグリーンのドレス。 | 膨れ加工を施したジャガードドレスに、花柄オーガンジートップスを重ねたデザインのサックスのドレス。 |
センターに施されたピンタックが立体感を生み出し、シンプルながらも印象的で細見え効果も抜群。 | 柔らかなシフォン生地にはほんのりとラメが混じっていて、重くなりすぎず上品な華やかさがある。 |
デザインも冬仕様の袖ありがおすすめ
寒い季節の結婚式お呼ばれには、肌の露出を抑えた冬仕様のドレスを選ぶのがポイント。おすすめなのは袖付きのドレスです。半袖よりも、肘下まである七分袖や長袖なら、羽織ものなしでも着られます。着崩れる心配もないので、マナーの面でも安心ですね。繊細なレースやフレアスリーブなど、袖のデザインにこだわって選ぶのも良いでしょう。
また、ハイネックやパンツドレスも寒さ対策として優秀なアイテムです。コーディネート全体が重い印象にならないよう、アクセサリーなどの小物でポイントを作るようにしましょう。
季節に合わせたドレスを選べるのはレンタルならではなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大人っぽい花の刺繍があしらわれたレースとチュールが縦に切り替えられた淡いオレンジのドレス。計算されたデザインで細見えする美シルエットな一着。 |
明るいピンクのチュールにオレンジとグリーンの花の刺繍が他にはないロングドレス。どこから見ても綺麗なシルエットが魅力的な1着。 |
ふわっと広がる花びらの刺繍とスパンコールがドレス全体にあしらわれたネイビーのドレス。レース素材を使用したフレアスリーブは、手元まで美しく演出してくれる。 | レース・チュール・オーガンジー生地をレイヤードしたブルーグレーのドレス。重なり合う生地は動くたびに奥行きのある印象的な雰囲気に。 |
フラワージャガードドレスにシアーなベルスリーブトップスを合わせた黒のドレス。僅かにコクーンシルエットをプラスしたⅠラインドレスは、体のラインをすっきりと見せてくれる。 | 花柄レースのオールインワンに、シアーオーガンジーの羽織を重ねたレイヤードタイプのパンツドレス。ラメの織り込まれたオールインワンがオーガンジーを通して上品な光を放ち、華やか。 |
冬でもおしゃれを楽しめる結婚式向きアクセサリー
結婚式では、お呼ばれドレスだけでなくアクセサリーもこだわることで印象的なドレススタイルが完成します。
結婚式で身につけるアクセサリーは、日常コーデで使用するカジュアルなものと違い、小ぶりでさりげない輝きを添えてくれるものを選びましょう。
また寒さ対策をする上では、冷えを感じやすい首元が暖かくなるよう首周りのつまった衣装を用意することもあるかもしれません。
その場合ネックレス類は目立ちにくくなってしまいますが、その分ピアスやヘアアクセサリーで華やかに飾ってドレスコーデを完成させましょう。
柔らかな質感のオーガンジーとメッシュ地のラメ入りの花びらが組み合わさった、上品で女性らしい雰囲気のコサージュ。 | ビジューが集まった丸いフォルムが可愛らしく、下に揺れるしずく型のビジューパがアクセントとなっている。 |
お花のモチーフにはビジューがあしらわれており、チェーン部分も細いので華奢で女性らしく見せてくれるアイテム。 | ビジューモチーフのポイントになったゴールドのコームに、端にビジューやパールのついたワイヤーがあしらわれた華やかなヘアアクセ。 |
お呼ばれドレスに合わせたい冬用アウターも用意して
結婚式では、露出防止のためお呼ばれドレスにアウターや羽織ものを合わせるのが一般的ですよね。
寒さ対策にもつながることから、もちろん冬にも用意しておきたいアイテムと言えるでしょう。
アウターは入り口でクロークに預けることになるため「どんなデザインでもいいのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、やはりお呼ばれドレスに合わせるものですから「上品さ」や「落ち着いたデザイン」を意識しましょう。
上品なネイビーのウールコート。フォーマルな場にぴったりなデザイン。 | キャメルカラーのウールのコートは結婚式にもおすすめできるアウター。 |
撥水加工されているので雨の日でもコートの中身が濡れることなく、コートも汚れにくい。 | エストに入ったタックが、ウエストラインをきゅっと引きしめた立体的なシルエットを作り、コートの上からもドレッシーな雰囲気が完成する。 |
- 【参考記事】
- 冬の結婚式にコートはNG?女性用防寒アイテムの選び方
ドレスだけじゃ寒い?冬の結婚式に欠かせない寒さ対策
長袖のパーティードレスなどを選ぶことで多少は防寒できるといえど、お呼ばれドレスは全体的に繊細な作りで、寒さを感じやすいでしょう。
体調を崩さないためにも、結婚式の前にあらかじめ寒さ対策をしておきましょう。
ドレスの下にあったかインナーは必須
お呼ばれドレスに着替えるときは、防寒につながるインナーを着用しておくと、着膨れすることもなく暖かい状態をキープしやすくなるでしょう。
トップスタイプのヒートテックインナーのほか、丈の長いドレスを着用するならレッグウォーマーを履くのもいいかもしれません。
ただし「裾からインナーがちらっと見えてしまう」「胸元や袖からはみ出してしまう」という状態では印象が悪いので、きちんと隠せるインナーを着用しましょう。
室内でも体温調節ができるストールやジャケットを準備して
羽織ものの項目でもご紹介したように、お呼ばれドレスに合わせるストールやジャケットは結婚式マナーとしても外せないアイテムです。
そして、ストールやジャケットは寒さ対策にもつながります。
室内でも冷えを感じてしまうとき、羽織ものがとても便利です。
また反対に、室内は暖房が効いていて外とは対照に暑く感じてしまうこともあるでしょう。
そのときも、羽織ものなら着脱可能です。
体温調節がしやすいので、ぜひ持っていきたい便利アイテムと言えるでしょう。
襟の片側にシフォンを施したアシンメトリーのデザインは、シンプルな中にもワンポイントの個性が光る。 | ショールカラーが大人可愛く、シンプルなデザインはどのようなドレスにも似合いやすい。 |
丈が短めのシルバーのカーディガンはどんなドレスにも合わせやすい。 | 黒の七分袖ボレロは冬のコーデにマストなアイテム。 |
かさばらない寒さ対策グッズを持っておくと安心
かさばらないものなら、クロークに預けられるのであったかアイテムを持ち込むのもいいでしょう。
マフラーやネックウォーマー、手袋・グローブなどを活用しましょう。
こちらもコート類と同様に式場の中まで持ち込まないものなので気にしすぎる必要はないものの、あまりにカジュアルすぎたり派手すぎたりするデザインは避けた方が無難です。
ウールやカシミヤなど、高級感を引き立ててくれる素材を使用したアイテムを合わせましょう。
また、かさばらず人目につかないアイテムとして貼るカイロもおすすめです。
充電式カイロなども、移動中などちょっとしたタイミングで役立ちますよ。
冬の結婚式で意識したいお呼ばれマナー
結婚式というフォーマルなシーンでは、マナー面での気遣いも必要不可欠です。
冬ならではの注意したいポイントもありますので、よく覚えておきましょう。
- 【参考記事】
- 冬の結婚式お呼ばれドレスのコーディネート
寒さ対策のタイツはOK?
