結婚式の二次会は挙式や披露宴と異なり、親族の方々がいらっしゃることも少なく、友人や会社の人たちで楽しくわいわいというスタイルがほとんどです。ゲームや余興があり本当にパーティ感覚で楽しめます。
ただし、あくまでもお祝いの席。招待して頂き2人を祝福するために出席した以上、新郎・新婦の友人として恥ずかしくないよう常識を踏まえた服装で行きたいですよね。
結婚式の二次会も結婚式と同様、いえ、結婚式より会場やパーティの規模、料理や時間など選択肢がたくさんあり、新郎・新婦の個性が出ます。つまり、出席する側にもその場に合わせた臨機応変な対応やマナーが必要となってくるのです。
それではまずマナーを確認する前に、お呼ばれした結婚式の二次会の規模や雰囲気を「招待状」から把握しましょう。チェックポイントは3つです!
今すぐ招待状をチェック!
同じ日、つまり挙式・披露宴の後に続けて二次会が行われる場合は、挙式・披露宴からの出席者も多数いらっしゃるので、その中で浮かないような服装を心がけましょう。
※元より挙式・披露宴から出席する方は、二次会で服装を変えるということは最近ほとんどありませんので、そのまま出席することを考え、結婚式の服装マナーはこちら>をご覧ください。
会場は結婚式場でそのまま行われるかしこまったフォーマルなもの(会場例:椿山荘・目黒雅叙園など)と、カフェやレストランを貸し切って行われるセミフォーマルなもの(会場例:トラベルカフェ・casita・ベニーレベニーレなど)、居酒屋やカラオケのパーティスペースで行われるカジュアルなもの(会場例:パセラ・BAGUSなど)の主に3種類に分けられます。会場ごとに服装マナーが異なりますので要注意です!
会場の規模や雰囲気がよく分からない場合は会費でなんとなく雰囲気を読み取りましょう。
二次会 会場の雰囲気別にマナーをチェックしていく前に、どんな会場でもNGなマナーを5つだけ把握しておきましょう。
結婚式同様、花嫁は白いドレスを着ることが多いので、かぶってしまう白は避けましょう。花嫁を引き立たせるカラードレスで出席を。
二次会はややカジュアルになるので露出度を一気にあげてくる方もいらっしゃいますが、あくまで神聖なお祝いの席ですので、露出度は控えめに、上品な服装で出席しましょう。
通常、二次会の招待状には「平服でお越し下さい」と書いてあり、普段着と勘違いしてしまう方もいらっしゃいますが、「平服」とは「礼服(正礼装)でなくてよい」という程度の意味であり、「改まった場に出席して恥ずかしくない服」と考えるのが一般的です。デニム素材はかなりカジュアルととらえられますので避けてください。
こちらもポイント2同様露出が高いと見なされるのと、基本的に結婚式ではオープントゥは縁起が良くないものとしNGとされています。つま先まであるパンプス、ご妊娠中などでなければ少しヒールが高めのものを選びましょう。また、素足も避け、ストッキングや薄手のタイツを必ず着用しましょう。
最近ではデザインの可愛いアクセサリーが多く、ブラックパールを使用したものもたくさんありますが、どんなに可愛くても、ワンポイントであっても、お葬式を連想させるブラックパールは縁起が悪いのでやめましょう。ホワイトパールやカラーパールはOKです。
招待状で会場の雰囲気を確認し、5つのNGマナーを把握した方は、さっそく自分がお呼ばれした二次会 会場の雰囲気別にマナーを確認してください。
挙式・披露宴と同じ日に同じ式場内で行われる場合や、会費が¥8,000~¥10,000くらいの会場は、挙式・披露宴から流れてくる出席者が多いので、フォーマルな服装で出席しましょう。
露出の少ないパーティドレスが間違いありません。まさしくそのまま結婚式にも出席できるような服装で出席しましょう。
夜の式では肩出しなど軽い露出もOKですが、式場は空調がきいていたりするのと、周りとの露出度の差を考え羽織物を念の為持参した方が良いです。
また、カラーは花嫁とかぶってしまう「白」以外でしたら基本的にはOKですが、黒やネイビーが圧倒的に多いので、ピンクやイエローなど明るい色で花を添えると他の参列者とかぶりませんし、新婦には喜ばれます。
カジュアル過ぎるワンピースは避けましょう。ドレッシーなサテン生地のものなどはOKですが、綿素材や柄物などはカジュアル過ぎて少し浮いてしまいます。もしそういったワンピースで出席する場合は、合わせるバッグや靴、羽織物、アクセサリーを最大限高級感のあるものにしバランスを取りましょう。
すでに服装がお決まりの方は、結婚式二次会にこんな服装はあり?>をご覧ください。
レストランやカフェバーなどを貸し切った会場では、少し雰囲気が変わり、会費も¥5,000~¥7,000くらいになります。フォーマルな会場よりはややカジュアル目でもOKですが、あくまでキレイ目を意識しましょう。
フォーマルなパーティドレスでもOKです。かしこまり過ぎかな?と不安な場合は、カーディガンや普段使いのジャケットを羽織り、ややカジュアルダウンするとセミフォーマルになります。一番のおすすめはキレイ目ワンピース!無地で普段使いしないよそ行きワンピースが張り切りすぎずピッタリ。更に髪をセットし、パーティ用のバッグを合わせればいつもより少しドレスアップしたセミフォーマルに。
レストランやカフェということでカジュアルなものを想像する方もいらっしゃいますが、意外としっかりしたパーティ会場になっていることが多く、びっくりされる方もいらっしゃいます。普段着のようなカジュアルな格好はNG。レストランやカフェと言ってもいろんなタイプの会場がありますので、下調べしてから出席すると尚良いですよ。
すでに服装がお決まりの方は、結婚式二次会にこんな服装はあり?>をご覧ください。
居酒屋を貸し切ったり、カラオケのパーティスペースを使用した会場では、会費は大体¥2,000~¥4,000くらいになります。居酒屋とまでなると、さすがにドレスでは浮いてしまいますし、普段着で来られる方もいらっしゃるかと思います。普段着はあくまで最終手段とし、可能であればワンピースやセットアップのスーツなどで、普段着以上よそ行き未満を目指しましょう。
カジュアルなワンピースやスーツで。小物も一連パールなどかしこまり過ぎず、ちょっとパールが使われた普段使いも出来そうなネックレスやピアスがおススメです。冒頭の5つのNGマナーで紹介したサンダルやミュール、素足も場合によってはOKですが、避けた方が無難ではあります。
このようなカジュアルな場では、逆にフォーマルな服装や、和装などが浮いてしまうのでNGとなります。こういった二次会会場の場合、三次会に使われるケースや、挙式・披露宴とは別日に改めて小さなパーティをという形式で行われる場合が多いのでカジュアルな装いで出席できますが、万が一挙式・披露宴後に二次会として催される場合は、着替えを持参し、周りと合わせて選択することをおススメします。
すでに服装がお決まりの方は、結婚式二次会にこんな服装はあり?>をご覧ください。
最後に、結婚式や結婚式二次会のマナーを紹介するページはたくさんあり、皆さんもいろんなサイトを見て知識も豊富になった事と思います。
ただ、マナーを知るだけではやはりどこか不安ですよね…。本当にこの服装でいいのかな?本当にマナーってあるのかな?そんな不安を解消するには、実際に二次会に行った方々の服装をチェックするのが一番です!
ワンピの魔法では年間何千着ものドレスを結婚式二次会に送り出しています。また、利用して下さったユーザーの方々が毎回丁寧な感想をくださいます。
そんな生の声が気になる方は、結婚式二次会出席後の感想>をご覧ください。
2018年10月発売の、コーディネートの基本を一冊にまとめた本。ドレス定番の5つの色を中心に、ドレスと羽織、バッグ等の組み合わせを豊富な写真で分かりやすく解説。
また年齢ごとのおすすめコーデも紹介。ネットの情報を見ただけではよくわからない方には、本がおすすめ。初心者の方にぜひ読んでほしい、コーディネート本です。税抜き500円。