足元の寒さ対策として、日常的なカジュアルコーデでは黒タイツやブーツを取り入れることもあるでしょう。
しかし結婚式では、タイツやブーツはカジュアルすぎることからマナー違反のアイテムとなります。
さらに黒ストッキング、カラータイツ、柄物、網タイツも結婚式には不向きです。
ストッキングは肌馴染みのいいカラーを選び、肌が透ける程度の厚すぎないものを選んでください。
冬に半袖やノースリーブのドレスはマナー違反?
お呼ばれドレスでは、半袖やノースリーブのデザインが多いものです。
半袖やノースリーブのドレスは「冬らしくない」と言えますが、だからといって冬に着ることがマナー違反にはなりません。
ただし、マナー違反にならないからといって露出の激しい服装を選ぶのはNGです。
季節に関係なく、結婚式では露出が過度になりすぎないよう注意しましょう。
ファー付きのアイテムはマナー違反?
ファーは冬らしい雰囲気を引き立ててくれる定番アイテムですよね。
しかし、殺生を連想させてしまうことからおめでたい場には向かず、ファーのついたデザインのアイテムや小物は結婚式には適切でないとされています。
同じ理由で、毛皮やアニマル柄のアイテムも結婚式には向きません。
また、ファーの場合には殺生にかかわる理由のほかに「抜けた毛がつくから」という理由により格式の高い会場やよりフォーマルなシーンでは避けた方がいいとされることもあります。
特に結婚式のように食事をするシーンでは、料理にファーの毛が入ってしまう可能性を考慮して、避けた方が無難でしょう。
季節に合ったお呼ばれコーデを安く実現する方法
冬の結婚式にぴったりのドレスを用意したいと考えていても、お呼ばれするたびに季節ごとのドレスを購入するのは難しいですよね。
「予算面で厳しい」「一度着ただけでタンスの肥やしになってしまうのが嫌」という時には、レンタルサービスを活用してみませんか?
レンタルならいつでも最適なコーデを叶えられる!
「ワンピの魔法」は、結婚式のお呼ばれにぴったりなドレス、バッグ、アクセサリーなど、定番のアイテムをレンタルできるサービスです。
さらにコートや羽織ものなど、冬にうれしいアイテムも豊富に取り扱っています。
レンタルしたドレスは、使用後そのまま返却するだけという手軽さなので、自宅で保管する手間もありません。
最旬デザインのトレンドドレスが揃っているので、お呼ばれが続く時期にも毎回違う素敵なドレスで参列できるのがうれしいですよね。
もちろん冬の結婚式にぴったりなアイテムもありますので、「夏の結婚式用のドレスは持っているけれど、冬の結婚式ではレンタルドレスを着よう」というような使い方もできます。
レンタルドレスを活用し、季節や状況に合わせて自由におしゃれを楽しんでくださいね。
冬の結婚式では寒さ対策をしながらマナーにも気を遣ったドレスを用意しよう
どうしても寒さが気になりやすい冬の結婚式では、ふさわしいお呼ばれドレスを選ぶとともに、防寒対策を十分に行いましょう。
- 冬の結婚式でのお呼ばれドレスは「あたたかみを感じる素材感とカラー」を意識する
- 反対に涼しげなカラーや素材感のお呼ばれドレスは季節感がないのでおすすめできない
- 体温調節に必要なアウターや羽織ものも、ドレスと同様に上品で落ち着いたイメージのデザインを選ぶ
- そのほかにあたたかいインナーやカイロなども用意しておくと安心
- 冬らしいアイテムだからと言って、カジュアルな印象のタイツや殺生をイメージさせるファー素材のものはマナー違反となるので選ばない
- 「ワンピの魔法」でレンタルすれば予算に合わせた冬の結婚式ドレスが手軽に用意できる
せっかくの結婚式ですから「寒かったという記憶しかない……」なんてことにならないよう、上記のポイントを意識して準備を進めてみてください。
「こんなアイテムないかな?」「この格好で大丈夫かな?」といったご相談は、ぜひワンピの魔法へお聞かせくださいね。